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17 罠

放課後部活。
中央校舎地下一階、室内プール場。

そのプールサイドに設置された白い長椅子に、海パンを履いた一人の男子生徒が3人の女子生徒にちんぽを奉仕させて寝転んでいる。
その男の名は秋川慎矢。この水泳部に所属する唯一の男子生徒であり、キングである。

「……出そうだ」
「はい、イケメン様……」

傍で4つんばいになって控えていた栗色の長い髪をした女子生徒が、学園指定の紺のスクール水着をずらして秋川に向かってお尻を高くあげる。
秋川は、ちんぽに吸い付いていた3人を離しその女子生徒の尻を掴むと、そのまま挿入し腰を振ることなく膣内射精した。

どぴゅううううううぅぅぅぅぅ……!!


「あぁ……熱いです…イケメン様」

儚い声で、小さな喘ぎを漏らす女子生徒。これが膣内射精ならぬ、肉便器内射精である。
秋川にとって女の子は、自分の用を足す便器としての存在価値でしかない。
気持ちいいおしっこをする便器なのだ。
なので、挿入してからも自分で腰を振ることは3度までしかない。それ以上は恥ずべきことだと思ってる。
大抵の場合は、そのまま奥まで挿入し、射精するだけだ。
腰を本格的に使うときは肉便器に堕とす時くらいだけなのだ。

「秋川さま、お飲み物を。」

射精を終えた秋川に、すかさず冷たいジュースを渡す女子生徒。
これも全部秋川の調教の賜物だ。
普段はメイドの仕事。性欲発散の場合は肉便器。

そう、水泳部は唯一所属している男子秋川の手によって、ほぼ全員が肉便器にされていたのだ。
もっとも所属している部員のほとんどは、秋川が自分のクラスから連れてきた女子ではあるが……。

そんな男が羨む日常を送っているはずの秋川だが、今日に限ってはかなり苛立っていた。

それは勿論、何者かに寮で襲われ、不覚にも意識を失っていたことと、肉便器の何人かが牛坂によって中古の肉便器にされてしまったことである。

ありえない失態──。
訳も分からない展開──。

意識から目覚めてみれば、見知らぬ教師がやってきて3組の牛坂の所有物から好きな女を8人選ぶように言われ、顔写真の張ったメニュー表みたいなのを渡されたのだ。
事情を知った秋川の怒りは、それは凄まじかった。
なにせ自分のコレクションの肉便器が、よりによってガサツで乱暴者の牛坂の手によって中古にされたのである。
秋川ほどプライド高いと、他人の使った中古の肉便器などとても使えるはずもなく、仮に8人来たところでまったく意味がないのだ。
牛坂に襲われた女とやってくる8人の女。まさにゲーム以外にクラスにいても無駄なだけである。

秋川は、宥める女子に怒鳴り散らし、物に当たって怒りを爆発させる。
普段穏やかだった秋川の豹変ぶりは、肉便器たちを驚かせたという。

とはいえ、良かったこともある。
それは牛坂が襲ってくれたおかげで教師が意識を失っていた自分を起こしてくれたことである。
ゲームの関係上、自分が8人を選ばないといけないので助かったのだ。

また桜が見込んでいた秋川のダメージはそれほどなく、奈々の初体験の昼ごろには、自分も学園に復帰することができた。

「また新たな肉便器が必要だな……。」

秋川がプールで楽しそうに泳ぐ女子部員を見ながら呟く。
出した直後のせいか、声は穏やかだ。
冷たいジュースを飲んでいるということも影響しているだろう。

「秋川さまが、お望みならすぐに用意させますが」

秋川の後ろでバスタオルを持った競泳水着姿の肉便器の1人『玲奈』が、腰を屈めて秋川の耳元で囁いた。

「今はいい。だが後で使うから、適当にみつくろっとけ。」
「畏まりました」

優雅に胸に手を当て頭を下げる玲奈。
洗練されてて美しい。
まさに自分の秘書、メイドと言ったところだろう。

秋川はその姿に満足すると、寮で自分を襲った侵入者について思いを巡らす。

意識が消え去る前に聞いた声は確かに女の声だった。完全に無防備だったとはいえ大胆なことをする女だ。
襲った奴は他のクラスの連中だと思うが、なぜ自分を狙ったのか。

意識が目覚めたときには奈々という女はおらず、寮にいた肉便器たちも誰も知らないと言う。
奈々を連れ込んだことは他の肉便器も知らないから仕方がないと思うが、誰も侵入者を見ていないというのも気にかかる。
肉便器からの情報では、すでに奈々は学園に来ているらしい。聞いたところによると普段と変わらず元気のようだ。
他の男子も普通に毎日登校しているらしい。


(侵入者が奈々を連れ戻しにきたと考えるのが妥当な線だと思うが。)

それ以外理由が分からない。他の男子も襲われていないということは、男子を襲ってダメージを与えることが目的でもなさそうだ。しかし、そうなるとどうやって奈々がこの寮にいることが分かったのか。

やはり裏切り者がいるのか?
まだ手をつけてないクラスの女が、他の男子に囲い込まれたなら可能性はある。
何食わぬ顔で寮に潜み、自分の様子を監視していたなら行動は筒抜けだろう。
そうなると、用意させる女も迂闊に手をつけれないことになるが……。

秋川は飲み終わったジュースを玲奈に渡す。

いや、それなら大丈夫だろう。
なぜなら、自分の背後に控える『肉便器玲奈』は、肉便器長を務める優秀な便器だし、
処女かどうか眼力と嗅覚で見分ける肉便器ソムリエ1級の資格も持っている。
万が一にも主人である自分に中古の肉便器を用意することはないだろう。

秋川は椅子から起き上がって飛び込み台に立った。

「きゃあー! 秋川さまぁ!」
「ご主人様カッコイイ!」

黄色い声が自分を褒め称すなか、秋川は白い歯を見せてプールに飛び込んだ。











一方の牛坂もまた、怒りで顔色が染まっていた。
いい気分で帰ったあと、いきなり寮でペナルティを告げられ、自分の所有物を8人も奪われたのだ。
確かにレイプしたのだから多少は当たったのかもしれないと軽く考えていたが、まさか8人も取られるとは思わず発狂する。
自業自得といえばそれまでなのだが、感情が許さない。
モーモー叫んで抗議するものの、判定は覆らず牛坂は煮えたぎる鍋のような底知れぬ怒りをためこんで床についた。

牛坂は数年ぶりに深く物事を考える。
この怒りを発散させる方法を。

もう教室で犯せる女は全然いない。
どこまで犯したかすら覚えていない。
これ以上、簡単に所有物を増やすことは難しい。

まさに絶体絶命である。

これから所有物を増やすには、他のクラスの女を犯さなければならないのだ。

「ぐぬぬぬぬぬ……」

どうすればいいのか分からず牛坂は額に青筋を浮かべて獣のように唸る。
見えない鎖が自分の身体に纏わりつき、徐々にだが自分を締め上げていっている。
男がいない教室を襲うという完璧な作戦を実行したつもりだったのだが、どうしてこんなことになったのか。

牛坂は跳ねあがるように飛び起きると、窓を開け放ち「モーーーーーーーーーー!!」と夜空に向かって叫んだ。

この怒りを少しでも発散せねば、一睡も出来そうにない。
頭を使うことが苦手な彼は、少しでもそれを忘れようと今度は頭をガンガン壁にぶつけ始める。
明らかに同じ寮に住む少女たちにとっては迷惑なのだが、そんなことは知ったことではないし、少女たちも牛坂には文句を言えない。
彼女たちは壁を殴るような音が聞こえると同時に、避難訓練のようにベッドの下に隠れたり押し入れに隠れたりしてその怒りをやりすごすのだ。

そうやって頭をぶつけていた牛坂だが、柱の角に頭をぶつけたとき火花と共に電流が脳裏を駆け抜け、あることを思い出す。

そういえば、自分には巨乳を差し出す約束をしたあの家来がいたではないかと。



次の日の昼休み。
牛坂はさっそく勇太のいる1年2組に向かった。
もちろん目的は、巨乳の要求である。
あれから数日は経ったし、あの貧弱な弱そうな男は、きっと自分に貢物を用意しているに違いない。
そう思った牛坂は、昨日の怒りなどすでに忘れて機嫌よく大股でのしのし歩く。

そうして教室近くにやってきた時、ひとりの男が自分の前に立ち塞がった。
前に脅し、自分の家来になった芝山勇太という男だ。

この軟弱な男は、笑顔を浮かべながらいつかの時のように揉み手をして話しかけてくる。

「牛坂さん。こんな所に何かご御用ですか?」
「ウシシ……、巨乳を貰いにきた。ちゃんと用意はできているのだろうな?」

胸を張って横柄に答える。この矮小な男には王の威厳を見せつけねばならない。

「はい、献上品はこちらにご用意させております。どうぞ、こちらへ」
「うむ。」

先導するように歩き出した家来について歩き出す。
どうやら自分を巨乳のいるところに連れて行くようだ。

ウシシと笑いながら、何もかも上手く行きはじめた現状に深い満足を示す。
昨日はちょっと小石に躓いただけなのだ。なんてことはないちょっとした事故だったのだ。
だから、昨日のことはもう終わり。
今日からまたいつものように好き勝手にふるまえる。
王である自分に貢物を捧げられるという栄誉に感謝を示さないのは気にいらないが、そこは王の器。
王の大いなる慈悲を持って今日は許してやろうと心の中で頷く。


それゆえ牛坂は気づかなかった。東校舎で誰一人として自分とすれ違う女子がいないことに。




「ここです。牛坂さん」
「うむ、ようやくか」

3階にある無人の教室に着き、目の前の男が丁寧にドアを開け牛坂に入るように促す。
牛坂は言われるままに教室に入る。そして教室に入るなり感嘆の声を漏らした。

「おお……、これはまさに俺好みの巨乳娘。でかしたぞ。」
「ありがとうございます」

教室に入った牛坂の目に飛び込んできたのは、床に敷かれた体育マットの上に全裸で寝そべった3人の美少女。
どの子もかなりの巨乳で可愛らしい。まさに牛坂好みである。

牛坂は少女たちに近づきながら自らの制服を脱ぎ去ると「きゃあ♥」と黄色い悲鳴をあげる少女たちに躍りかかる。
その姿はまさに獣のようで、勇太は後ろから冷たい目で見守る。

「早く尻を出せ、メス豚ども。俺のちんぽはお前たちを犯したがってるぞ」
「ダメ、犯さないで……」

全裸で待っていたくせに、なんだこの茶番は!なのだが、それもこれも牛坂の欲望を高める桜の作戦である。
そうとも知らない牛坂は、乗せられるままに興奮し1人目の少女を力ずくで四つん這いにすると、獣らしく後ろから犯しにかかった。

「モー!!」
「やだぁ、おちんぽ入ってくるぅ!」

尻を掴まれ、挿入され始めた少女が首を左右にふる。もちろん本気で嫌がっていなのは明らかだ。
その証拠に自分から尻をあげ、牛坂が挿入しやすいようにしている。
牛坂はもはや自分をここに連れてきた勇太には目も暮れず、唸り声をあげて腰をふる。
ストレスを全て発散すべく振る腰の勢いは激しく、まさに犯すという言葉が相応しい。

「モッ、モッ、モーー!!」
「やぁん、もう出してるーー!」

少女が尻を震わし、牛坂の子種を受け止める。
これで牛坂は一人違反を冒したことになる。全ては作戦通りである。
すぐさま他の2人が四つん這いになり、牛坂に尻を向ける。

「次は私を犯して……」
「だめぇ、私の方がさきぃ……」

「ウシシシ……よしよし、ふたりとも仲良く同時に犯してやるぞ。ふたりとも抱き合って寝ころべ」

言われた通り、2人はマットの上で寝転び上下に重なるように横になる。
牛坂はサンドイッチになった少女を順番に犯しにかかる。

そして3人目に犯し、中出しを終えたところで、いきなりホイッスルがピー!と鳴った。

「モッ!?」

なんだこの笛は!?いったいどういうことだ!?と家来に視線を向けると、
勇太なる男はいきなり笑いだした。

「まさかこんなに簡単に行くと思わなかった。おまえは罠にかかったんだよ。あまりに簡単に罠に嵌るので笑いを堪えるのに大変だったぞ!」

なんだと!? 驚愕な表情を浮かべ、家来であった勇太に視線を送る牛坂。
まさか自分にへいこらしていた軟弱な男が自分を裏切るなど思ってもいない。

これは何かの間違いだ、と今しがた犯した少女を見ると、少女たちは自分に見向きもせず全裸のまま教室を出て行く。
そしてそれと入れ替わるように、黒いフレアスーツを着た女教師が入ってきた。

「牛坂雄二、ペナルティにより6人没収!」
「モーーーーーー!!」

頭を抱えて絶叫する牛坂と腹を抱えて笑う勇太。
対照的な2人に目も暮れず、名前も知らない教師はアルバムみたいな物を取り出した。

「この中から好きな女子生徒を6人選んでください。その6人はあなたの所有物になります」
「はい!」

自分の見てる前で熱心にアルバムを見始めた勇太。
その表情を見ているうちに牛坂の中で怒りが湧き上がってくる。

騙された。この軟弱男に。
家来の分際で王である自分に反乱を起こしたのだ。

許されない。
絶対にそんなことは許されない。
王である自分に逆らうことなど、絶対に許してはいけないのだ!

牛坂は全身をぶるぶる震わせると、無言で立ち上がって拳を握りしめた。
そして感情のままに吠える。

「モォオオオオオオオオオオ!!」

まるで闘牛のように勇太に向かって突進する牛坂。
だが、勇太なる男はそれを予想していたと言わんばかりに、いきなりポケットから電気カミソリみたいな黒い物を取り出した。

そして勇太は掴みかかるようにしてやってきた牛坂をひらりと躱すと、そのまま牛坂の肌に直接電気カミソリを押し当てる。

バチバチバチ──!!

電光が身体に走って、牛坂の意識は途切れそうになる。

「モー……」

全身を襲う痛みに耐えながら、なんとか顔を上げ、家来を睨みつける。

「牛坂、俺を恨むなよ。お前が人のクラスの女の子を考えもせず犯すのが悪いんだ」

バチバチバチッ──!

再び押し当てられるスタンガン。
今度こそ、牛坂は巨山が崩れ落ちるように床にドシンと倒れ、意識をブラックアウトさせた。













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  1. 2013/05/18(土) 12:10:15|
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