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5話──常識と非常識──

新たな世界の扉を開いた2時間目の授業を終え、ティアナは机に「ぐてー」っと、つっぷしていた。
場の空気に流され、とんでもないことをしてしまったと気付いたからだ。

(ああ…夢なら早く覚めてほしいよぉー)

穴があったら入りたい気分で身もだえていると、

「ティアナさん、ちょっといい?」
前の席から可愛らしい声がかかって顔をあげる。

「これ時間割なので確認しておいてね」

「あっ! 時間割もらうの忘れてた、どうもありがとう。それでえっと……」
「私は天野真紀、よろしくねティアナさん」
「うん、よろしく天野さん!」

言いたいことに気付いたポニーテールの天野さんが微笑んで手を差し出し、ティアナもその手を握って握手する。

(時間割かぁ……)
情報収集の為に、この天野という少女から新人類の秘密を聞き出したいところだったが、まずは時間割を確認する。
さっきのような授業があったら、たまったものではないからだ。

「……なにこの時間割」

正直、アーキス王国で受けてきた授業とたいして変わらないだろうと、たかをくくってきたティアナは頭がガツンと殴られた気分だった。
なぜなら時間割には毎日、保健体育があるという事実だったからだ。

「な、なんなのこれ! 毎日、保健体育ばっかりじゃないのよっ!」

どうなってるのこの世界、これが普通なのっ!?

「ああ、それは1か月後に学園祭があるから特別授業になってるの。学園祭が終わったら保健体育の時間減るから大丈夫よ」

驚いて声をあげるティアナに天野さんが笑って答える。

そういう問題なの!?と、いう突っ込みを入れようかと思ったティアナだったが、とりあえずは話を続ける。

「…ところで学園祭ってなにするの? ボク何も聞いてないんだけど……」
「えっと、今年はウチのクラス、フェラチオ喫茶かな」
「ふぇ……!?」

学園祭でフェラチオ喫茶なんて聞いたことがない!
唖然として「冗談だよね?」って訊くと天野さんは不思議そうな顔でこちらを見た。

「なに言ってるの? フェラチオ喫茶なんて基本じゃない、新人類なら誰でも知ってるはずよ。ティアナさんも知ってるはずだよね?」
「えっ……と」

なんて答えたらいいのだろう。下手な事を言うと自分が新人類じゃないとばれてしまいそうだ。
うろたえる姿を見て怪しいと思ったのか、
天野さんは不審そうな目でこちらの様子を窺っている。

やばい…初日からバレちゃう!

ティアナは焦る。頭がパニックになりかかってる。
<いいですかお姉さま。困った時は…>

グルグル混乱するティアナの頭に、学園に来る前に言っていた妹のクレアの言葉が奇跡的に脳裏によぎった。

そ、そうだっ!

「ごめん……、ボク病気で自宅療養してたからよく分からないんだ」
「あっ…確かそれで5月から入学してきたんだったよね。ごめんねティアナさん」
「えっ! いや大丈夫、気にしてないから!」

ペコリと頭を下げ謝罪する天野さんの顔を慌ててあげさせると、心の中で妹を絶賛する。

ナイス妹っ!見事ピンチを切り抜けれたよ!家にいるだろう妹に届くはずもないお礼の念波を送ると
いまだ申し訳なさそうにしている天野さんの気分をかえるように明るい声で話題を変えた。

「えっと学園祭って他にどんな店があるのかな?」
「他? 特に有名なのはNTR屋敷とか種付け占いかな」

それは…カップルがNTR屋敷に入った瞬間、彼氏は屈強な男たちに押さえつけられ、
彼女は彼氏の目の前で性欲の強い男子たちにねちっこく種付けされるというもののようだ。
愛する彼氏の前で、見知らぬ男の子を妊娠してしまうかもしれないというスリルがたまらないらしい。

中出し占いは…
あ、想像できるから聞かなくていいか。

「男の子は楽でいいわよね、ホント。女子は対抗案でSM教室を出したんだけどフェラチオ喫茶に押し切られてしまったのよ」
SM教室になったら、ようしゃなくムチをクラスの男子共にふるってあげようとおもってたのに。と、ぶっそうなことを天野さんは笑いながら言う。ティアナはよく意味が分からなかったが苦笑いするばかりである。

それにしても、とティアナは軽く溜息をつく。
目の前では授業を終えたばかりのクラスメイトの男女が、なぜか『えっち』をしている。
それは自分の席であったり、教室の後ろであったりで。
当たり前のように気軽にセックスをしているのだ。

これが普通なの……?

ティアナは悩む。学園で起きているえっちな出来事がこの世界では常識なのか幸太や手村に訊きに行きたいが、行けなくて困ってるのだ。それは恥ずかしいということもあったが、まだ入学して初日だということもあって街から出るには目立つのだ。街の門番になんて言って出ていいのか分からない。電話という手段もあったのだが、ティアナは異世界で育った為その存在は知らないし、そもそも知っていたとしても貧民街に電話する以上、盗聴される恐れがあったので無理だったのだ。

「どうしたのティアナさん?」

少し考え込んでいたティアナの顔を覗き込むように天野さんがいう。
その瞳には心配の色が混じっている。さっき病気療養と言ったからかもしれない。
ティアナは笑顔で手を振って何でもないよ!と元気よく言って、次の授業を受けるため教科書を出すのだった。

だが、保健体育を終えたと言うのに、その後もティアナの受難は続いた。
3時間目の現国では、2時間目のフェラチオの感想文を書かされ、4時限目は体育では、どんな体位でも楽にできるよう柔軟体操をさせられて、1日中セックスできるスタミナを養うため延々とブルマ姿でマラソンをさせられたのだ。
午後の音楽の時間に至っては、笛の代わりにチンポを舐めさせられて、音の代わりに男の声を出させる練習をさせられたのである。
上手く音を出させた女生徒は、次は腹から声を出す発声練習といって後背位で男の子に突かれるため、ティアナはずっとへたくそな振りをしてチンポを舐めなければいかず、3本のちんぽを咥えさせられ、終わるころには口が疲れて痺れるありさまであった。もちろん、口内は精液でどろどろである。


そうしてようやく授業が終わり、寮に帰ってもティアナの災難は終わらない。
なんと、深夜に隣の部屋どころか寮中から女の子の喘ぎ声や男の声、そしてベッドの軋む音が聴こえてきたからだ。

「……どうなってるの、女子寮なのに」
すでにティアナの頭は、なにが常識なのか非常識なのか分からなくなりつつある。
「そうね。まったくいい加減にしてほしいよね。今日は疲れてるからゆっくり休もうと思ったのに」
天野さんもこれにはお冠だ。
ちなみに天野さんとティアナは一緒の2人部屋だ。これはティアナが希望したことで、幸いにも寮は広く空き部屋が沢山あったことから実現できたことだ。

「天野さん、いつも寮ってこんな感じなの?」
女の喘ぎ声が左右の部屋から聞こえてきて、集中力を乱されながらティアナがいう。
「そうね。男を連れ込み放題だからね。去年はこんなに激しくなかったんだけど、男に気がない振りをしてわざと男を泊まらせて自分を夜に襲わせるっていう遊びが今年から流行り出したの。そしたら燃えるからって」
「そんな遊びが流行ってるんだ……」

あんあん!と女が悦ぶ声とギシギシ軋むベッド音から逃れるためティアナは布団をかぶる。
このまま聴いていたら頭がどうにかなってしまいそうだ。改めてとんでもないところに来てしまったと感じるティアナ。
これでは情報集めどころではない。

いつのまにか隣のベッドでスヤスヤ寝息を立てている天野とは別に、ティアナは悶々としてなかなか眠りにつくことができないのであった。


翌日。
なんとか睡眠をとることが出来たティアナは、気を入れ替えて教室に入った。
今日こそは自分の目的を果たそうと、頑張る決心である。
だが、その身体は欲求不満が溜まっているのは明らかだ。なにせ1日中、性の宴を目にしたのだから。

ティアナは、一足早く教室にいた天野さんに挨拶をし、席に座る。
教室の後ろでは、早くも朝の挨拶を交わした複数のクラスメイトがセックスやフェラチオをしている。
自分の視界に入らなかったことで、ホッとするティアナ。
これでは先が思いやられる。

「ティアナさん、そういえば何か部活でもやるの?」
前の席の天野さんが椅子を後ろにしてティアナに話しかけてくる。

「う~ん、今のところは考えていないかな。天野さんは何か部活に入ってるの?」
「わたしは水泳部に入ってるよ。室内プールもあるし楽しいよ。ティアナさんもおいでよ」
「えっ、ん、どうしよっかなぁ」

水泳部と聞いて脳内でいやらしいことを考えたティアナ。一夜にしてかなり毒されている。

「でも部活はともかく、先に委員会を決めないとね。わたしティアナさんに委員会の説明するように先生に言われてたの忘れてたよ。
欠員が出てるのは3つしかないんだけどね」

「……それってどんなの?」
「保健委員、図書委員、美化委員の3つね」

ティアナは一生懸命頭を働かせる。
選ぶ委員によっては絶対えっちなことをさせられると思っている。

保健委員だと、おちんちんのお世話をさせられそうだから絶対だめ。
図書委員だったら安全かな……。うう…、でもこういうのがかえって危ない予感がするよー。

「ねぇ、図書委員の仕事ってさ。どんなことするの?」
「それは本の整理とか貸出の仕事かな」
「そうだよねぇ、そんなのあたりまえだよねー」

何を当たり前な、と首を傾げて答えた天野さんに、あはははと誤魔化し笑いをすると、ティアナはこの委員にしようと決める。
だが、ふと引っ掛かりを感じて、再度尋ねる。

「図書室の本ってさ。どんな本置いてるの? やっぱりえっちな本?」

「ティアナさんもそっちの方にやっぱり興味があるのね。そう、置いてある本は、大体がえっちな本かな。
旧人類の図書室は静かに過ごそうという習慣があるらしいけど、こっちの図書室ではえっちな本を読んで盛りのついた学生でいっぱいよ。おかげで図書室はえっちな声で大騒ぎ。こういうところは旧人類を見習わないといけないのにね……」
「あはは……そ、そうだよね」

ティアナは乾いた笑いで同意しながら、自分の勘の良さに感謝した。
なら美化委員はどうなんだろ。掃除するって意味だからおちんちんを綺麗にさせられそうだけど……。

「じゃあ、美化委員は……おちんちんを舐めたりするの?」
「そんなことするなんて聞いたことないよ。ゴミを減らしたりするのが目的だと聞いたことあるけど」
「ほんとにっ!?」
「え、ええ……」
机から身を乗り出したティアナに若干引いたような態度を見せながら天野さんは頷く。

「ならボク、その委員になるよ!美化委員にね!」

それがティアナにとんでもないことを強いる委員だとは、その時、夢にも思っていなかった。




3時間目。
ついに2日目の保健体育の授業がやってきた。
1、2時間目は軽いジャブ程度だったので、ダメージは少なかったが油断は禁物である。
ティアナは深呼吸すると、さぁこいとばかりに胸を張って授業の開始を待った。

「今日は、同じ班の人と一緒に組んで30回射精早打ち競争をします。みんな体操服に着替えて」
保健体育の授業の担当の真理先生が言うと、みんなは立ち上がって、その場で着替えはじめた。当然男女別々にして着替えるということない。

「同じ班って。ねぇ天野さんは同じ班だよね。他の人って誰かな?」
制服の上を脱ぎ、白い体操服に腕を通している天野さんに尋ねる。
「あっ、そうね、紹介するね。同じ班の赤坂千夏ちゃん。千夏って呼んであげると喜ぶからそう呼んであげてね」
ボクの後ろの席で着替えていた赤坂さんが微笑んでペコリと頭をさげた。
茶髪のショートボブが似合った可愛い子で大人しそうだ。
ちなみに天野さんは、濃い茶髪の短いポニーテルで、明るく可愛い子である。

「そしてこっちが……」と天野さんが目を向けたのは3人の男の子。それぞれ天野さん、ティアナ、赤坂さんの隣の席の男の子だ。

彼らはティアナと目が合うとニッコリ笑った。

「彼らが同じ班の通称3馬鹿だから覚えておいてね。わたしの席の横から山田、優斗、信也よ。ホント馬鹿だから気を付けてね」
蔑んだ目で3人の男を見る天野さん、どうやらこの班のメンバーは、この6人のようだ。

「おいおい、なんだその言いぐさは。そんな紹介の仕方はないだろ。もっとマシな紹介をしろよ、つうかなんで俺だけ苗字なんだよ。武って言えよ」
頭を坊主頭にした天野さんの隣の席の山田がブーブー文句を言う。
「うっさいわね。あんたは山田で十分よ。その頭を見たら山田ってしか言えないわ」
「なんだそれは。ふざけんな!このバカ女!」
「なによ、馬鹿はあんたでしょ。いつもふざけたことばかりしてるくせに!」
顔を突き合わせて睨みあうふたり。
ティアナは唖然とし、千夏が慌てて止めにはいる。
「ふたりとも授業中だよ。早く着替えて。先生に怒られちゃうよ」
前方を見れば、教壇の前で真理がニッコリ笑みを浮かべて腕を組んでこちらを見ている。

ティアナは慌てて紺のブルマを履き、白い体操服に手を通すのだった。


「さぁ始めるわよ。男の子は立って、女の子は隣の席の男の子の前でしゃがみこんで」
真理先生の合図で、男子たちのズボンの前でしゃがみこむ女の子たち。膝立ちになりズボンの前に顔を持ってくる。

「えー、またこいつのちんぽを舐めるのー」
さっき口喧嘩をしていた天野さんが、山田くんの前でぶつぶつ言ってしゃがみこむ。
「俺だってお前に俺の大事なちんぽを舐めさせるなんて、すごい嫌に決まってるだろ。文句言うなよ」
「何言ってんのよ。いつもちょっと先っちょクリクリ舐めてあげたら、すぐに射精するくせに」
「う、うるせー! あれはお前に舐められ続けるのが嫌だったからすぐに出してるんだよ。勘違いすんな!」

ティアナも隣の席の男子、優斗の前でしゃがみこみ、他のクラスメイトたちも準備万端なのにまた口喧嘩を始めたふたり。
喧嘩するほど仲がいいというけど、まさにあのふたりはそれだなとティアナは内心で噴き出した。

「じゃあ、始めます。用意はいいわね。みんな」

勃起したちんぽがズラリと横一直線に並べられ、ティアナの前にも勃起した優斗のちんぽが差しだされる。

女の子たちはそれぞれ自分の担当のおちんちんを持って真理先生の合図を待つ。負けたらどんな罰ゲームがあるか分からないのでどの班も真剣である。

「あんた、さっさと出しなさいよ。ノルマは10分で20発だからね」
「そんなにすぐ出せるわけねーだろ。いいかげんにしろ!」

天野さんが山田くんに言い、山田くんはすぐに言い返す。本当に仲良いんだね、このふたりは。
ティアナが隣を見てクスリと笑うと、頭の上の優斗くんもつられるようにして笑った。
これからやることは、恥ずかしくてとても普段なら出来ないようなことなんだけど、この学校にいたらなぜか楽しくできる気がする。
ティアナは、改めて優斗のおちんちんを見据えると、しっかり掴んでその時を待った。

「はじめっ!!」

合図と共に一斉にしごきだされたおちんちん。全てのおちんちんが一斉にしごかれたのだから、見ている者にとっては壮観である。
ティアナも一生懸命おちんちんをしごき、射精させようと手の動きを速めていく。

「ティアナちゃん、しごくだけじゃ駄目。おちんちん舐めて!」
頭上から優斗くんの声が聞こえて隣を見ると、すでに天野さんも千夏もおちんちんに舌を這わし、口に突っ込んで顔を振っている。
ティアナもすぐにおちんちんを口に含んで顔を前後に振り始める。

まさに異様な雰囲気。ほとんどの人が無言で作業に没頭している。
その雰囲気にあてられるティアナ。もう頭の中は他の人に負けられてられないという思いでいっぱいである。

「一発目っ!!」

3分も経たず、はやくも左隣から聞こえた声。
視線を横にずらすと、天野さんが勝ち誇った顔で激しく山田くんのおちんちんを右手でしごきながら、舌先で亀頭をクリクリ舐め射精させている。
山田くんといえば「うぅ、ちくしょおおおお!」と真っ赤な顔で目をつむって腰を震わせたままだ。
あれだけ大口をたたいたのに、あっさりイッたのが屈辱なのだろう。なんども「ちくしょう!」と言っている。

水鉄砲のように激しくおちんちんから出たザーメンは、天野さんの口どころか顔にまでペチャペチャかかってるのだが、天野さんの顔はどこか嬉しそうだ。
勝負以前に素早くイかせれたのが嬉しいのかもしれない。

ティアナも視線を戻して自分の作業に没頭する。
おちんちんをしごきながら亀頭を唇で優しく包み、ねっちょりと音を立てて吐き出すと、亀頭の先っちょに軽くキスをちゅっ♥として竿半ばまでちんぽを飲み込み、一心不乱に顔を前後に振る。
だが、やはり経験不足ゆえぎこちなさの残るティアナのフェラでは、なかなか優斗も射精しない。そうこうしているうちに今度は右隣で千夏がくぐもった声をあげた。

「んっ、んんっ……」
目を瞑ったまま頬を赤くし、ゆっくりと顔を前後に振る千夏。
ゴクリゴクリと喉が動いていることから、信也くんの出したザーメンを飲み干しているのだろう。
どこか気品を感じるその飲み方は上品で、信也くんの出したザーメンを一滴も外に漏らさない。

すごい上手……。
ティアナが少し惚けてみていると。

「2発目っ!」との声が左隣から聞こえてくる。
天野さんは絶好調らしい。

ティアナは負けてられないと今度こそ、おちんちんを舐めるのに集中する。
優斗くんの立派な赤いカサを丁寧に舐め、横から吸い付くように唇を尖らせおちんちんにキスの雨を降らせる。

すでに教室はカオスな状態になっており、教室のあちこちから男子の呻き声や射精音が耳に入ってくる。
他の班も順調そうで、あちこちから自己申告する声が聞こえてくる。

だが、10分経ってもやはりティアナの舐めるおちんちんの持ち主、優斗はイかない。

これはティアナの技巧の問題もあったが、何よりも左隣の天野さんと山田くんが騒ぎ始め、優斗もティアナも集中をかき乱され始めたからだ。

「ちょっと、山田! なんでイかないのよ! 早くイかないと負けちゃうでしょ。さっさと出しちゃいなさいよ!」
「うるせー黙ってやれよ。余計焦るだろ!」

すでにトップグループは10発目。
対するティアナの班は、まだ6発目だ。
仲間割れしているような現状では、とてもトップグループに食い込めそうにない。

焦るティアナと優斗。
千夏と信也も少し焦っている。

ストップウォッチを持った真理が「トップは14発目よ!」と叫び、ますます競争はヒートアップする。

優斗はこうなったらと、ティアナの口から唾液塗れのちんぽをヌポっ!と唐突に抜くと、ティアナに「急いで!急いで!」と言って立ち上がらせ後ろを向けさせる。
「えっ?えっ?えっ?」
優斗が何をしようとしているのか訳が分からず、ティアナは言われた通り机の上にうつぶせになり、お尻を通路に突き出す格好になる。

「優斗、早くっ!ゲームに負けちゃう!」
「優斗くんっ」

信也と千夏が急かす中、優斗は素早くティアナの紺のブルマを横にずらすと、両手でティアナのお尻の肉を左右に押し開いて、おまんこをパックリさせた。

「ちょっと、まっ……!」
思った時には遅かった。

ズプリ!! ずぷぷぷぷぷ……。

優斗の勃起したおちんちんがティアナのおまんこにゆっくり入っていく。
あまりにもあっけない挿入。ティアナの油断。
他の班もフェラチオで抜いていた為、おまんこを使って抜くということにティアナは不覚にも思い至らなかったのだ。

「あうぅ!」
いきなり挿入され声を出すティアナ。
だがゲームは続いている。優斗はティアナのお尻を両側から掴んで、腰を激しくキツツキのように振り始める。
「だ、だめぇ! だめだよ!」
必死に後ろを向いてティアナはやめさそうとするが、優斗の顔はティアナの紺のブルマに包まれたお尻に向けられ、腰を振るのに夢中だ。
また、ティアナも大きなエラの張ったカリが膣内の壁を擦りながら激しく出入りするので、まともに喋るどころではない。ティアナが出せるのはまさに女の喘ぎ声だけである。

ボクには幸太くんという心に決めた人が……!
そう思うのにカリが膣肉を掻き分けて動くたびに気持ち良くて、どんどん気持ちが薄れていく。
「あっあっ…ふぁん」嬌声をあげるティアナ。
優斗の突きで、みるみるうちにマン汁を溢れ出させる。

ティアナの名誉のために言っておくがこれはティアナがビッチなせいだけではない。ティアナがみんなのために情報収集しようとする意志がこの学園に留まらせた為と、これはティアナが知らないことなのだが、新人類の男のちんぽからは媚薬効果のある匂いが出るからなのだ。ティアナは普通の人間なら1日で快楽に染まるところを二日耐えたのだから大したものなのである。

なんにせよバックでパンパンやられるティアナは喘ぎ声を出し続ける。
そして挿入から2分経って、優斗が背をのけぞらして呻いた。

「くっ!! 一発目出るっ!!」

どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅううううううううううぅぅぅーーー!!

ティアナの耳にも新人類の勢いある射精音が聴こえて、同時に絶頂に達する。
膣内に出された熱いザーメンは、すごい勢いでティアナの膣内の奥に侵入し、そのまま子宮口を通って子宮内に到達する。ティアナの子宮はたちまち白濁液に犯され汚されてしまう。

「あうぅ……熱いのがいっぱい」
机の上で顔を横に向けたティアナが呆然と呟きを漏らす。
だが、これで終わりではない。全身を震わせ膣内射精をしていた優斗だったが、なんと次は信也と交代したのだ。

「信也、次は千夏ちゃんのお口で抜くから、おまえはティアナちゃんのおまんこを使え」
「わかった。交代で使おう!」
まだ隣で喧嘩をしている天野さんと山田くんを尻目に、信也は面倒だとばかり一気にブルマとパンツをティアナのダラリと垂れ下がった足から抜いて下半身丸出しにする。

「ティアナちゃん、おまんこキュウキュウ締めてね。よろしく!」
ズンッ!!
衝撃で身動きの取れないティアナに気遣う様子も見せず、信也も最初から「オラオラ!」と言いながらティアナのお尻に腰を叩きつける!

「すげー締まるじゃん!」

信也がティアナの白い尻を鷲掴みにしながら感嘆の声を漏らす。
勢いよく振ってるように見せて、しっかりティアナのおまんこの締りを楽しんでいる。
その顔は愉悦に歪み、満足そうだ。

交代した優斗もうっとりした顔で、千夏のご奉仕フェラを堪能し、今までのフェラの不満を吐きだしている。

パンパンパンパンパン!!

いつしか信也の額には汗が滲み始め、腰に緩急をつけはじめる。
教壇の前に立つ真理先生が「トップは23発目よ!」とか言ってるが、そんなものは知ったことではない。
これほどの名器を知ってしまった信也は、早打ちの一発より、濃厚な子作り射精をすることを選んだのだ。

「ハッハッハッ!」
荒い息が信也とティアナの口から吐き出され、信也はティアナの体操着に手を突っ込み柔らかい乳房の感触に口元を吊り上げる。
そうして信也はティアナの背中から覆いかぶさり密着すると、しっかりとティアナの身体を抱え込んだ。

「ティアナちゃん、俺の濃厚子種汁を子宮でちゃんと飲んでね……」
「……ぁっ」

耳元でそっと囁くと、信也はティアナのお尻に自分の腰をしっかり押し付けて、尻のヘリをへこませはじめた。

どぴゅううううううううううーーーー!びゅびゅうううううううぅぅぅーー!!

まさに種付けに相応しいという射精。
ティアナが射精を感じ取り身をよじるが、信也がティアナの身体にしがみついて逃がさない。
胸を激しく揉みくだしながら、信也はぐっぐっと杭を打つように子宮口に亀頭を押し付け、膣内射精を続ける。
優斗ならとっくに止まってるはずの射精は、長々と続き、ティアナの白い桃尻を痙攣させ男にさらなる喜びを与える。
信也の子種汁は、子宮で優斗の子種汁と混ざり合い、ティアナの子宮をトロトロのザーメンだらけにするのだった。


・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・



「もうあんたが射精量の配分を間違えるからこんなことになったんでしょ」
「仕方ないだろ! ティアナちゃんのおまんこの味を知ったら全部出したくなったんだから」

天野さんと信也の罵りあいを聞きながらグラウンドを走るメンバーたち。
あれから見事に最下位になったティアナの班は、罰ゲームとしてグラウンドを10週走らされていたのだ。

「だいたい俺だけを責めるなよ。天野は山田と喧嘩してかなり時間を無駄にしたし、優斗だって勝負そっちのけで千夏ちゃんのお口でかなりザーメン出しただろ。明らかに出す回数が減ってたぞ」
「それはあんたがおまんこしまるぅうう!なんていって優斗を刺激したからでしょ。あんたがそんなこと言わなきゃ優斗だって千夏ちゃんのお口でドバドバ精液を出さなかったわよ」

苦笑いする他のメンバーたち。その中には体操服姿のティアナも入ってる。

「なんにせよ、次からは足を引っ張らないでよね。特に山田っ!」
「俺かよっ!」

坊主頭の山田が叫び、グラウンドに笑い声が響き渡った。

この時間で班のメンバーと一気に距離が縮まり仲良くなれたティアナは、授業内容はともかくそこは良かったなと思うのだった。









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  1. 2013/02/26(火) 07:51:54|
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