季節は5月中旬。
この頃になると新入生は学園に慣れ、おおいに交尾に励んでいることだろう。
それを証明するかのように、学園のあちこちから新入生の喘ぎ声や射精する喜びの雄叫びが聞こえてくる。
だが、中にはそんな性の饗宴に加わらないものも出てくる。
その者たちは人間関係をわずらわしく思っているものたちだ。
やはり性交するにも人と人との付き合いがあり、
ある程度仲よくないと出来ない。それに一度交わってしまえばその後の付き合いもある。
そのものたちはそんな人間関係をわずらわしく、面倒に思っているのだ。
学園側としては、このような生徒が現れることは問題であり、すぐさま解決しないといけない懸念事項である。
なぜならこのような生徒がいることによってクラスの雰囲気が冷めたり、それが生徒間に伝染しないとも限らないからだ。
そしてそれを解決するために美化委員会により考え出されたのが、目隠し交尾システムである。
女子生徒がトイレに開けられたお尻の形をした壁に自らのお尻を深く突っ込んで男子トイレ側に突出し、
男子生徒がそのお尻を掴んで立ちバックでザーメンをおまんこの中に射精する仕組み。
接触部分を女子生徒のお尻と男子生徒の腰の部分だけにすることによって、人間関係に関係なく気軽に交尾ができる画期的なシステムだ。
男子も女子も相手が誰だかわからず交わり、そして最後に妊娠する。
子作りを推奨している学園側にとってはいいことづくめである。
しかもこうすることによってオナニーの回数も減少し、紙も消費しないようになるので、美化委員にとっても校内のゴミ削減の目標達成につながるのだ。
とはいえ、このシステムに批判があるのは確かだ。
これではまるで美化委員の女子は、ただの男子の都合のいい肉便器ではないか!という訴えである。
確かに男子トイレには便器の代わりに女子たちのお尻が規則正しく突き出されており、それが肉便器に見えなくもない。
現に男子たちは壁に突き出された女子たちのお尻を掴んで、次から次へと入れ替わり立ち替わり用を足すように膣内射精しており、その扱いは公衆肉便器そのものだ。
しかしながら、いつでも気軽におまんこに射精できるこの肉便器システムは男子たちに人気であり、またM気質を持つ女子たちの間でも密かにブームになっているため、なかなか廃止されそうにない。なので廃止派は、歯ぎしりしながらこの現状を見守っているというわけである。
入学して5日目のティアナは、同じ美化委員だという千夏と一緒に美化委員の仕事をするために、校舎の端にある女子トイレに向かっていた。
この時点でティアナはなんの仕事をするか分かっておらず、ゴミ拾いか掃除でもするのかと気楽に考えている。
「千夏、あのトイレを掃除するの?」
女子トイレが近づくにつれ、ティアナが千夏に問いかける。
教室からかなり離れた場所。男子が先ほどから数人やってきている以外は静かなものだ。
「うん。女子トイレで美化委員の仕事するからティアナちゃんも見ててね。初めてだろうし」
「うんわかった」
そしてティアナたちは西館のトイレに着いた。
西館1階の女子トイレ。
そこは、青白いタイルと白い壁に囲まれた女子トイレとは名ばかりの便器がないトイレだった。
3つばかり個室があるのだが、そのどれにも便器がない。
いや、正確には便器があるのだが、それは女子が用を足すためではなく、男子が用を足すための便器があるのだ。
つまり、男子トイレ側の壁に一定の間隔でお尻1個分くらいの穴が開いており、便器用と書かれた文字がすぐそばの壁に見える。
その穴に女の子がお尻を入れて男子を待ち、向こう側の男子が突き出たお尻を使って溜まったザーメンを処理するのだ。
すでに先に来ていた3人の女子生徒が横に並んでお尻を突っ込み、顔を赤く染めながら小さく「ぁっ、ぁっ」と喘いで身体を微妙に揺らしていることから、こんな信じられないことをするのも、やはり常識らしい。
目が点になり、石像のように身動きが取れないティアナ。
まさか美化委員の仕事がこんなことだと思ってもいない。
隣の千夏が、そんなティアナを尻目にパンツを足首までおろし、ティアナの注意を惹くと、壁にあいた穴にお尻をスッポリはめた。
「ティアナちゃん美化委員のお仕事の手本を見せるから見ててね。…んっ……」
しっかりお尻を穴にはめた千夏が身体をくの字の体勢にし、じっとする。
それをボーと夢心地で見るティアナ。
そして暫くすると、千夏の身体に変化が現れた。
千夏の身体全体が突如大きく前にぶれ、続けて微かにグラグラ揺れ始めたのだ。
パン!パン!パン!パン!パン!パァン!
規則正しく突き出したお尻から波紋が広がるように揺れ動く千夏の身体。
千夏のお尻がどうなってるかは壁に遮られて見えないが、千夏のうっとりした顔と、壁の向こう側から聞こえてくる肉音を聞けば、何が起こってるのかはまる分かりだ。
「ねぇ分かるティアナちゃん? これが美化委員のお仕事なの。難しいことは考えなくていいから、ティアナちゃんもお尻を壁の穴に突っ込んで。
そしたら全部向こうがやってくれるから。簡単でしょ?」
赤坂千夏という少女は大人しく、雰囲気も言動も可愛らしい、おっとりした少女だ。
天野さんや自分とは違う、決められたことに素直に従うタイプ。
口数もそれほど多くなく、ただ相槌をうったりすることも多い。
しかしながら、その性格ゆえか母性本能が強いらしく、自分を求めてきた男子を甘やかすようにして中出しさせてあげることが多い。
千夏の形のいい安産型のお尻は男子に人気で、同じ班の優斗などは毎日利用していると天野さんから聞いたことがある。
つまり男子トイレに突き出された千夏の安産型のお尻は、男子にとってはたまらない肉便器であり、まさに千夏の天職と言えるのだ。
「さぁ早くぅ…ティアナちゃんもお仕事ぉ」
頬を赤らめて甘い声で誘う千夏に、ティアナは汗を浮かべながら少し後ずさりをする。
確かにティアナは、入学してから優斗と信也にえっちを許してしまったが、それでも不特定多数の…、ましてや顔も知らない男子の肉便器になるなんてとんでもないことなのだ。
「え、えっとボクは……」
必死で言い訳を考えるティアナ。
このままでは美化委員のお仕事をやらされ、誰とも知れぬ男子に犯されてしまう。
千夏の身体が激しくぶれ、頭がグラグラ揺れる。
クライマックスが近いようだ。
ティアナはそんな姿を見ながら苦し紛れに逃れるように言った。
「他に美化委員の仕事ないの? ボクはそっちをするよ」
その直後。
千夏の身体がパン!という音と共に大きく撥ね、静かになった。
「この子いっぱい出してる……」
千夏は微笑みながら顔を左に傾け、壁の向こうの見えないお尻に視線をやるのだった。
◇
問題児の名前は白木明。ティアナの隣のクラス。1年2組の男子生徒である。
あれからティアナは、なんとかその場を切り抜けると、新たな仕事を美化委員の上級生に与えられた。
それは、性行為にほとんど興味がない、この明という少年を正常な生徒にするという命令だった。
もちろん正常というのは新人類で言うところのセックス大好き人間のことである。
この学園に入って分かったことなのだが、学園には大きな目的がある。
それは、新人類の繁殖だ。
実は、新人類は旧人類より妊娠しにくい。
新人類と呼ばれる彼らは、通常の人類より高い身体能力と寿命を持つ。この地球上の生態系では頂点に位置する存在と言っていいだろう。
だが、それ故に彼らは数を増やしにくい。
小さな魚は大量の卵を産む。それは彼らが生態系の下層に位置し弱い存在だからだ。
逆にライオンなど強いものは一度に産む子供の数は少ない。それは生態系の上位に位置し、死ににくいせいだから。
つまり、新人類が増えにくいのは彼らの地位を脅かす天敵と呼ばれる存在がいないせいなのだ。
授業で性教育が多いのも、全て新人類の数を増やすためである。
気に行った異性が学園にいれば、じゃんじゃん子作りし妊娠させなさい(しなさい)ということだ。
身体能力だけでなく性欲も人の何倍もありながら妊娠しにくいとは皮肉なものである。
もちろん、ティアナはあれだけ精液を出してるのに繁殖率が低いとは信じられず、化学実験室で精液を顕微鏡で覗いたことがある。
ほんの少し、ゼリー状のぷるんとした精液には信じられないほどの数のおたまじゃくしがところ狭しと元気に泳いでいた。
一回の射精で放たれる精子の数は数百億という話だ。想像もつかない数なのに妊娠率が低いのは女性のほうに問題があるからなのだろうか?
その辺りの詳しい事情は専門家でないし、ティアナもあまり興味はない。
もっとも、普段から当たり前のように新人類が交尾しているのは、スポーツや挨拶といった風に性行為を捉えているのではないかと、ティアナは思っている。
なにはともあれ、ティアナが明という男子生徒をセックス大好き人間に出来なければ、待っているのはトイレで美化委員の仕事だ。
なんとしてでもティアナは、明をまともな人間にしようと誓った。
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
「悪いけどあんま興味ないんだよな。おかしいだろ、新人類だからってこんなことしなきゃいけないなんて……」
「う~ん、でもこれは必須科目みたいなもんだし、このままだと大問題になっちゃうよ?」
昼休み。よく晴れた屋上の建物の隅っこで、三角座りしながらティアナはツンツン頭をした黒髪のカッコイイ顔立ちの明の説得をしていた。
自分でも心にもないことをと分かってるが、これで明を正常な道へ導くことができなければ、ティアナは公衆肉便器にされてしまう。えっちが好きになってきたティアナもそれだけは避けたいところである。
「とりあえずさ、1回やってみようよ。ボクがおちんちん舐めるからさ」
この学園で問題児の扱いをされている明のズボンに手をかけようとしたが、明はそれを拒絶するようにドン!とティアナを突き飛ばした。
「やめてくれ、俺はそんな気はないんだ」
そう言って明は屋上から去っていった。
「どうしたの、ティアナちゃん? ボーとして」
それから1時間後の休み時間。
教室で優斗と信也のおちんちんをしごいていたティアナは、頭上の優斗に声をかけられた。
「うん、ごめん。ちょっと考え事」
「考え事って?」
「隣のクラスの明くんって知ってる? 彼がどうしたらえっちに興味を持つのかなって……」
「ああ、あいつのことか」
信也が訳知り顔で頷いた。
「あいつ全然性行為しないって話だもんな。保健体育も休みがちで友達もいないみたいだし、あいつあのままじゃ留年するよな」
「……えっ、そうなんだ」
ティアナが、優斗の亀頭をペロリと一舐めしながら、上目遣いをする。
「そうだね。次のテスト、頑張らないと本当にやばいかもね。問題児扱いされてるし」
優斗も信也に同意する。
「でもどうしてティアナちゃんが、明のことを心配するの? 関係ないみたいだけど」
「あ…えっと、ボクは美化委員なんだけど、明くんをまともにするようにって言われてるの」
「ふーん。そうなんだ。まぁ俺たちにはどうでもいいことかな。それよりティアナちゃん、おちんちん舐めて舐めて」
信也が優斗のおちんちんを舐めていたティアナの頭を掴んで、無理やり自分のちんぽをティアナに舐めさせた。信也は優斗と違って、強引で少し乱暴なところがある。
普段は冗談をよく言って班の皆を笑わせる男の子なのだが、こと性に関しては、少し独占欲が強いようだ。複数でフェラをしているときなどは、大抵、自分のちんぽを他の男の子より長い時間舐めるように要求することが多い。
オスとしてはこれが正しい事なんだろうが、先に優斗のおちんちんをイかせてあげようと思っていたティアナは少し不満顔だ。
(もぅ強引なんだから……)
しぶしぶ、信也のおちんちんを咥えて頭を前後に振る。
もちろん片手は優斗のおちんちんをしごいている。
ちゅっ、じゅぼっ…ちゅっ、ちゅるっ、くぽっ……。
ティアナの舌が信也の亀頭にねっとりと絡みつき、舌の表面で刺激を与える。
ザラザラした表面で舐めてあげると、おちんちんはとても喜ぶのだ。
「うっ、ううっ……いいよ。ティアナちゃん。もう出ちゃいそう……」
情けない声をあげて信也がティアナの頭を掴む。
口の中のおちんちんが震えて、射精するのを必死に我慢しているようだ。
(こんなに早く出すなら、優斗くんのおちんちんをもっと舐めたかったなぁ)
目を閉じ頭を振るティアナは、ディープスロートで一気にちんぽを吸い上げた。
びゅびゅびゅううううぅぅ!!びゅるるるるるぅーー!
口の中で弾けるザーメン。
お馴染みの信也の白いエキスが、口内を駆けまわる。
「んぐっんぐっ…んん……」
喉を鳴らして飲み干すティアナ。
制服を着ているのでこぼさないように根元まで咥えこんで、喉に潤いを与える。
何度も味わったザーメンが舌を白く染め、ティアナをまた少しこの学園の校風に染める。
ティアナは確実に、この学園の優等生になりつつあった。
日曜日のお昼。
ティアナは重要な情報を天野さんこと、真紀から得て、学園のテニスコートに来ていた。
その情報とは、明くんがテニス部の練習をよく見に来ているらしいという目撃証言だ。
いったいどうしてテニスを見に行ってるのか分からないが、明と接触するチャンスである。ティアナは明の姿を探し求めて視線を彷徨わせた。
「あっ、いたっ。明くん!」
女子テニス部をコート脇の金網越しで見ていたらしい明を見つけティアナは歩み寄る。
「……………」
「……明くん?」
近づいてもまるでティアナに気づかぬよう、テニスコートを見続ける明。
ティアナは不思議に思いながら、その視線を追う。
(あっ……)
明が見ていたのは、パコーンパコーンと打ち返す試合ではなかった。もちろん男子部員でもない。
彼がその視線を熱心に追っていたのは、テニスをする女の子。つまり、女子の白いテニスウェアとヒラヒラと舞うスコートだったのだ。
まさかと思い、明の顔を見るティアナ。
そこで見たのは、間違いなくオスの顔をした明の顔だった。
どういうことなの?
彼は性行為に興味がないはずじゃ……。
その日の夜。ティアナはベッドに入って昼間の出来事について考え込んでいた。
(う~ん。あれはどういうことなんだろ……)
真っ暗な部屋の中、ティアナは天井を向いて、明の視線の意味に頭を巡らす。
明くんは性行為に興味ないと言っていたが、あれは明らかに他の男子と同じ欲望の籠った視線だった。
女の子の白い太ももやアンダースコートを見る明の目は尋常ではない。
好きな子でもいるのだろうか?と見ていたが、彼はコートの中の女の子を万遍なく見ていたのでそれはなさそうだ。
声をかけてる自分にも気づかないほど、熱心に邪の眼差しを送っていた明。
テニスフェチなのだろうか?
どうも違う気がする。
なにはともあれ、明くんが性行為に興味を持たないヒントはここにあるのかもしれない。
ティアナは隣で寝ている真紀を起こすと、色々と相談するのだった。
次の日の放課後。
白いテニスウェアを真紀から借りてきたティアナは、ラケットを持ってテニスコート脇のベンチにいた明に声をかけた。
「こんにちは、明くん」
「……ああ、誰かと思ったらティアナさんか。俺に何か用?」
テニスウェアを着ていたティアナに一瞬驚いたようだが、明は声を落ち着かせて返事をした。
「うん、ちょっと話があるんだけど時間いいかな?」
「別にいいけど…。前の話だったら……」
「いや、今日はそっちの話じゃないの。この前ちょっと明くんに迷惑かけちゃったから、お詫びにいいところに案内しようと思って」
「いいところ?」
「うん。騙されたと思ってついてきて」
そう言ってティアナは明を連れ出すと、今は使われていないグラウンド脇の部室に連れ込んだ。
「ここがいいところ……?」
誰も使われてないせいで、ロッカーがあちこちが開けっ放しになったり、サッカーボールが転がってる室内を見て、明が怪訝な声をあげる。
「明くん、こっちこっち。これを見せたかったの」
「……?」
ティアナは小さな声で明を部室の壁に誘導し、壁に掛けかけていた古いカレンダーをどけた。
「…っ!?」
そこにあったのは覗き穴。
明がその中を覗いて目を見開いた。
なぜならそこでは、テニス部の女子部員が、テニスウェアに着替えている真っ最中だったからだ。
「気に入ってくれたかな? 明くん」
覗き穴を覗いている明の横で、ティアナが両手を腰の後ろに回し、にこやかな笑みを浮かべる。
夢中になって覗いている明は、聞こえてないようにじっと瞬きしないで中を覗き続けている。
(やっぱり思った通りだ)
ティアナは、明のズボンに視線をやって確信を深める。
痛いほどテントを張ったズボン。明らかに覗きをして勃起している。
昨日、真紀と相談して結論に達したのは、明はえっちに興味がないんじゃなくて、露骨なエロに興味がないのではないか?ということだった。
知っての通り、新人類はヤリたくなったら人目があってもあっけらかんと行為に及ぶことが多い。
明はそういう恥じらいのないエロよりも、恥じらいを持ったチラリズムなどから、自分の感情を高めていくタイプだったのだ。
テニス部に通っていたのは、スコートから覗くアンスコを見に来ていたに違いない。
自分の声に振り向かず、覗き穴を使って夢中で女子更衣室を覗き続ける男、明。
昨日もそうだったが、いったんエロモードになると他人の声が聞こえなくなる人間らしい。
ティアナは小さく息を吐き、気合を入れると、好都合とばかり壁と明の間に自分の身体を入れてしゃがみこみ、明のベルトを外してズボンをパンツごと下ろし始める。
今のうちに明のおちんちんに気持ちいいことを教えて、教育しようという腹積もりである。
(まずはお口の気持ちよさを知ってもらわないとね)
勃起したおちんちんが自分の口の前にピョコンと顔を出したのを見て微笑んだティアナは、ゆっくりと口を大きく拡げ、痛いほど勃起した明のおちんちんを、先っちょから順にゆっくりと唇に包み込んで呑みこんでいく。
生温かい感触に包まれたおちんちんは、ピクンと軽く撥ねより硬度を増していく。
(いっぱい出していいからね♪)
ティアナは咥えながらも少し頬を緩めると、おちんちんを舐めることに集中し始める。
まず、亀頭の部分まで呑みこむと、そこでいったん止め、舌先を使って亀頭の先っちょを『いい子いい子』するように優しく舐め上目遣いで明の反応を確かめる。
「ううっ…!」
腰をブルリと震わし、漏れる声。
気持ちよくなってるのは間違いないようだが、
明はティアナの行為を止める気はないらしい。まだ覗き穴から目を離さない。
(そのまま大人しくしててね……)
ティアナは舌を器用に動かし、亀頭を右頬に押しやると、右頬のぬるぬるした部分で亀頭を擦るようにして顔を前後に動かし始める。
亀頭がにゅるんと頬の中を滑り奥まで行くと、顔を引き、抜けそうになると竿ごと呑みこむように口内に引きこむピストン運動。
いつのまにか少しづつ明の腰がリズムよく動き始め、ティアナの顔の動きに合わせて前後に振られ始める。
右頬が勃起おちんちんに突かれて、ぷっくり膨らみ、ティアナの顔を醜くかえる。
だが、そんなものはティアナの目的からすれば些細なものである。
ティアナは動き出した明の腰をサポートするように、しっかりと竿を唇でキュッと締め、口の外に弾け出ないよう気を付ける。
じゅぽ!じゅぽ!じゅぽ!じゅぽっ!じゅぽっ!
唾液をたっぷりと含んだ口内を明のちんぽが小気味よく出入りする。
おちんちんの太さに合わせたティアナの口壺は、まるで朝顔のつぼみのようで、ティアナの上達ぶりをうかがわせる。
じゅちゅるるるるる~~~~。
ティアナが明のカリが唇に引っかかったのを感じて亀頭を吸い上げる。
こうすることによって、おちんちんがこれ以上外に行こうとするのを防ぐのだ。これは真紀から教わったテクニックである。
明のちんぽがその吸引力に引かれ、進路を喉奥に変えて、まっすぐ突きいれはじめた。
んぐっ…んぽっ、うぷっ!
ティアナが苦しそうに呻いて唇を緩め、おちんちんから逃れようと顔を横にずらそうとする。
あまりに喉奥を突くので苦しくなったのだ。
しかし、明は両手でティアナの頭をしっかり掴んで再びまっすぐに固定すると、またティアナの口マンコに腰をまっすぐ突きいれはじめた。
「んんんっーー!!んーー!!」
再び喉奥を突かれ、目を見開くティアナ。
いつのまにか明は覗き穴を覗いておらず、はぁはぁ荒い息を吐きだしながらティアナの頭に視線を落とし、腰を振ることに没頭している。
ティアナの扱いは、口を便器に模した肉便器そのものであり、ティアナの意志など知らぬようだ。
ちんぽはティアナの口内を蹂躙し、ありとあらゆる場所に突きを入れ、ティアナは必死でお腹を押してちんぽを抜こうとするが、明の力はとても強く女の身ではとても押し返せない。
「はぁはぁ、くそっ……もう出ちゃいそうだ。どうせならおまんこに出したかったんだけど……くそっ!」
「んぷっ!んぷうっ!んぶぅ!」
恐ろしいほどのスピードでティアナの舌のザラザラ部分に明の亀頭が擦りつけられ、ついに明はティアナの頭の後ろを掴んで腰に押し付けた!
「出るっ!!」
どぴゅうううううううぅぅぅぅ!!びゅるるるるるるるぅぅぅぅぅーー!!びゅびゅううううううううぅぅぅぅっ!!
「んんっーーーーー!!」
短い叫びと共に一段と喉奥にちんぽが突きこまれての口腔射精!
性行為をしていなかった明の子種汁は、とんでもなく熱く濃厚だ。
恐ろしいほどの勢いで、鈴口から子種汁がびゅるびゅる大量に吐き出され、ティアナの喉奥を真っ白に染めていく。
ティアナの手は射精と同時にダラリと床に落ち、頭は便器の役目をするために、吐き出されたザーメンを喉という名のパイプにどんどん通していく。
ゴクゴクゴクゴクゴク……
喉が断続的に動き、明に心地よい音色を聞かせて満足させる。
ティアナの口は、おまんこより先に、肉便器としてデビューしたのだった。
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- 2013/03/01(金) 00:05:10|
- 小説
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