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17話 お泊り会3

「仲山くんは、えっちなことしたわよね?」
「これじゃあ、ゲームの意味ないよな?」

俺と千雪さんにつめられ、仲山は動揺したようにオロオロする。

──さっき殴って脅したのに何を迷っている。
さっさと反対側にまわれ。
また殴られたいのか。

俺が強い意志を込めて視線を送るのに、それでもなお仲山は迷った仕草を見せている。
いったい何がこいつの決断を鈍らせている。
あの痛みを知ったならすぐにでも反対に回るだろう。

──まさか俺より千雪さんの言う事を聞くのか?

俺は仲山の態度に内心イライラするが、それを表に出さず再び圧力をかける。

「仲山はゲームでやったほうが面白いと思うよな?」
「え、えっと……」

煮え切らない。
俺と千雪さんの顔を交互に見ては、口を開いて閉じている。
普通仲山みたいなタイプは痛みを恐れる。しかも先ほど痛みを与えたばかり。
それで素直に頷かないということは、千雪さんが仲山に何かしたとしか思えない。
俺は千雪さんの横顔に視線を送るが、千雪さんは涼しい顔をしたままだ。

俺はその余裕な態度で直観に似た確信を持つ。


──間違いない。千雪さんは仲山に手をまわしている。

いったいいつ何を言い含めたか知らないが、仲山は千雪さんに脅されているか、取引を持ちかけられている。
そのせいで俺の言う事を聞かないのだ。これはまずい。
もしかしたら仲山が神社を調べてる最中にへたを打って、千雪さんに全てばれたのかもしれない。
現に俺が乗り気でないことを千雪さんは、気にもしていない。
以前千雪さんに俺が罰ゲームに乗り気な態度を見せたのにも関わらずだ。

今は暴力という痛みがあるから迷ったそぶりをしているが、
もし奴を殴ってなかったら、ここまで迷わずに千雪さんに賛同していた可能性が高い。

(やばいな……。このままじゃ、千雪さんの方に行くかも)

例え美羽ちゃんが俺側に立っても、仲山がこっち側に来なければ数の暴力で押し切られてしまう。
あいつがこっち側に来なければおしまいだ。

俺が仲山を強く睨むと、千雪さんがクスリと笑いながら、口を開いた。

「どうしたの、芝山くん。顔が怖いわよ?」
「……そうですか? そんなことないと思うんですけど」

俺はその一言で視線を緩めざるを得なくなってしまう。
もう、ここでの脅しは効きそうにない。睨むことは無理になってしまった。
みんなが注目しているなか、怖い顔をしたら俺が悪者になってしまう。自分がゲームをしたいから仲山を脅す勝手な男だという……。

仲山は圧力がなくなり、俺から千雪さんの方へと傾いていく。

そして暫くしてから、恐れていたことが起きた。

「あ、あ……、え、えっと……、僕もゲームは時間かかるので、もうえっちなことしていいと思います……」

仲山は俺を見ずに、そう言い切った。






「それじゃあ、行きましょうか」
「はーい」

千雪さんと花梨が歩きだし、その後をオドオドとした仲山が背中を丸めて続く。
そしてそれを見た色葉も立ち上がって隣の部屋に行った。

残ったのは俺と美羽ちゃんだけだ。

「………」
「……浩介さん?」

座ったままの俺を美羽ちゃんが見て不思議そうに首を傾げる。
事情を知らないのだから、あんまり深刻じゃないんだろう。多分罰ゲームからちょっと脱線した程度だと思ってる。
だからこうなってしまったのを残念に思いながらも、
なぜ俺がここまで肩を落としているのかがよく分かっていないのだ。

「行かないんですか? 始まりますよ」
「ああ、すぐ行くよ」

俺はゆっくりと立ち上がり、布団のある部屋に美羽ちゃんと一緒に向かう。

こうなったら色葉と美羽ちゃんは俺が相手をし、千雪さんと花梨は仲山に押し付けよう。
あいつは欲望に弱すぎる。
もし色葉や美羽ちゃんを任せたら何をするか分からない。というか、このふたりを仲山に任せることを感情が邪魔している。
特に色葉だけは絶対俺が相手をしたい。

色葉の後ろ姿を見ているだけでドキドキするのだ。
多分俺も色葉の事が気になり始めて、いや好きになり始めている。
両想いなんだから色葉の相手をするのは俺でなくっちゃいけない。
もう色葉は他の男に触れさせたくないのだ。視線が離せない。


全員が布団のある部屋に入ると、襖を閉めて全員が輪になって座った。







ちゅる、ちゅぱ、ちゅっ、ちゅばっ、ちゅっ、ぴちゃ、ぬぷっ……。

8畳の布団が敷かれた部屋で、性器を舐めあう音が微かに聞こえる。
俺は性器の舐めっこに参加していた。
だが、俺の相手をしているのは美羽ちゃんと花梨だ。
俺が仁王立ちし、美羽ちゃんが正面で俺の亀頭を舐め、花梨が横から竿を舐めている。
仲山は千雪さんの相手をしているし、色葉は俺と美羽ちゃんたちの絡み合いを女の子座りで見学をしている。

あれからこの際だから好きなようにやろうとの花梨の提案でこういうことになったが、
真っ先にこちらに来た美羽ちゃんを放っておくことが出来ずこうなってしまった。
色葉も美羽ちゃんと一緒に俺のちんぽを舐めるということは出来なかったようだ。
姉妹だから何か思うところがあるのかもしれない。色葉は姉だし……。

なんだか不機嫌そうな色葉から目を逸らし、仲山を見ると、仲山は千雪さんにフェラされて喜んでいる。
見たくないものを見てしまった気分で、嫌になる。

だが、色葉がちゃんとこちらに来てくれたのでホッとしているのも確かだ。
お互い好きあってる同士と行っても俺は今まで好きだと正面切って言われたことがない。だから俺の勘違いじゃないかと少し心配だったからだ。



部屋の中には相変わらず、あの不気味な男性器の像が並べられており、
暗くてはっきり見えなかったが、ここに並べられている像は先ほどいた部屋より多い。
これだけ見ると、なんだかここは特別な部屋じゃないのかと勘違いしてしまう。

ぺちゃ、ちゅぱ、ちゅっ、ちゅる、ちゅっぱ、ぴちゃ、ちゅぼっ、ちゅぼっ、ぴちゃ、ぬぷっ……

美羽ちゃんが花梨に譲らず、熱心に俺の亀頭を舐めまわす。
まるで俺の亀頭を宝物か何かに見立てているようだ。その表情は赤く恍惚としている。自分に酔っているようだ。
花梨は美羽ちゃんが譲らない為、竿とタマを舐めてばかりだ。

「ねぇ、美羽ちゃん。そろそろ替わって」
「………」

美羽ちゃんは無視する。花梨に一瞥を暮れることもなく亀頭を舌で愛撫し、
時には亀頭を口に含んでいやらしい音を立て花梨を挑発するようにする。
さすがにこれには花梨は呆れ気味である。
というか、あの大人しい美羽ちゃんがどうしてこんなテクニックを持っているのか、俺には疑問だ。
先程の重い気分がなければ、あっというまにイッてしまっただろう。

「美羽ちゃんが、おにいさんのおちんちんを独り占めだね」

諦めたように少しおちんちんから離れた花梨。
するとそれを待っていたように、美羽ちゃんがセミロングの髪をかきあげ、俺のちんぽを先っちょからゆっくりと呑み込み根元まで咥えこんだ。
脳天まで痺れるような快感が襲う。

花梨は仁王立ちの俺に寝転ぶように言うと、ゆっくりとパンツを脱いで俺の顔の上に跨る。

「おにいさん、アソコを舐めて」
「あ、ああ……」

俺は自然と舌を伸ばしてアソコを舐める。
おまんこを見るのは生まれて初めてだ。衝撃が強すぎて凝視し、頭がほとんど真っ白になってしまう。
だから素直に舐める。抵抗があるとか関係ない。ただオスとしての本能に流される。

ピチャピチャと音がし、俺は舐め続ける。
花梨は濡れているようだ。
愛液らしきものがピンクのアソコから出ている。

下半身からは絶えずおちんちんをしごかれる感覚がし、俺はアソコを夢中で舐め続けた。











(浩介のバカ……)

私は浩介たちから少し離れた場所で、彼らの絡み合いを見つめていた。
3人で仲良さそうに性器を舐めあい、今では寝転んで互いの性器を舐めっこしている。
小さなモヤモヤが絶えず胸に渦巻き、浩介を見るたびに悪口が溢れてくる。

なんで私を放っておくのよ……。
私とキスしたくせに。
どうして私と最初にやろうとしなかったのよ。

かつての場面が思い出され、よけいに腹が立ってくる。


花梨が浩介の顔の上に跨ったのを恨めし気に見る。
本来ならシックスナインで私が浩介とするはずだったのに……。

私は花梨の太ももに顔を挟まれ、美羽におちんちんを舐められる浩介から視線を逸らす。

そしてそのイライラした気持ちは、他に向かってしまう。


「姉さん替わって」
「んぷ、色葉?」

仲山くんのおちんちんを咥えて頭を前後に振っていた千雪姉さんに替わって欲しいと頼む。
本当は嫌なのに。
浩介の前で他の男とえっちな事をするなんて嫌なのに。

「いいわよ。好きなだけしなさい。私がちゃんと見てるから」
「うん……」

千雪姉さんがそこをどき、私がそこにおさまる。
勃起したおちんちんが私を前に、よりぐぐっと上向き、私の顔の前に裏筋を見せる。
私は自然と顔を近づけ、何気なくおちんちんの裏筋に舌をツーと這わした。

「あぅ……」

仲山くんが気持ちよさそうな声を出す。

そういえば、仲山くんとこんなことするの前の日曜日以来かな……。

そんなことを思いながら私はイライラを忘れるように、何度も舌先を上下に這わしていく。
彼のおちんちんは逞しく、前に練習したときから思ってたけど浩介に負けずに太さも長さも立派だ。
いや、カリの部分に限っては、カリ高で浩介にも勝ってる。段差がすごい。
おちんちん勝負したら仲山くんが勝つだろう。

そんな光景が思い浮かび、クスリとしてしまう。
きっとそんな勝負になったら浩介はすごく怒るだろう。
中学生に負ける高校生。彼の行動があまりに容易く想像できてしまう。

「い、色葉さんシックスナインしましょう」
「ええ、いいわよ」

心が晴れやかになるのを感じながら、私は寝転んだ仲山くんの上に跨りシックスナインの体勢になる。
私は亀頭を舌でぺろぺろ舐めながら、横目で浩介の方を見る。

ちゅぼ、ちゅぱ、ちゅぷ、ぴちゃ、ぺろ……。

まだ続いている。美羽が浩介のおちんちんを咥えて頭を上下に振り、花梨が浩介の顔を太ももで挟んでクンニさせている。
私は再びイライラが出てきたのを感じながら、自分の白いパンツが仲山くんにズルズル脱がされていくのを感じる。

暗くなった室内。
電気もつけないので、光はほとんど障子を通して届く月明かりだけだ。
少しえっちな気分も出てくる。


イライラを抑えるため、まわりを見れば、室内には見慣れた男性器の像。
そう言えばこの部屋って、確か不妊に悩む夫婦が子作りをして神様の力に頼る場所だったよね。

仲山くんの手によってお尻が丸出しになり、おまんこをさらけだしたまま男性器の像に視線を送り続ける。

仲山くんはこうしている間に私の足首からパンツを抜き、おまんこを指で左右にぐに~~♥と拡げ、
丸見えのおちんちんを入れる穴の中を覗きこんでいる。

「色葉さんの穴っていつみても綺麗ですよね……」
私だけに聞こえる小さな声で仲山くんが囁く。

「ピンクでとろとろしてて、すごく柔軟で締りがよさそう」

えっちな事を言いながら私のおまんこを賛辞する。
私は恥ずかしくなり、気を紛らわすように仲山くんの亀頭を舐めまわす。
ぺるぺろ、ちゅぱちゅぱと舐め、時には唇だけで亀頭を咥える。全部仲山くんから教わったことだ。

私が何も答えずに舐めだすと、彼も私のビラビラを舐めだす。
こっからは無言だ。お互いが一つになったように互いの性器に愛撫を繰り返す。

多分、浩介は私がこんなことやってるなんて気づいていないだろう。
それがますます自分を偽ってるようで興奮する。

私あんなに嫌だったのにと思ってたのに、やっぱり始まると気持ちいい。
仲山くんのクンニが上手いせいもあるだろう。
練習していたときは、私が3回イってからようやく仲山くんも一回射精するくらいのペースだった。
練習の成果をこういう結果で披露することになって、少しがっかりしたのは確かだけど、気持ちよくなってきてそれもどうでもよくなる。

自然と漏れる私の喘ぎ声。
おちんちんの先っちょからえっちな汁が出てきて男臭い匂いを放ち、それを舐めるたびに頭がクラクラしてアソコがジュンと濡れてくる。
仲山くんはそれを全部綺麗にして、私にさらにえっちなお汁を出させていく。

(だ、だめイキそう……)

アソコがきゅんきゅんして、私の頭が真っ白になっていく。
浩介のおちんちんが本番用だとしたら仲山くんのおちんちんは練習用。
私にとっては慣れ親しんだおちんちんだが、本番で練習用のおちんちんを前にしてイかされるのは困っちゃう。
でも声が押さえられない。クリが責めたてられ、問答無用でイかされようとしている。

「んんん……」

私は背筋するように逸らし、我慢する。
だけど下腹部の奥から快感に突き上げられ、ついに堪えきれずに大きな声でイった。

「ああ、だめ! いくぅうううううう───!!」

部屋にいるみんなに聞こえるような大声。
仲山くん以外が驚いて、私に注目する。

浩介が、仲山くんと69やっている私を見て慌てている。
だけどしょうがないじゃない。せっかく練習したのに、私と一番にしてくれなかった。
罰ゲームではちゃんと選んでくれたのに、美羽や花梨と出来るって分かったらそっちに行っちゃたじゃない。

私はある程度快感と呼吸が落ち着いてくると、再びおちんちんを舐める。
唾液を円滑油に、浩介に聞こえるよう、わざとらしく音を立てて、仲山くんが教えてくれたひょっとこフェラでおちんちんをしごきたてる。

ちゅぼ!ちゅぼ!ちゅぽ!ちゅぽ!ちゅぽ!ちゅぽ!……

時折、浩介の視線を感じて、頬の熱が上昇していくのがわかる。だけど途中でやめられない。
視線を感じると私はより激しくお口のピストンをして浩介の注目を浴びるようにする。私とすればこういうフェラしてあげるわよっていうアピールを込めて。

「くっ!」

浩介が悔しそうな声を出している。
だけど上手く動けないようだ。花梨がアソコを顔に押し付けてるし、美羽も対抗するように咥えたおちんちんのピストン音を大きくしている。

もぅ、馬鹿ね。早く来たらいいのに──。
私も美羽に負けないように頭の振りを激しくする。

途中で姉さんがデジカメを持って撮影している気がしたが、こんなに暗くっちゃ上手く撮れないだろう。

口内のおちんちんがぷくりと大きくなり、微妙に震えだした。
射精の合図。
練習でたくさん飲んだ精液を出す合図だ。

仲山くんは何かに掴まるように私のお尻の表面をガッシリ掴むと、動かさなかった腰を初めてクイクイと突き上げるように振って射精を開始した。

どぴゅっっ、どぴゅっ、どぴゅううううううううう───!!

仲山くんが少し腰を突き上げてたまらず私のお口に射精する。私はその瞬間、激しく音を立てて吸い上げる。

──ゴクゴクゴクッ!!

出したての熱い精液が喉を通っていく。 

どう聞こえた? 私、ちゃんと飲んだんだよ?
フェラ上手くなったでしょ?

最後に先っちょから滲み出る白い精液にチュウとキスして吸い取ると、浩介の顔を見た。


その顔はなぜかとても複雑そうだった。
















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  1. 2014/01/03(金) 00:00:01|
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ntr属性なのに超純愛ゲーをやって自己嫌悪になった男。リハビリのために小説を書いてます。
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