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20話 手がかり

結論から言うと、学校に図書室はあった。
こんな小さな学校にもやはり最低限の施設はあるらしい。
体育館もあったしそりゃあ当然か。

俺は念のためにそっと教室を窺うが、掃除も終わったみたいでみんな帰ったあとだった。
なので、安心して図書室で調べ物を開始する。

「さてまず何について調べるか……」

俺は首を鳴らしながら、図書室全体を見渡す。
図書室があるといってもそれは小さなものだ。
12畳くらいの部屋に本棚が5棹くらい置かれ、ちょっとかび臭い倉庫みたいな感じだった。


俺は歩きながら本棚にある本のタイトルを確認していく。

まず調べるのは神社のことだろう。
郷土について書かれた本がないか探す。
そしてその本は窓下の低い本棚の隅っこにあった。

(これか……)

この村の名前を冠した『亜月村の歴史』というタイトルの古い本を手に取り、
図書室の隅っこに置かれたテーブルで読み始める。


それによると、この村は開墾政策の一環で江戸時代に出来たらしい。
始まりは30人ほどのようだった。開墾の規模が大きくなるにつれ人がどんどん移り住んできたらしい。
そして昭和の高度成長時代の訪れと共に、村から人が離れて行きはじめたとのことだった。
俺はページを捲りながら神社について記述されてないか調べる。

すると丁度本の真ん中に芹沢神社についての記述があった。

(なになに……)
噛みしめるように読んでいく。

芹沢神社、1615年造営。
始まりは江戸時代初期、不妊に悩む夫婦が近くの森で男性器に見立てた石像を発見し、子を願い授かったことから始まる。
不妊に悩む夫婦が訪れることが多い。
年に一度境内で祭りが行われる。
現在の神主は芹沢 須江門。

(………)

これだけかよ。あっさり読み終わり内心で突っ込みを入れる。
俺は神社のならわしやしきたりなど風習が知りたいのだ。こんな情報ではまるで役に立たない。
しかもこの本は昭和の半ばに書かれた本だ。神主とか代替わりしているかもしれない。

俺は諦めきれず、他に何か小さな手がかりでもないかページに目を走らせていく。
風習、歴史、祭り、自分でもこんなに熱心に本を読んだのは初めてじゃないかというくらい集中する。

そしてそれが実ったのか、かなり時間が掛かったが、ある記述を見つけた。


──亜月村5人連続殺人事件。

俺はこんな長閑な村にもこんな事件があったのかと興味に惹かれて読んでいく。


それによると事件が起こったのは、昭和35年高度成長期の真っただなか。
丁度村から人が離れ、都会に流出し始めた頃である。
21歳の笹井庄吉という男が深夜に村に住んでいた男女5人を呼び出し、次々と包丁で刺し殺していったという。
捜査本部の調べでは、動機は恨みからの犯行だったとのことだったが、なんの恨みかまでは書かれていない。

俺はそこまでなら、長い村の歴史に一つや二つあるだろうとあまり気にも留めなかったが、
記述の最後にある文章が書かれていたことで、もう一度記事を読み返し始めた。

それは被害者の中に芹沢神社の娘、芹沢彩羽という人物がいたからだ。











火曜日の放課後。
僕は以前色葉さんと特訓をした宿直室にいた。
それは掃除を終えて帰ろうとしたところ、色葉さんに下駄箱で呼び止められたからだ。
なんでも、色葉さんはまた僕と練習がしたくなったらしい。
まだこの時間だと教師は職員室にいるが、宿直室は職員室からかなり離れてるし、田舎のせいか戸締りや見回りにくることもない。隣のかび臭い図書室に誰かが来ない限りこの辺りには誰も近づかないだろう。

「ごめんね、仲山くん」
「いえ」

僕に後ろを向かせ、体操服に着替え終わった色葉さんが、ポニーテールを整えながら謝ってくる。
でもすでに下半身は丸出しだ。シュールとも言える。
あの剥き出しの生まんこに僕はコッソリ中出ししてしまったのだ。

僕もズボンとパンツを脱ぐと、立ったままの色葉さんの股に顔を埋める。
今日はまずクンニからだ。
僕は、色葉さんがなぜ僕に声をかけてきたか薄々察している。

多分だが色葉さんは自分の身体をもてあまして、僕に練習を持ちかけてきたのだ。
つまりお泊り会から2日しか経ってないのに、僕のクンニが忘れられないのだ。

僕だってフェラチオされてからはあの体験と快楽が忘れられなくて夜をもんもんとしていた。
色葉さんもきっと僕のクンニが忘れられず夜の寝つきが悪いのだろう。
自信過剰と言われるかもしれないが、お泊り会であれだけイかせてあげたのだから自信持っていいよね。

僕は指で膣口をびろ~んと拡げながら舐めしゃぶる。
もう色葉さんのおまんこの形状は完全に記憶してしまった。挿入して中出しまでしたのだから、どのくらい深さがあるのか、締りまで分かる。
勿論、感度や味さえも僕の頭の中だ。
おまんこに関しては芝山先輩より一歩リードしてるといえる。

(この事がばれたら芝山先輩怒るよね……)

誰も近くにいないとはいえ、教師が学校にいるのだから必死に声を抑える色葉さん。
頬を赤く染め、口を手で押さえている姿がとても萌える。
セックスしていいならすぐに押し倒して挿入しているところだ。

しかし、僕はそれを少し余裕を持って抑える。
多分童貞を捨てたことで、自信と余裕が出てきたんだと思う。
前もリードしてきたんだけど、今度はもっと自信をもってリードできそうだ。

僕は下品な音を立てて溢れ出る愛液を啜ると、そのまま舌を膣穴の中にぬるりと入れて舐める。
すると色葉さんは僕の頭を両手で押さえて、お尻をぶるると震わせた。
早くもイッちゃったらしい。

僕は色葉さんの股から顔を離すと、腰に力が入ってないような色葉さんを優しく畳に寝かせて股を広げる。

クンニの回数が増えるのと比例するようにイクスピードが早くなってきている。
声をあげてイかなかったのはよく我慢できた方だと思う。お泊り会では声に出してイっていたしね。

指でクリトリスを弄りながら色葉さんの表情を見ると、強気の態度は影を潜め、少女のように顔を真っ赤にして目を瞑っていた。
僕はそれを見て興奮してくるのを感じながら、ゆっくりとシックスナインの体勢になる。
いつもは色葉さんが上だったが、今日は僕が上だ。

僕は腰の位置をずらしながら、少し開いた色葉さんのお口におちんちんを入れようとする。
だけどそれが上手くいかず、亀頭が色葉さんの鼻や頬にグイっと押し付ける形になってしまう。
僕は口に入れようと躍起になって何度も腰を調整していると、ようやく色葉さんの手が伸びてきて、僕のおちんちんを口の中に入れた。

「動きますよ」
「うぅん」

僕が上にいるため、主導して腰を振る。
お口をおまんこに見立てて、始めは浅く、そして喉奥を突くように深めに腰を突き出す。
さすがに中はぬるぬるで自分が主導して腰をクイクイ振っているため、おまんこを舐める余裕がなく、腰を振るだけの形になってしまう。

だけどそれがとても気持ち良くて興奮する。
色葉さんの白い太ももを両手で掴み、股の間に顔を入れながら腰を振るのは絶品だ。
色葉さんも身体のバランスが崩れないように、僕の腰に両手をまわしてくれるのでなおさらなのだ。
おっぱいだってお腹に当たってる。

「気持ちいいです色葉さん」
「………」

囁くような小さな声で言うと、色葉さんの口が蠢き、ちゅぼちゅぼと音がした。
何か言おうとして、おちんちんが邪魔したのかもしれない。
僕は腰を振りながら、ゆっくり射精感を高めていく。
今日の一発目は、このまま濃いのを色葉さんに飲ませようと、画策する。

ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!

腰の振りが規則正しくなりスピードを増したせいか、腰の突き出す角度がズレはじめる。
今までまっすぐ突いていたおちんちんが、喉奥から右頬や左頬の中に埋まり始める。
だけど僕は腰を振るスピードを緩めない。

色葉さんはそんな僕の腰に合せるように、ひょっとこフェラになっていく。
頬を窄めれば、おちんちんの角度も安定するはずだ。
僕は抑えていた興奮が、荒い息として出始め、射精の準備を始める。

だがそこで、思わぬ邪魔が入った。
なんと隣の図書室のドアがガラっと開いたのだ。
誰か図書室に来たらしい。

これには驚き、僕は思わず腰の振りを止めてしまう。
そして色葉さんのお口におちんちんを突っ込みながら、様子を窺う。

(いったい誰だろう)

隣から床の軋む音が聞こえ、歩き回ってるのが分かる。
僕は息を殺し、誰が入ってきたのか探ろうとする。

「さてまず何について調べるか……」

周囲が物音ひとつしない環境だったからだろう。
芝山先輩の声が聞こえてドキッと心臓が止まりそうになる。
なぜこんな時間にここにいるのか分からないが、心臓に悪い。

僕は早く出て行かないかな~と待っていたが、なかなか出て行く気配がないので焦れる。
色葉さんも気づいてるだろう。やめようとしないか心配だ。
僕は仕方なく、ゆっくりと腰の動きを再開させる。
ここでやめられたらたまらない。色葉さんは一回イッたからいいけど、僕はまだ一回もイってないのだ。

僕はソーと忍び込ませるようにピストン運動をしながら、絶えず図書室の芝山先輩の動向に気を配る。
見つかったら僕はただじゃすまない。慎重に事を進めないといけない。


物音ひとつしない室内。
呼吸を忘れたように腰を振るスピードが少しずつ速くなっていく。
そして僕は腰を撥ねらせるようにして射精を始める。

どぴゅっ!どぴゅっうぅううううううううううう──!!

派手な射精ではないが、確実に色葉さんの口内を白濁液で汚す。
喉奥で出すと色葉さんがむせる可能性があるから唇から少し進んだ場所で出していく。
精液は勢いよく飛び出て、色葉さんの舌や喉奥にべちゃべちゃ絡みついていく。

(ふぅ、ふぅ)

僕は音を立てぬように息を整えていく。
だが先ほど出したのに僕の欲望は止まらない。
興奮しきった僕はまたしても欲望が制御できずに大胆な行動に出る。
すなわち僕は、寝転んだままグッタリしている色葉さんの首に跨り、おちんちんを色葉さんの口元に持って行ったのだ。

「おちんちんにキスしてください」

少し命令口調で色葉さんに囁く。
だけど色葉さんは、キスという言葉に反応したのか、横を向いておちんちんを避ける。
その表情に少し強気な面を浮かび、声を出さないのは隣に芝山先輩がいるためか。
横を向いた色葉さんのほっぺたが凹むほど亀頭を押し付けてるのに言う事を聞いてくれない。
僕は困ってしまってお豆さんをいじりだすと、色葉さんの表情が氷が溶けるようにみるみるうちにとろんとしていく。
ここまでクンニ中毒になっているのは意外だ。
僕はこの機を逃さず、すかさず色葉さんの頭を掴みまっすぐにするとおちんちんを唇に近づけキスをさせた。

ちゅっ♥

色葉さんが目を見開き、軽い粘着音が出て僕は慌てる。聞こえてないよね?
僕は懸念を浮かべながらも、小鳥がついばむようなキスを亀頭を近づけ何度も繰り返す。
色葉さんは一度やってしまうと諦めたようだった。唇を軽く突き出して僕の意図に従ってくれる。
その顔はクリを弄った名残か、少しとろんとしている。

ちゅっ♥ちゅっ♥ちゅっ♥ちゅっ♥ちゅっ♥

キスするたびに、亀頭が弾けるように揺れ、すぐに元の位置に戻る。
たまらない。本当のキスはしたことないけど、いずれは色葉さんとキスもしちゃおうと考える。

僕は見えないのに隣の図書室に時折視線を送りながら、欲望をさらに高めていく。
カウパー汁が滲み出て、キスするたびに色葉さんの唾液と混じり合う。
僕はたまらなくなって、軽く突き出した唇の中心に亀頭をめり込ませるように挿入していく。
そして亀頭が完全に隠れたところで、色葉さんのポニーテールを掴んで頭にピストン運動させる。

ちゅぼ!ちゅぼ!ちゅぼ!ちゅぼ!ちゅぽ!ちゅぼっ!

いつもの心地よいフェラ音が聞こえ、僕は思わず隣の図書室にいるであろう芝山先輩の方を向いてニヤリとする。
これはいわゆる寝取り。
色葉さんの芝山先輩への気持ちが分かっている僕だからこそ出来る歪んだ笑みだ。

(これで芝山先輩が色葉さんのことを好きだったら最高だったのになぁ……)

そんなことを思いながら僕は色葉さんの頭の両側を持つと、口内を犯すおちんちんを抜き、2度目の射精を開始する。

どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅうぅううううううううう……!!

目を瞑った色葉さんの顔に容赦なくザーメンをぶっかけていく。
ザーメンは粘り気を伴ったまま、色葉さんのまぶた、鼻、頬、唇、そして少し開いた口の中に飛び込んでいく。
いくら声を出せない状況だからといって、やりたい放題の僕だったが、なぜか怒られない自信がある。
根拠はないのだが、色葉さんはクンニ中毒だけじゃなく、おちんちん中毒にもなり始めてるんじゃないかと思っているからだ。
というのも、結構無茶なフェラさせたのに目立った抵抗はなかったし、おちんちんを舐める舌遣いも丁寧だった。
恐らくだが、色葉さんは罰ゲームという枠組みを超えても、僕としたがってるんじゃないかと思い始めている。

もしかしたらこのまま罰ゲームをやめることになっても、色葉さんは僕にクンニをしてくれるように持ちかけてくることもあり得る。


隣の図書室のドアがガラリと開いて、芝山先輩が出て行く気配がある。
僕はそのまま宿直室の前を通り過ぎるまで銅像のように固まり、気配が遠ざかっていくのを確認して、
再び色葉さんの股に顔を埋めるのだった。













次の日。俺は昨日調べていたことを纏めながら教室の自分の机に座っていた。
俺が昨日調べた結果は正直よくないと言わざるを得なかった。
しかしなんの成果がないというわけではなく、一つだけ興味深いことが分かったのは確かだ。

それは過去にこの『亜月村』で大きな殺人事件が起き、その被害者に芹沢神社の娘『芹沢彩羽』という少女がいたこと。
動機は本には書かれていなかったが、この事件が妙に引っかかる。
被害者に芹沢神社の関係者がいたこともそうだが、この『芹沢彩羽』という名前を見てると妙に胸騒ぎがするのだ。何か見落としているような、そういうモヤモヤした気持ちだ。

俺はそれがなんなのか必死で考えるが、どうにも分からない。
俺はその事を色葉や美羽ちゃんにも訊きたいのだが、さすがにそれは訊きずらい。
この事件があったころは2人とも生まれてないと思うが、やはり動機の詳細が書かれてなかったので、訊くことが躊躇われるのだ。
もしこれが芹沢家にとって汚点になるような事件だった場合、雰囲気は確実に気まずくなるだろう。
というか、なぜそんなことを俺が知ってるのか疑問に思い、俺を見る目が変わるのは間違いないと思う。
事情を話せないのが辛いところだ……。

やはりここはじいちゃんに訊くべきなのかと思うが、さすがに俺のやってることに疑問を抱き、全てを話すように迫られるのは目に見えている。
ただでさえ学校で何かあったのか、疑われてる身だ。この事を知られれば、俺は殴られるどころではないだろう。
考えるだけでぞっとする。

そうなるともっと詳しい情報がありそうなところを当たるしかないが、
村で聞けないとなると、街の図書館に行くしかない。

あそこなら隣村の事だし、もっと詳しい情報が得られるだろう。
事件が起こったときの古い新聞とかも置いてあるかもしれない。


俺は昼飯を皆で食べ終わると、仲山を校舎裏にコッソリ呼び出し、情報交換をする。
正直、こいつはもう信用できないので期待はできないが、もしかしたらということもあり得る。
聞くだけなら損はないだろう。

「仲山、情報交換をしよう。何か分かったか?」
「い、いえ……」

やはりなと思いつつ、俺も何も分からなかった振りをする。
千雪さんと繋がってるかもしれないこいつに情報を渡すのは得策ではない。
俺は仲山の顔を見ながら事務的に分かったというと、今度の情報交換は月曜にしようと言って別れる。

もう、俺が街の図書館に行って確かめるしかない。
ここから街まで遠く、一日がかりのことになってしまうが、仕方がない。
土曜日は学校が休みなのでその日に街まで行くことにしよう。


















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  1. 2014/01/12(日) 12:44:10|
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