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モブの植木鉢小説館

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12話 夜

お見舞いから一夜明けた水曜日。
千早ちゃんは風邪だということで今日も休みだ。
多分慣れない生活の疲れが出て免疫力が落ちたんだろう。

僕は久しぶりに一人で学校に行く。
運動系の部活によっては朝練もあるらしいけど、うちはない。
でも試合近くになると、朝練をすると部室で着替えをしているときに聞いたことがある。
朝練が嫌ってわけじゃないけど、この筋肉痛がなおってからしてほしいと思ったりする。
足がぱんぱんだ。

教室に行くとなんだか自分が孤独に陥った気分になる。
千早ちゃん以外とはあんまり喋った事ないからクラスでは仲のいい友達というものが存在しない。
積極的に誰かに話しかけたいけど、他の人たちはグループみたいなのを作ってるから話しかけにくい。
やっぱりまりなちゃんたちのとこへ行こうかなって思ってると、
珍しくまりなちゃんの方から僕の机にやってきた。

「おはよう、健太。千早ちゃん大丈夫?」
「うん、熱は下がって来たけど、まだ安静にしてないと駄目みたい」

僕は答える。
隼人はいないようだ。

「隼人は?」
「ん、隼人は新聞部に行ってるみたい。取材とか言ってたかな」
「ふーん、新聞部も大変なんだね」

取材をこんな時間からするなんて思いもよらなかった。

「ほんと。急に呼び出されたみたいだからね。まあ取材を受ける方も都合があるんでしょうけど」

まりなちゃんも腕を組んで頷いている。

「そうそう、今日のお見舞いなんだけど、千早ちゃん何か食べたいものあるって言ってた?」
「いや、言ってないけどあんまりお土産を持っていったりしたら気を使うんじゃないかな」
「そっかなぁ……」
「そうだよ」
「んー、なんか健太って冷たい」

千早ちゃんの性格を考えて言ったつもりだったんだけど、
冷たい扱いされてしまった。

「でも明日か明後日には学校に来れると思うからホントにいいと思うよ。昨日よりはだいぶ楽そうだったし」
「そっかぁ、今はどうしてるのかな」 
「寮母さんが面倒見てくれてるよ。昨日も時々様子を見に来てくれたし、おかゆ持って来てくれたし」
「へー」

まりなちゃんがなるほどといった風に声をあげると、僕は話題をかえた。

「ところでさ、今日あたりまりなちゃんの部屋に行っていい?」
「ん、別にいいけど、どうしたの?」
「いや、寮母さんが千早ちゃんをよく寝かせてあげなさいって言うから」
「ああ、健太が帰ったら目が覚めちゃうってことね」

僕は素直に頷く。

「そういうことならいいけど、看病はいいのね?」
「うん、寮母さんが言ったことだし」
「わかった」

これで話しは終わった。




放課後、部活を終えた僕は、直接寮に帰らず体育館に来ていた。
まりなちゃんと一緒に帰る為である。
約束なんかしてないのだが、なんとなくまりなちゃんの練習しているところが見たかったのだ。

ジャージ姿のチアガール部の部員が10人くらい。体育館の隅の方でマットを敷いて練習している。
専門的なことは分からないが、組体操みたいなことをしているようだ。
僕が目を凝らすとまりなちゃんが名前も知らない子の上に肩車で乗っていた。

さすがに練習中なので声をかけるわけにはいかず、練習が終わるのを待つ。
僕の部活も終わったし、すぐ終わるだろう。

体育館で活動していた他の部が片づけを始めるのを横目で見ながら、
まりなちゃんを見ていると、先輩らしき人が手を叩いてみんなを整列させる。

どうやら終わったようだ。
みんながマットを片づけを始める。

僕は体育館の中にはいると、まりなちゃんに近づいていく。

「まりなちゃんお疲れ様。ちゃんと練習してたね」
「あっ、健太。練習見に来てくれたの? 声かけてくれたらよかったのに」
「いや、練習邪魔したら悪いから」

体育館の床を拭くモップを持っているまりなちゃんが嬉しそうに笑顔になると、
僕も釣られるように自然と笑顔になりながら、用件を言う。

「一緒に帰らない?」
「うん、いいよ。掃除と着替え済むまで待っててくれる」

頷く僕を見て、まりなちゃんは慌てたように掃除を始める。
多分、早く終わらせて僕と帰りたいんだろうけど、急ぎすぎて失敗しないかな。
懸念をよそに無事掃除が終わると、まりなちゃんは更衣室に行くらしいので僕もついていく。
途中先輩らしきひとから部活に勧誘されたけど、もう部活に入ってると言って断った。

僕チアガールに向いてないと思うんだけどなぁ。


まりなちゃんの着替えが終わり僕はまりなちゃんと一緒に帰り道を歩く。
そういえば、こうやってふたりで帰るのは久しぶりだ。
なんだか懐かしい気持ちがよみがえってくる。

「こうしてふたりで帰るのって久しぶりだね」

まりなちゃんもそう思ってたのか、隣にいる僕に話しかけてくる。
僕は短く頷きながら言った。

「中学に入ってから忙しくなったからね。毎日遊んでたのにそうもいかなくなったし」
「うん、これも部活と宿題のせいだ」

まりなちゃんは笑う。
夕日のせいで眩しく見えた。

「まりなちゃん、今度遊園地でもいかない?」
「うん、前に一緒に水族館いったもんね」
「そうだね。あれは修学旅行だったけど」

と、思い出したようにまりなちゃんが鞄にぶらさげてるキーホルダーを僕に見せてくれた。

「あっ、これって……」
「うん、健太に貰ったやつ」

心が弾んで嬉しくなる。
ちゃんと大事にしてくれてたんだ。
昨日感じた心のモヤモヤの霧が晴れた気がする。

「じゃあ、いつ行く? 今度の日曜?」
「そうね。千早ちゃんが良くなったらね」

なぜか2人きりじゃなかったことにガッカリしながら、僕は頷く。
とにかく一緒に行こう。そしたらまた元気に一緒に遊んでいたあの頃に戻れるはず。

僕たちは、まりなちゃんのB棟に入って行った。




まりなちゃんと隼人の部屋に行くと、隼人はもう帰ってきており僕に「よぉ」と挨拶をした。
僕は挨拶を返しながら中に進むと、ひとつのベッドに枕が二つあって、そちらに視線が行く。
なんだろう。まさかふたりで寝てるんだろうか?

「これね。寝てたら隼人が私の布団の中に潜り込んでくるのよ。しかも素っ裸で」

僕の視線に気づいたまりなちゃんが呆れたように腰に手をやって隼人を見る。

「仕方ないだろう。寂しいんだから」
「寂しいって、もう中○生でしょ。それから寝てる時に私のパジャマを脱がしておっぱいを吸いに来ないで」
「えー隼人っておっぱい吸ってるんだ」

僕は驚いて隼人に視線を送る。

「うん、私が熟睡してるときに布団に忍び込んできてパジャマのボタンを外していつのまにかおっぱい吸ってるの。おかしいでしょ?」
「べ、別にいいだろ、減るもんじゃないんだし。母親が恋しいんだよ」
「何が母親が恋しいよ。わたしは隼人のママじゃないんだから」

隼人はふてくれされたようにそっぽを向く。

「そういえば隼人のお母さんってどんな人なの?」

僕は話の流れで気になり隼人に聞くと、隼人は少し声を落として答えた。

「……知らないな。物心ついたときには俺は一人だったんだ」
「あっ、ごめん。変なこときいて」

僕は慌てて謝る。

「別にいいさ、慣れたしな」

わずかだがしんみりする空気。まりなちゃんはその空気を打破するように溜息をついた。

「仕方ないわね。たまにだけど吸わせてあげるわよ。それで寂しさが紛れるんだったらね」
「マジか。おっぱい吸ってると落ち着くんだよな。助かるぜ」
「毎日じゃないわよ。たまにだからね!」
「わかったわかった。たまにチュウチュウな!」
「なにその言い方、やっぱやめようかな」

苦笑するまりなちゃんと喜ぶ隼人。
僕は空気がまた明るいものになったのを喜びながらも、
またどこか寂しさを感じていた。



「それでさ。取材に行ったんだけど、その先輩がまた気難しいもなんの。俺の質問には答えないし、ウチの部の先輩と険悪な空気になりかけるし大変だったぜ」
「へー、そんな先輩もいるんだね」
「ああ、だから放課後も話の続きを聞きに行ったら、話どころか無視されたんだよ」
「そうなんだ」

隼人と話しだすと、どこか遠い存在になるまりなちゃん。
ふたりが話す横で相槌をうつことしかできない。

「おい、どうしたんだ、健太。さっきから静かみたいだが」

話しに入って来ない僕を心配したのか、隼人が話しかけてくる。
まりなちゃんに先に声をかけてほしかったと思うのは僕の我儘だろうか。

「いや、なんでもないよ。新聞部が思ったより大変みたいでびっくりしただけ」
「そうか」

隼人は少し首を傾げたが、再び話を始める。

「まぁ、新聞部は真実を追求するあまり恨まれてるとこあるからな……。
ああ、それで思い出したんが今度部活の取材にも行くからチアガール部も取材させてくれよ。校内新聞に載せるからさ」
「うん、大歓迎。チアガールの格好して待ってるから来る日を教えてね」
「わかった」

結局僕はろくろく話に参加できないまま、夕食の時間になったので自分の寮に戻った。
まあ、こういう日もあるよね。

そう自分に言い聞かせることにした。
















健太が帰ったあと、私は夕食を食べ宿題やお風呂など終わらせるとベッドで寝ていた。
初日から隼人が私の布団に忍び込んできたが、基本別々の布団で寝ている。
枕が二つあったのは私が熟睡したことを見計らって隼人が入ってきているのだ。

(今日は入って来ないでしょうね)

部活で疲れている私はウトウトしながら隣のベッドに視線を送る。
部屋は真っ暗だが、暗闇になれるとうっすらと姿が見える。
隼人はちゃんと寝てるみたいだ。身動き一つしない。

私は今日は大丈夫と意識を闇に落とした。

それから数時間経ったあとだろうか。
私は不意に自分のパジャマのボタンが外されていく感触で目が覚めた。
隼人がまた、いつのまにか私の布団の中に入ってきている。そしてパジャマを脱がせようとしている。
いつのまに入って来たんだろうと呆れながらもほっておく。
母親の話をしたから甘えたくなったんだろうと今日は寝たふりをして許すことにしたのだ。

ぷちぷちぷち……スルッ……。

ボタンを外し終わりパジャマの前が左右に広げられておっぱいが丸出しになる。
私は苦しいのが嫌いなのでノーブラで毎日寝ているのだ。
胸がスースーするのを感じながら、じっとしていると、生温かい息が乳房全体にかかり、ゆっくりと乳首にぬるりとした感触がまとわりつく。

間違いなく舐められてる。乳首を吸われている──。
唾液が乳首をコーテングするなか、ムクリと乳首が大きくなっていく。
私は恥ずかしかったが、気持ちいいので身体が反応してしまう。

それにしても隼人は乳首をいつも変な風に舐める。
舌で乳首を転がしたり、甘噛みしたり、おっぱいを吸い伸ばすようにしたり、
おかげで寝たふりをしている私の口から思わず甘い声もあがったりもする。

私が寝たふりをしていることをいいことに、乳房を揉み下し、乳房を強くチューチュー吸い上げる隼人。
こんなに強く吸われたら乳首が伸びちゃいそうで怖くなる。
微かに喘ぎ声が出るのを自覚しながら、私は止めることもなく快楽に身を委ねいく。

乳首を指でこねられ、ピンと弾かれる。
そして再び舌でねぶられる。

いつもならおっぱいに吸い飽きたら眠ってしまうはず。それまでじっとしていればいい。

だけど、今日はそれだけで終わらないようだ。
隼人の舌がツーと乳房からおへそまで這わされ、ゆっくりとパジャマズボンも脱がされる。
おちんちんが大きくなったから入れたくなっちゃったんだろうか。
私は起きようか迷ったが、母親の話も聞いていたぶん、今日だけは特別と寝たふりを続行する。

それをいいことに隼人は私のバジャマズボンとパンツを脱がすと、私の足をM字にする。
私は入れられちゃうと思いながら、その時を待った。
しかし隼人は予想外の行動を取る。
なんと隼人は私のおまんこを舐めはじめたのだ。

ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ……。

生々しい水音が聞こえ、全身を貫くような未知の快楽に大きな声をあげそうになる。
そこは汚いと言いたいのに、気持ち良すぎて言い出せない。隼人は指で私のおまんこのビラを捲って丁寧に舐めていく。
そしておまんこの突起に舌が触れると、もう私は声を抑えきれずに大胆に喘いでいた。

「ぁ、ぁっ、あっ、おまんこだめ、そんなに舐めちゃだめ……」

艶の入った私の声。隼人はその声を聞くと、突起を集中して舐めだし、
私の頭はおかしくなりそうだ。

「い、いれて……」

それから逃れる為に私は自らおちんちんをせがむ。

「……おちんぽみるくほしいか?」
「ほしい! だからおちんぽ入れて、突きまくって!」
「いいだろう」

逃れる為に言った私の言葉に満足したのか、股が緩みまくった足から隼人の手が離れ、
ゆっくりと固くて大きいおちんちんが私の中にズブズブ入ってくる。

それはとても元気で、なぜか私を安心させ、幸せな気持ちにさせる。

(やっぱりこれよね……)

おちんちんが自分のおまんこにどんどん入ってくるのを感じながら熱い吐息を漏らす。
もうじきおちんちんが根元まで全部入って、浅く突いたり深く突いたりしてリズムを作っていくだろう。その時になぜか私は完全に満たされるだろうと感じる。
ゆっくりとおちんちんが動きだし、私の奥にぷにゅぷにゅとくっつく。
なんだか優しい気持ちになる。おちんちん頑張れーって応援したくなる。チアガール部に入ってるからかもしれない。

私に覆いかぶさった隼人の腰が早くなり、ギシギシとベッドが軋む音を耳に入れながら、リズムよく喘ぎ声をあげる。
もうすぐ頭が真っ白になる。
気持ち良さの限界を超えた真っ白な世界へ。

悦びの感情がどんどん膨らむなか、私のおまんこの中にあるおちんちんがぷっくり膨らんだ!!

「やべぇ! 出るっ……」

少し悔しそうな声を出して隼人のおちんちんが私の一番奥に、くにゅっ!とくっつき、
隼人の厚い胸板に私の乳房がぐにゅと押しつぶされた。


どぴゅっ!どぴゅっ!ぴゅるるるるるるるぅぅぅううううう~~~~~


熱い蒸気が噴き出したとも思えるトロリとした熱いおちんぽみるく♪
それが私の大事な子宮というカラッポの穴に入り込み、私の一番大事なところを真っ白に染めあげる。
ここは赤ちゃんを育てる部屋だというのに、なぜかおちんぽみるくを入れられて幸せ。
子宮も喜びで震えちゃう。

私は隼人の首に手をまわしながら、頬を緩めた。



















                                            <<  >>
  1. 2014/05/04(日) 00:00:01|
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ntr属性なのに超純愛ゲーをやって自己嫌悪になった男。リハビリのために小説を書いてます。
ほぼ賢者モードで書いてるので期待しないでください。

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