閉ざされた宿泊所の一室。
健太が汗だくで息を切らせながら走ってる間に、冷房のよく効いた室内で隼人と千夏の公開生子作りが始まろうとしていた。
「千夏、陸上部のみんなの手本になるように最高の腰の運動をしようぜ」
「ええ」
前を向いた千夏は、少し顔を傾け隼人の方を向くと、前傾姿勢になりお尻を後ろに突き出す形になる。
全裸の隼人は千夏のお尻の後ろで膝立ちになると、千夏の丸い美尻を両手で掴んで、勃起ちんぽをおまんこの入口に押し当てた。
「入れるぞ」
「………」
繰り返されてきたこの行為。
みんなの視線がおまんことちんぽに集中する中、ゆっくりと隼人と千夏がひとつになる。
隼人はカメラのレンズがちゃんと自分たちを映してるのを視線で軽く確かめると、腰を突き出し千夏のお尻に深く密着させた。
「よし、根元まで挿入。もう他のものが入る余地ないぜ」
千夏に言い聞かせるように言うと、固唾をのんで見守ってる周りの部員を見渡す。
「これが練習の基本だ。まずはちんぽを根元までおまんこに入れさせて、ちんぽとまんこをよく馴染ませるんだ。わかったな?」
「「「はい!」」」
前をまっすぐ向いて隼人にお尻を提供している千夏と、部屋の隅にいる美奈を除く全員が元気よく返事し、隼人はニヤリと口の端をゆがめる。
返事をしなかった千夏はいったいどんな気持ちなのか。
陸上部の部長としてこの事態を防げなかった自分。健太が必死で頑張ってくれたというのに、部員全員を隼人の肉便器に変えようとしている。
子宮に精液を放たれる結果何が起こるのかは完全に確信していないが、千夏はこれまで新聞部が発行したチアガール部、謎の大量妊娠記事と、自分の膣に隼人がちんぽを深く入れて射精することに固執してることから薄々は察している。
多分、自分の予想が正しいならこの合宿が終わってから陸上部の部員のお腹が膨れはじめ、最終的に妊娠という形になってボテ腹になるだろう。
つまりちんぽというのはおまんこを持つものを妊娠させるものであり、あの射精したあとに出るネバネバの白い液は、赤ちゃんの素なのだ。
千夏は、前を向いたまま大きくなったお腹を愛し気にさする自分を想像して、背筋をゾクゾクさせる。
母になるという覚悟はまだしていないが、あれだけ隼人と交わったなら合宿が終わるまでに覚悟を決めないといけない。
今更やめてくれと言っても無駄だろう。
陸上部のみんなをすでに巻き込んでしまったし、何よりも身体が隼人のちんぽを欲しがっている。
とても拒否する言葉なんか出ようがない。
隼人の腰がゆっくりと動きはじめ、千夏の口から自然と「あっ、あっ、あっ、」と小さな喘ぎ声が漏れ始める。
隼人はみんなの前で最高の運動をしようと言った。
それは自分を妊娠させる宣言であり、隼人はカメラの前でしつこいほど種付けするだろう。
もう逃げられない。
自分が本格的に意識した子作りは始まってしまった。
なら行きつくとこまでいくしかない。
隼人の赤ちゃんを産む。
隼人が気持ちよく射精して、自分も気持ちよくなって赤ちゃんを孕む。
チアガール部のみんなが孕んでも知らん顔している隼人の事だから、ちょっと悲しいけどこれも隼人に屈した自分の運命。
陸上部のみんなもママになっちゃうけど、これだけ気持ちよくなって赤ちゃん作れるんだからみんな許してくれるはず。
パンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!!
一心不乱に力強く自分のお尻に腰を叩きつける隼人。
みんなが
「すご~い!」
「はげしい!」
「千夏先輩のおっぱいぶらぶら揺れてる~」
とか、好き勝手に感想を言ってるけど、自分の番が終わったら次は彼女たちの番だ。
股を開いて突きまくられたり、隼人にまたがって腰を振ったりして知らずに種付けされちゃうのだ。
そういう点では意識しながら赤ちゃん作っちゃう自分がちょっと優越を感じちゃったりするけど、結局自分の意志を無視して孕まされちゃうんだがら一緒なのかもしれない。
千夏はそこでいったん思考を止めると、下半身に意識を集中させる。
隼人は膣内でちんぽを高速で出し入れさせて、楽しんでいた。
お尻を鷲掴みにしてキツツキのように腰を振っている。
スイッチを入れ替えたせいで、思考を埋めるように激しい快楽が押し寄せ、
「あぁあああぁ~~~~♥♥♥」
と、自分でも出したことのないような堕落しきった嬌声をあげてしまう。
ドッと上がる部員たちの歓声。
何人かの部員が股をまさぐり、胸に手をやって自分で自分を慰め始める。
隼人はそんな中、突きのスピードを緩めずに「はっ!はっ!」と陸上選手が吐く呼吸のように、おまんこでおちんちんをシコシコさせて射精しようとしている。
意識下ではピンクの膣肉が粘り気のある液体を出しながらちんぽをキュウキュウ締め付け、よりひとつになろうと頑張っている。
「あっ、あっ、ちんぽぉ……」
本気の子作り中の隼人の前で、千夏ははしたなく舌を出して尻を震わせる。
ずぷ、ずぷ、ずぷぅ……ズプゥッ…!
突きの質が叩きつけるものから、奥に行こう行こうとするものに変わる。
それはとても千夏好みの突きだ。
「ちんぽぉ、すきぃ~。もっと!もっと!」
千夏も隼人に合わせるように犬のように「はっ!はっ!」と荒い息を吐いて、リズムを合わせ最後の時に備える。
「はっ!はっ!はっ!」
「はっ!はっ!はっ!」
絡み合う全裸の隼人と千夏。
湯気が出そうなほど千夏が荒い息を吐き、ロケットおっぱいがこれ以上にないくらい激しくぶらぶら揺れて
隼人は歯を食いしばって射精に耐えるように鷲掴みした尻肉に力を入れて左右に押し開いた。
ズプゥゥ!!
最後の一突き。
ぶるぶる震え出した隼人の身体。
左右に尻肉が拡げられたことにより、ちんぽが深く突き入れられ亀頭が子宮口に子宮への道をもっと開くよう合図を送る。
激しい突きから一転、小刻みな腰の振りが始まる。
今度は千夏がお尻をヒクヒク震わせて、らぶらぶな求愛を隼人の睾丸に送る。
鼓動までも重なり合いそうな刹那のとき。
隼人は視線を千夏の真っ白なお尻に落とすと、口元をこれ以上にないほど吊り上げた。
どぴゅぅうううぅううううううう───♥♥
びゅびゅうぅうううううぅううううううううううう~~~♥
「あんっ♥」
千夏の漏らした一声が千夏の気持ちを表していただろう。
隼人が忙しなく腰を小刻みにヘコヘコ振り、千夏は顔をしっかり上げて満面の笑みになる。
その笑みは母になる覚悟が決まった優しい顔であり、自分のお尻を掴んで、一生懸命種付けする隼人への愛しさでもあった。
「どんどん出していいからね♥」
「言われなくてもそのつもりだって!」
腰を振るたびにどぴゅ♥どぴゅ♥と精子が膣奥に吐き出され、母になる確率が高まっていく。
子宮が出された白い液で埋まり始め、充足感を覚え始める。
みんなの前で公開種付け♥
みんなの視線を浴びて、千夏も身体を震わしてイってしまう。
どぴゅっ!どぴゅっ!ぴゅっ、ぴゅぅうううぅぅぅ……
千夏はじっと動かずしっかりと種付け射精を受け入れ、隼人は陸上部のみんなやカメラの前で、ヘコヘコと腰を振って千夏を孕ませようとした。
─────
(部長と隼人さんすごい。いつまであの運動するんだろ。かなりしんどそうなのに……)
最初の射精後。92点をつけられた後輩である自分の前で、千夏先輩と隼人さんはまだ交わっていた。
自分の時はすぐ終わったが、二人の交わりは終わらず、むしろ本格的な絡みつくような運動に変わってきている。
チロチロと隼人さんが千夏先輩の突起した桜色の乳頭を舐めまわしたと思ったら、次の瞬間には口を大きく開けて舌先を絡ませて唾液の交換をしている。
しかも絶えずおちんちんはおまんこの中に入っており、時折微妙な痙攣を起こして白い液を中にグッグッ!と送り込んでいるようだった。
今の体位は正常位と言うらしく、千夏先輩は股をだらしなく開いて隼人さんを股の間に受け入れていた。
「私たちのこと目に入ってないみたいね」
「うん」
隣で体育座りしていた友人がポツリと感想を漏らし、自分も同意する。
あれだけ相性が悪いと思ったのに、今ではこれ以上にないくらいのベストパートナーみたいに見えるから不思議だ。
ふたりの目には自分たちの姿は入らず、ただお互いを求め快楽をむさぼり、まるでこれが練習であることを忘れているようだった。
「みんなおかしいよ、隼人の言いなりになって」
「美奈ちゃん?」
部屋の隅にいた美奈ちゃんの方を振り返る。
「みんな隼人に騙されてる。健太があんなに頑張ったのに……」
「美奈ちゃん……」
悔しそうに俯いた美奈ちゃんに、自分はなんとも言えない気持ちになった。
確かにそうだ。健太さんがあれほど頑張ったのに、それを忘れたかのようなこの行為。
健太さんが炎天下で苦しそうに走ってるのに、目の前のふたりは気持ちよさそうに肌を重ねて情熱的に見つめあって腰の運動をしているのだ。
これを気の毒に思わない部員はいないと思う……、たぶん。
目の前で、また隼人さんが腰をぶるりと震わせて、部長のおまんこに白い汁をドクドクと気持ちよさそうに出し、カメラに向かって
「千夏のまんこ気持ちいい~」
と、ピースサインをしていた。
「全部あいつのせいだ。健太がこんな目にあってるのも」
「あ゛ー、まだまだ、まんこ突きたりないぜ!」
「あぁ……」
再び振られる隼人さんの腰。
千夏先輩は四つん這いになって腕を隼人さん後ろに引っ張られてパンパン!されている。
おかげで突かれるたびに、おっぱいが『ぶるん!ぶるん!』激しく揺れ、部員たちの目をうっとりさせていた。
「あんな奴いなくなっちゃえばいいのに……」
「ぁ、ぁっ、あっ、あっ!あっ!」
突きまくられ、喉を逸らして、喘ぐ千夏先輩。
トロンとした表情はいつもの凛々しい部長と大違い。
突起した桜色の乳首を見せつけながら乳房を気持ちいいほど大きく前後に揺らす。
自分も股がさっきから疼いて仕方がない。
美奈ちゃんが傍にいなければ、他のみんなみたいにオナニーをしてるかもしれない。
「またザーメンが上がってきたぞぉおおおおおおお!!」
「出して!出して!早く中に出して!私をイかせてぇーー!!」
数人の子が絶頂に達したように身体をビクビクさせはじめた。
他の子も続々とイッている。
「健太ぁ、早く帰ってきてよ……」
「これが最後だぁ!千夏ぁ!!おまえのおまんこは俺のモノだぁああああああああ!!」
「ああぁぁぁっ~~きちゃう!真っ白いの、いっぱいおちんちんから出てきちゃうぅ~~~!」
(ああ、ふたりともほんとに気持ちよさそう。
この練習早く私もしたい……)
隼人さんの腰が高速で振られ、千夏先輩のお尻に激しく叩きつけられる!
もう自分も我慢できない。美奈ちゃんには悪いけど、他のみんなと一緒にオナニーしちゃお。
「ああぁ──、イクぅうううううう~~~!」
千夏先輩が、幸せの絶頂みたいな声で叫んだ。
そして……
どぴゅっ!どぴゅっ!どくどく、どぴゅぅううううう───!!
どぴゅるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅ──♥♥
バイクでウィリーするみたいに千夏先輩の上半身が浮き上がり、隼人さんは真っ赤な顔でうめき声をあげた。
間違いなくまた出した。
千夏先輩のおまんこにザーメンっていう白い液を──。
部長を屈服させ、夢中にさせるあのネバネバの濃い白いみるくを。
出し終え、開放された千夏先輩はぐったりと床に倒れ込む。
だらしなくポッカリと開いたおまんこからは湯気が出そうなほど熱いザーメンがゴポリと溢れ出しており、床にトロリと流れ落ちて、みんなの視線を集める。
そしてみんなの視線が集中するなか、隼人さんは立ち上がると、ふいに自分と視線を合わせ近づいてくる。
「……?」
股を開いたままアソコを弄ってる自分。
見上げる形になりながら隼人さんの顔を見ると、隼人さんは当たり前のように自分に圧し掛かっておちんちんを挿入してきた。
「次はおまえのまんこで腰の運動するぞ。たっぷり中に出してやるからな」
返事を聞かずに腰を振り出した隼人さん。
なんの感情もなく自分はそれを当たり前のように受け入れる。
気持ちよさが延線するように伸ばされ、彼の首に手を回してしがみつく。
ズポズポされる潤んだおまんこ。おちんちんが容赦なく中のお肉を使ってシコシコし始め、快楽のレベルがどんどん上がっていく。
みんなの羨ましさの籠った視線を浴びながら、美奈ちゃんの言う通り陸上部は隼人さんに支配されたと思った。
◇
「お、終わった……」
ようやくランニングをやり終えた僕は、膝に手を突いて荒い息を吐く。
この暑さで最後の方は自分が生きてるのか死んでるのかわからないくらいフラフラになったが、ようやく走り終えた。
僕はグラウンド脇の水道で水をがぶ飲みすると、激しく動悸する心臓に休息を与え荒い息を落ち着ける。
(何分くらい走ってた?)
腕時計を見たが、いつから走ったか覚えてない。
それほど疲れた。
この暑さで30週は言うほど簡単ではなかった。
ある程度疲労が回復した僕は、重い足を引きずり校舎にいるだろう皆のところに向かう。
隼人なんかを特別コーチなんかにしちゃ駄目だ。
千夏先輩を説得しなければならない。
僕は、時折足を震わしながら、宿舎の中に入った。
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- 2017/01/22(日) 03:02:37|
- 小説
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