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1話 無菌室の乙女たち

苺山学園物語と世界軸が一緒です。内容が苺山学園1とかぶってます。
なんか無性にこの話を書きたくなったのですいません。






西暦2345年6月。
環境ホルモンの異常によって少子化と男の数が極端に減った世界。



───私立白薔薇聖女学園高等学校。



それは、学園の至る所に、様々な色の薔薇が咲き誇る美しい女子高である。

校名に白薔薇と名付けられているのは、白薔薇の比率が高いためなのだが、
その理由は白く穢れのない美しい薔薇のように生徒たちが育って欲しいとの願いが込められたものだ。

そんな白薔薇聖女学園なのだが、少子化の波に勝てず、存続の危機に陥っていた。
花も恥じらう乙女たちの楽園で、寄付も多く経済的にも裕福なのだが、やはり生徒たちがいなくてはどうしようもなかったのだ。

そこで学園はついに伝統と格式を破り、苦渋の決断をくだす。
それは金に飽かせて男子たちを大量に集め、共学にしようという案である。
なぜ女子ではなく男子を集めようと思ったのは、そこは学園のつまらない意地とプライドがあり、
どの学校にも数名しかいない男子を大量に入学させることによって、他の高校より優れていると誇りたかったのだ。



学園は様々な特権とお金を使い、全国から男子たちを集め始める。
そして集められたのは、1年から3年まで合わせて、なんと男子50名。この時代では前代未聞の数である。

世間からは、さすがは名門、白薔薇聖女学園と称賛を浴び、男子を取られていった他の高校からはずいぶんと嫌味を浴びた。

だが、白薔薇聖女学園の経営陣は満足した。
共学になったのは痛いが、これで他の高校より自分たちの格式が高くなったと証明できたからだ。


とはいえ、学園側にも悩みの種はあった。
無菌培養された美しい少女たちが、ちやほやされてきた男子たちと無防備のまま接触して、大丈夫なのか?という問題である。
なにせここは世間一般で言うところのお嬢様高校。
男の数が少ないこともあったが、白薔薇学園のイメージを守るためにも、性教育などまったく施していない。
そんな穢れのない花園に、穴があれば突っ込みたいと思うほどの性欲に漲った男子を解き放てばどうなるか。それは火を見るより明らかである。
美しい白薔薇はたちまち処女の血で赤く染まり、花びらは無残に舞い散るだろう。

そこで学園は激しい議論を戦わせたのち、男子たちの性欲を発散させる、ある決まりを作った。

それがお世話係法である。

クラスで1名女子を選び、その女子に男子の全ての欲望をぶつけさせて、他の女子を守る。
こうやって学園の治安とその他の女子生徒たちを守ろうとしたのだ。



白薔薇聖女学園。いったいこの法によって、どうなってしまうのか。
神のみぞ知る展開である。











5月某日──。

2年A組昼休み。屋上。

「おめでとう、沙希ちゃん。選ばれて良かったね」
「うん、ありがとう。亜美ちゃん」

私は仲のいいクラスメイトの亜美ちゃんと、屋上のベンチでお弁当を食べながら、今日クラスで決まったことで祝福を受けていた。
その内容とは、明日から自分たちのクラスに入ってくる男子たちの学園生活を手助けをする『お世話係』に決まったことだ。
白薔薇学園の歴史において始めて男子を受け入れるということもあって、お世話係の人気はすごかった。
なぜなら選ばれるのはクラスごとに1名だし、お世話係になれば栄誉だけではなく様々な特典が学園より与えられるからだ。
その例として言えば、放課後の掃除免除。単位の特別所得。年間を通して1週間のみ欠席を出席扱いにしてくれる特典。普通の生徒ならば喜んで手を挙げて立候補することだろう。

私は、ほぼクラス全員が手を挙げた中から先生に選ばれたことを思い出し、自然と笑顔になる。
そして、会話もそこそこにお弁当の蓋を閉めて昼食を終えた。
今日は午後からお世話係のみを集めた会議が行われる。そろそろ移動しないといけない。

私は授業をさぼれることを羨む亜美を宥めすかして、屋上から一足早く歩み出た。
いよいよお世話係としての第一歩だ。



七瀬沙希。16歳の高校2年生でクラスはB組。

それが私の名前と所属クラスだ。
容姿は、後ろ髪を肩に届くくらいに伸ばした黒のショートカットに、自分で言うのもなんだけど綺麗に整った顔立ちの少女。
可愛い系だと思ってる。性格は大人しいほうかな。

私がお世話係に立候補したのは、男の子というものに興味があったためだ。
ここは小中高と一貫した教育が売りの、全寮制の学園だ。
当然、同世代の男の子と接触することなど皆無であり、私だけでなくこの学園に通う女子も同世代の男の子などほとんど見たことがないだろう。
昔に比べて男の数は少しずつ増えてきたとのことらしいが、それでも男の子は私たちにとっては未知の存在。
いったい彼らがどんなふうに毎日を送っているのか、どんな食べ物を好みどんな話をするのか、いくらでも興味が尽きない。

本来こういう役割なんてとても自分から立候補などしたことなかったのだが、ちょっと勇気を出して思いっきって手をあげた。
異性と接触して自分の引っ込み思案の性格も少しは変わるといいなって自分で思ったからだ。
選ばれたときは自分でも信じられずに、少し呆然としてから喜びが溢れて嬉しかった。選ばれたからには一生懸命頑張ろうと思う。

私は、会議で貰った注意事項のプリントを胸に当て、グッと拳を握った。
明日は忙しくなりそうだ。



翌日──。

いよいよ今日転校生がやってくる。
私は気合を入れて、普段以上に身支度に時間をかけ、学園に行く。
いったいどんな男の子たちがやってくるのだろうか。不安よりドキドキ感のほうが強い。友達になれるといいな。

私は学園に着き、そのまま職員室に行く。
お世話係は職員室で男の子と合流し、一緒に教室に向かう予定になってるみたい。
私はここでクラスメイトたちより早く男の子たちと出会い、お話をするのだ。

職員室のドアを開け、担任の元に向かうと、担任の女教師が丁度良かったと言って席を立ち、隣の校長室から黒の制服を着た二人の男の子を連れてきた。

「七瀬さん、この子たちが今日から一緒のクラスになったから。挨拶をして」
はいと返事をして私は2人の男の子に向かって頭を下げた。

「な、七瀬沙希です。よろしくお願いします」

予め挨拶は決めていたものの、初めてみる同世代の男の子に出会い緊張して、もじもじと挨拶をする。
多分頬が赤くなってると思う。それほどドキドキしていた。

「高村真一です。こちらこそよろしくね」
「関原健太ッス。よろしく」

随分余裕がある二人の挨拶。
関原くんに至ってはシュタッ!と敬礼するように手をあげたのだから、私の緊張もほぐれて気が軽くなる。
なんか一人だけ舞い上がっちゃって恥ずかしくなる。より頬が赤くなって俯いた。

「じゃあ、授業に行くから教室に行きましょう」

先生がそう言い、私たちもその後について歩く。
廊下を歩いていると、関原くんが私に話しかけてきた。

「俺たちを迎えにきたってことは君がお世話係なの?」
「うん、そうだけど」

「へー」と言いつつ、なにやら私の身体を上から下へと舐めまわすようにみる二人。
少し気分が悪くなる。初対面なのに失礼だよ。

「ああ、ごめんごめん。お世話係ならお互いこれから仲良くやっていくわけだし、ちょっとした確認事項だよ。なっ、関原」
「そうッス。これから俺たちのことを面倒見てくれるわけだしね」

そう言って男の子は顔を見合わせニヤニヤする。
やっぱりなんだか嫌な感じだ。何か隠し事をしてるみたい。
さっきまで気さくで、いい感じの男の子だと思ったのに。

「つきました。男の子は私が呼んだら入ってきて」

教室についた私たちは、先生の指示に従い、自己紹介の流れまで済ますのだった。



・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・



「ねぇねぇ、転校生くんたちってどんな感じ?」
「ん、どうって言われても、あんまり話してないし……」
「えーそうなの~」

ホームルームが終わり、私は自分の机にやってきた亜美ちゃんに、男の子たちの感想を聞かれてた。
初めて男の子がクラスにやってきたということで、遠巻きに彼らを見ているクラスメイトだが、その目は興味津々だ。私と亜美ちゃんの会話に、聞き耳を立てている子が何人もいることから彼女たちの関心が高いことがよくわかる。
普段礼儀正しく、言葉仕草ひとつにとっても、気品溢れる彼女たちだから、未知の生物である男の子に話しかけるのが怖いのかもしれない。
私だってお世話係じゃなかったら自分から話しかけることなんて無理だと思う。

亜美ちゃんが私から情報を聞きだすのを諦めて、じっと男の子たちを見ていると、男の子たちは席を立ち
私の方に笑顔で向かってくる。
いったい何の用だろ。

「七瀬さん、ちょっと校内を案内してほしいんだけど、いいかな?」
「えっ、でもHRのあとはすぐ授業だよ」

お世話係としての予定では、お昼休みに男の子たちの校内案内をすることになっている。

「いいからいいから。俺たちすぐに案内してほしいわけだし。なっ関原?」
「そうッス。早く案内してほしいッス!」

まるで何年も一緒にいた親友のようなやりとりで私に迫ってくるふたり。
彼らは笑顔なんだけど、なんだかそれがとても嘘くさい。私が亜美ちゃんを見ると、いつのまにか亜美ちゃんは、遠くで親指を立ててグッジョブしてウィンクしていた。
あ~ん、もう肝心な時に役に立たないんだから。

私はお世話係の特権で、さぼっても出席扱いになるのを思い出し、諦めの溜息をついて立ち上がった。

「うん、じゃあ。校内を案内するね。ついてきて」



キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン。

授業の開始を告げる鐘が聞こえるなか、私は後ろに男の子を連れて校内を案内していた。
食堂や音楽室、そして体育館など、よく利用すると思われる施設の場所を教えてあげる。
彼らは連れて行くたびに「ふ~ん」「は~ん」とか気のない返事をして、あまり興味ないようだった。
私に案内させておいてそれはあんまりだと思う。

お世話係になったのだから怒っちゃ駄目だと分かってるのだが、注意くらいしたくなる。
普段は引っ込み思案の私でも、立候補したときに少しは勇気がついたのだ。
廊下を歩いている私は、意を決して振り返ると、後ろの二人はサッと下に向けていた視線を上にあげて私を見た。

「な、なに。どうしたの?」
少し動揺した様子で、高村くんが私に嘘くさい笑顔を向ける。やっぱり怪しい。彼らは何かを隠している。

「ううん、なんでもない……。ちゃんとついてきているかなって」
「そ、そう。じゃあ、今度はどっか人の少ないとこ行こ。ちょっと七瀬さんに色々学校の事聞きたいし」
「……うん、別にいいけど」

ちょっとずつ不信感が芽生え始めている私は、高村くんに警戒を隠して返事をした。
男の子ってよく分からない。案内させておいて熱心じゃなかったり、変なところで焦ったり。

私はリクエストに答えて、誰もいない2階の視聴覚室に案内すると、彼らに向き直った。

「それで……何が聞きたいのかな?」
「えっと、あのさ……、お世話係ってさ……。その、男の白い膿を吸い出してくれるってホントだよな?」
「本当だけど……」

なんだおちんちんから白い膿を吸い出してほしかったんだ。私は納得する。
実は男の子には、私たち女の子と違って、下半身におちんちんという肉の棒がついてるらしい。
それには毎日白い膿が大量に溜まり、ほおっておくとおちんちんが腫れ上がり、やがては壊死していくみたい。
そこで、お世話係に選ばれたら絶対に毎日しないといけない役目がある。それは男の子のおちんちんの底に溜まるという白い膿をお口で吸いだして楽にしてあげるという義務だ
何で女の子がそんなことをしないといけないのかがちょっと不思議だったが、学園がお世話係に課した義務だし、男の子の生態を知るチャンスだ。ぜひ見てみたい。

「ぼ、ぼくのちんぽから白い膿を吸い出してくれ!」
「は、はやく舐めてほしいッス!」

カチャカチャとベルトを緩め男の子が焦ったように制服のズボンとパンツを脱ぐ男の子たち。
様子がおかしかったのは白い膿を出したかったからなのね。
男の子がパンツを脱ぐと、そこからピョコンと大きなおちんちんが顔を出し、私はその大きさと形に目を丸くする。

(これがおちんちんなんだ……)

畏怖するように思わずひれ伏したくなっちゃう。なんだろう、この気持ち。
そっと手を伸ばして触れてみると、触れる前にビクンとおちんちんが跳ねた。

「ふぁ……」

よく見ると生き物のように脈打っている。ちょっと怖い。
高村くんの指示で、私はおちんちんを舐めやすいように膝まづかされる。
お世話係なのに指示されてちょっと悔しくなったので、私も勇気を出して、彼らの知らないことを教えてあげた。

「男の子には、こんな棒がついてるんだ……。でも、知ってる? 女の子は穴が開いてるだけなんだよ」

私が自分の知識をひけらかすように、少し胸を張って言う。
すると急に目の前のおちんちんがさらに青筋をたてて、ぐぐっとさらに上を向き始めた。いったいどうしちゃったの。こんなに腫れちゃって。

私が慌てて宥めるように、ふたりのおちんちんの棒の部分をそーっと優しく擦ると、男の子たちは呻き声をあげた。

「だ、大丈夫?」
「問題ないッス! 気持ちいい。最高ッス!」

そんなに痛かったのと心配げに言ったのに、関原くんから予想外の答えが返ってきた。
腫れものを触るとかなり痛がると思ってたのに、びっくりして隣の高村くんの顔を見ると、高村くんも気持ちよさそうな顔をしている。

(いったいどうなってるの? 熱もかなりもってるみたいなのに気持ちいいなんて……)

指でさするたびにビクビクしているおちんちん。先っちょの穴からネバネバな透明な液が出てくる。
なるほど……、確かにあんなにおちんちんが固く腫れ上がってるのが白い膿のせいなら、抜かないわけにはいかないのも仕方がないと思う。
ほっておくと大変なことになるのは誰にでもわかる。こんなになるまでほおっておいたのがむしろ問題。すぐに白い膿を出させないと壊死させて大変なことになっちゃう。

私は昨日の会議でおちんちんの扱い方についての説明を思い出した。

(えっと確かこうやって舐めるんだったよね……)

まず高村くんのおちんちんを優しく掴み、先端のツルツルした赤い部分をペロリとひと舐めする。

「うっ!!」

高村くんの背がピンとまっすぐになって顎が上にあがった。
私は大丈夫?と声をかけようと思ったけど、そんなことをいちいち言ってたら先に進まないと、続けてどんどん舐めた。

ぺろぺろぺろ♪

ソフトクリームを舐めるように舌を大きく動かす。関原くんが「俺も俺もー!」と言ってるが、まずは高村くんから白い膿を出させようと会議で習ったことを実践していく。
カリの溝の部分を丁寧に舌先で綺麗にし、唇を少し尖らせチュッ♪と亀頭に吸い付かせる。そして、棒の部分を握って一生懸命上下に動かした。

「どう、高村くん。出そう?」

シコシコさせながら、高村くんの顔を上目遣いで見る。
すると高村くんは、何かに耐えるようにコクンコクンと何度か頷いて、急に切羽詰ったように短く叫んだ。

「七瀬さん、白い膿がどんどん上に上がってきたよ。お口をあ~んってして!!」
「えっ……?」

これで白い膿出ちゃうの?少し拍子抜けしたが、私は言われた通り、口をあ~んと開けておちんちんの先っちょを口内に傾け、より一層シコシコした。

「あっ、出るっ、出るっ! もう我慢できない!! 七瀬さんのお口に出るっ!!」

どぴゅううううううううううううぅぅぅぅぅぅううう─────!!

おちんちんの先端から白い膿が大量に飛び出し、私の口の中に入っていく。
私はそれが一滴残らず出るまでシコリ続け、最後に口の中に溜まった白い膿を、プリントに書かれてあった通りゴックンしてあげた。

「どうなるかと思ったけど、最初にしては上手に出来たと思わない? こぼさなかったし」

あまりに上手くできたので、つい子供みたいに褒めてほしくなる。
ちょっと苦くて熱かったけど、一滴もこぼさずに綺麗に飲み込めたから嬉しい。きっと先生が見てたら100点満点くれたと思う。

だけど、高村くんは、まだまだといった風に首を横に振った。

「七瀬さん、手じゃなくてお口でシコシコさせて膿を出させるのが常識だよ。
それにほら、僕のおちんちんから白い膿がちょっと出てるよ。すぐに綺麗にしないと下に垂れちゃう」
「あっ!」

言われた通り、おちんちんの先っちょの穴を見ると白い膿がぷっくりと湧き出てる。
やっぱり私はダメダメだ。慌てて高村くんの亀頭の先っちょから出てる白い膿を舌でペロリと舐めとって顔を窺うと、
高村くんは笑顔でうんうんと指で丸を作ったOKをくれた。
良かった。これでお世話係の仕事をちゃんとこなせそう。
私は念のために、おちんちんの亀頭の部分を丁寧に舐めあげパンツの中にしまってあげた。腫れも引いてきたし、これで問題ないよね。

私は、こうして待ちぼうけをくらって、少し機嫌が悪くなった関原くんに謝り、同じように白い膿を出させてあげお世話係としての始まりをスタートさせるのだった。














                                             >>
  1. 2013/07/12(金) 00:01:30|
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ntr属性なのに超純愛ゲーをやって自己嫌悪になった男。リハビリのために小説を書いてます。
ほぼ賢者モードで書いてるので期待しないでください。

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