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モブの植木鉢小説館

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31話 権力者とドブネズミ2

僕はある程度予想していたが、本当にそうなってるとは思わなかった。
きっと隣にいる芝山先輩には想像を絶するものだろう。

屋敷に到着した僕と先輩。
外観に驚いていた芝山先輩だったが、やがて僕の先導で中に忍び込む。

そして僕たちはいつもセックスをしていたあの部屋の前に来ると、そっと隙間をあげて、中を覗きこんだ。


先を争うようにして全裸の先生のちんぽにしゃぶつく美人姉妹──。
全裸の色葉さんが仁王立ちになった先生のちんぽを正座しながらひょっとこフェラで丸呑みして頭をカクカク振り、
同じく全裸の美羽さんが先生のタマタマを同じくひょっとこフェラで吸い伸ばす。
これじゃあ、美人姉妹というよりひょっとこ姉妹だ。
普段見慣れてる僕でもイラつくのだから、芝山先輩に与える衝撃はキツイだろう。先輩にとってはこの光景は恐らく初めてみることになるだろうからだ。

僕がそっと視線をずらして隣の芝山先輩の顔を窺うと、
案の定、呆然と目を見開き、襖の隙間から中を覗いていた。

ちゅぱちゅぱ音が襖の向こうから生々しく聞こえ、やがて先輩は拳と膝をブルブル震わせだす。
僕はそれを予定通りとほくそ笑み、止めとばかり怒りを抑えた口調で囁くように言った。

「先生はああやって色葉さんや美羽さんを食い物にしているんです。ちんぽをしゃぶらせ、それに飽きたら無理やりセックス。本当にひどいです。殺してやりたいです」
「……っ!!」

立ち上がり部屋に入ろうとした先輩。

だがここで突入してもらっては困る。
まだ持っていない、包丁を。あれで一突きしてもらわないとここに連れてきた意味がない。

僕は飛び出そうとする先輩の肩に手を置き、押し殺した声で言った。

「先輩ごめんなさい、僕もう我慢できません。あいつを殺して色葉さんと美羽さんを自由にします。あいつが生きていたら2人は救われません」

思わず振り返りまじまじと僕の顔を見てきた先輩に、僕はアピールするように台所の方へ向かう。
先輩は明らかに様子がおかしい僕を追ってきた。
何をするのか確かめにきたのだと思う。計算通りだ。

僕は台所に着くと、流し台の下のドアを開けて包丁を見せびらかす。
だが包丁は取らない。とってしまえば包丁に指紋が付く。
あとで拭き取るという方法もあるが、一度手に持ってしまえば先輩が捕まったときに警察の取り調べで、いらぬ疑いをかけられることになる。それは避けたい。

僕は荷物をおろし、止めないでくださいと言って包丁を持とうとする振りをする。
だがここで、先輩が僕の事をようやく止めてくれた。

「まて、人殺しなんて駄目だ。ふたりが救われてもお前が捕まるぞ!」
「でも、それじゃあ、ふたりはどうなるんです!」

しらじらしい茶番を演じながら誘導する。

「そ、それは……」
「先輩が僕を思ってくれるのはありがたいです。でもこれは誰かがやらないといけないことなんです。
僕がやらないと他の誰かがやってくれるわけじゃないですからね」

深刻そうな顔をしている先輩とは対照的に僕は強気に胸を張る。

「あいつを殴り飛ばして、それで言う事を聞かせれば……」
「無駄ですよ。相手は教師なんです。大人なんです。いい加減に現実を見てください! 先輩はくやしくないんですか!?」
「お、おれは……」

たゆんできたな。もう少しだ。

「先輩はそこで見ていてください。僕がちゃんとやりますから」
「ま、まて! わかった。俺がやる……。俺がやって色葉を救う」

ついにこの言葉を引き出せた。

「ほんとに出来るんですか?」
「あ、ああ……。やる……、絶対にやる!」

ついに流し台の扉の包丁を手に取った芝山先輩。
決意を構えた表情で、包丁の刃を眺める目にぎらついたものを感じとる。
僕は釣りあがりそうになる口元を必死に手で隠しながら、上手く誘導できたことを自画自賛する。


とうとう、ここまで来た!













村長が席を立ち、1時間経った。
その間、私たちは大広間で待たされ、静木と風見の到着を待つ。
この2人は遠山の当主より高齢で、まるで妖怪みたいなイメージを受けたことがある。
言動も一癖も二癖もあり、一筋縄では行かないと思う。

私は隣で目を瞑って腕を組む笹井さんの横顔に視線を送る。

もうここまで来たら笹井さんを当てにしてなんとかするしかない。
自分も出来るだけやるが、やはり笹井さんの言葉は私と違って重みがある。
年端もいかぬ小娘にやりこめられるならともかく、笹井さんに言われて考え直すのなら抵抗も少ないだろう。
遠山が一蹴せずにこうやって静木と風見を呼んでくれたのは笹井さんだからこそと言える。

私は大きく深呼吸すると、背筋を伸ばして正座する姿勢を正した。

そして暫く待っていると、ドンドンドンと廊下を歩く複数の足音が聞こえ、背後の襖が開いた。

「待たせたな。静木と風見が来たぞ」

私たちの横を通り、上座に村長、そして腰の曲がった80代の老人2人が座る。
さすがに3長老が揃うと、威圧感がすごい。村の全てを動かしてきた3人だ。知らずに震えそうになる。

「話しは大体きいた。おめぇら、ワシらの決定に不満があるようだの」

まず口を開いたのは、村長の右側に座った静木老人。
一見すると老婆にも見えないような容姿をしており、くすんだ茶色の浴衣を着て、あぐらをかいてる。
今にも死にそうな雰囲気をしているが、その目の奥には青白い炎のような執念を感じ、対面しているだけで手に脂汗が滲む。

「そうじゃ。秋川を置いておいては災いになる。そう言った」
「おめえら、簀巻きにして川に放り込まれてぇだか?」

まさに聞く耳持たず、といった感じで静木は笹井さんを睨みつける。

「まぁまぁ、いいじゃありませんか、静木さん。言うのはタダです。もちろんタダほど高い物はありませんが」

そう言って割って入ったのは3人目の長老、風見。
前歯を金歯にし、笑うとシシシと声に出す不気味な老人だ。
こちらはねばねばした粘着質なものを感じる。一筋縄では行かなさそうだ。

「……静木、風見、お主らは秋川が何をやってきたのか忘れたのか……?」
「そんなこと知っておるで。だがそれは決まったことだ。覆しようもない」
「村の若い者が不満を持っていても?」
「そうです。村の発展が我らの悲願です。秋川はしっかり管理すればよい」

笹井さんと静木、風見の舌戦がスタートする。

「管理できると思わないがな。あれは鎖に繋がれるような一族ではない」
「そんなことやってみないと分かりませんよ。確かにアレは倫理を母の腹の中に忘れてきたような一族ですが、
別にそれをのぞけば普通の人間です。毎日の行動を監視すればいいだけです」
「冗談じゃろう。毎日監視することなど不可能じゃ」
「それを可能にするのが我らの力だぁ。それはおんしにも分かっておろう? のう笹井よ」

笹井さんの言葉が詰まる。押されているようだ。

「それが分かったならさっさと去ね。ここにおんしの居場所はない」

「……それなら私たちは。……その秋川の犠牲になる私たちはどうなります?」
「は……?」

静木老人が聞こえないふりというよりボケた振りをして明後日の方向を向く。

私は努めて冷静に言葉を紡ぐ。

「当人たちの意志を無視して結婚させられる、私たち姉妹はどうなるんですか?」
「……君はこの村がどうなってもいいと言うんですか?」

風見が鋭い視線でこちらを見た。

「そうは思いません。ですが所詮は伝承。信じる方が間違ってる」
「きしゃまぁ──!!」

ボケた振りをしていた静木が激昂して立ち上がった。
そして私を指さしながら、唾を撒き散らしてわめきたてる。

「この小娘がぁ、黙って聞いてりゃあ調子に乗りおって!!
我ら3人がどれだけ村を想い、心身を削ってきたか知っておるのかあっ!!」
「それとこれとは話が別です。私は間違ってることを間違ってると言っただけです」

正座をしたまま毅然と視線を合わせ言い放つ。
村長は依然として沈黙したまま胡坐をかいて腕を組み、部屋は静木の怒鳴り声が響いて、空気を揺るがせる。
正直、もういかにも死にそうな老人からこんな大声が出るなんて思いもよらなかった。

「いいじゃありませんか、彼女には彼女なりの考えがあるのでしょう。ですが、所詮小娘の言う事、誰も聞きやしません。
現に村の者は私たちと同じく伝承を信じ、再び村に繁栄が訪れるのを待っているのです」

風見が嘲笑うように言うと、
私は気づかれぬよう唇を噛んだ。
確かにそうだ。長老が言う限り、村の者たちは盲目的に伝承を信じることだろう。本当に腐っている。

「ですが、私たちにここまで楯突いたあなたの勇気は称賛に値します。近頃の若者は根性なしですからね。ですので、あなたに一つチャンスをあげましょう。入ってきなさい」

ゾロゾロと襖を開けて、大広間に入ってくる20代から30代の青年たち。
どの顔も見知った顔で、村の若い男たちだ。中には妻のいる者もいる。

「これからの村を担う若者たち。伝承をよく信じる者たちでもあります。
もし彼らを納得させることが出来たなら、秋川の件を考え直しましょう」
「わかりました」

私は青年たちに向き直ると、説得にかかる。

「みなさん伝承は……」
「待ちなさい。この者たちは言葉による説得など聞きませんよ。なにせ伝承は絶対。村の繁栄を願っているもの者たちですからね」
「ならどうすれば……?」

嫌な予感を感じ返事を待つ。

「決まっておるじゃろう、おめぇがその美しい身体を使って、そいつらの相手をし、考えを変えさせればよかべぇ」
「静木っ! きさまっ!」

怒鳴る笹井さんと、ニヤニヤする静木。

私は大広間で、一塊になる青年たちに視線を送る。
人数は5人。この男たちの気を変えさせれば、秋川を放逐してくれる。
一度我慢すれば……。秋川に汚された身体をもう一度だけ差し出せば……。

「……本当に考えを変えさせれば、秋川は村から追放してくれるんですね?」
「おおとも、本当にそれが出来るなら考えを直してやるべ。村の若い者たちが今後、この村を支えていくんだべだからな。
そうなったらもう、ワシら年寄りはもう口を出せんよ」

「やめるんじゃ、千雪さん!」

ガシッと笹井さんの身体が若い者たちに取り押さえられる。


「わかりました。その提案飲みます。必ず約束は守ってもらいますからね」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・



昔からこの亜月村は閉鎖された村である。結婚するのも相手が村の者であることが多かった。
秋川神社に生まれた子は全てが男であったということはない。中には女として生まれ村の人に嫁いでいったものもいた。
そしてこの5人こそが秋川家の血を薄いながらも継ぐ者である。
つまり長老たちは秋川家の男が呼び戻せないことに備えて秋川家の血が入っている者をあらかじめリストアップしており、
呼び戻せなかった場合はこの者たちと色葉たち芹沢神社、直系の娘と結婚させるつもりだったのだ。

もちろんこの事実は千雪は知らない。だから、どう転んでも長老たちの手の平であった。
当然、こんな場で妊娠した場合、腹の子をおろす可能性が高いが、妊娠したという事実さえあれば伝承は成就するので、長老たちはあとはどうしようとどうでもよかった。
そう、所詮は年端の行かぬ娘。長老たちに踊らされていたのだ。もちろん事前にこういう展開にもっていくことを打ちあわせており、孕むまで数日だろうが、数か月だろうか種付けするつもりだった。



「肌がすべすべして餅みたいだぜ」
「俺ずっと、千雪ちゃんを犯したかったんだ。道を歩くときのあの尻の振りよう。何度襲い掛かってやろうか我慢するのが大変だったぜ」
「千雪さんのおまんこにちんぽ入れれるなんて夢みたいだ……」

三者三様が様々な感想を言いながら無遠慮な男たちが私の身体に群がる。
農業で荒れ狂った手が、動物のように蠢き、私の身体から服を剥ぎ取り、脱がせ、そして力ずくで引き裂いていく。

「ほら舐めて舐めて」

下半身を丸出しにした仁王立ちの男たちの中心に座らされ、私は5本の男性器に顔のまわりを囲まれる。
それはどれもこれも逞しく勃起し、赤黒い亀頭の先っちょからは透明な液を滲み出している。
グイグイとそのうちの一本が私の頬にめりこみ、早く舐めろと催促する。
血が薄いとはいえ、秋川家の血を受け継いでいるものたちである。秋川の男たちには劣るが、素行の悪さは折り紙つきだ。

私は軽く息を吸って吐くと、気を取り直し唇の前に突きだされた男性器の一本を握る。
柱に縛られた笹井さんが、やめるんじゃ!と叫んでいるが、その姿は仁王立ちした男たちに阻まれて視界に入らない。
手から伝わる熱い男性器。
ドクンドクンと脈打ち、私の心に言いようもしれない血が躍るような刺激を与える。
私はそっと口を開けると、ゆっくりと舌を伸ばし亀頭をちろっと舐めた。

ちゅっ、ちゅっ、ちろっ……。

亀頭にキスをし、裏筋に舌をソーと這わせる。
以前罰ゲームでしたことがあるのだが、まわりに4本のちんぽがあると、妙な焦りを覚える。
私は亀頭を舐めながら、両手で2本の太いちんぽを握ると、ゆっくりとしごきだす。
余ったちんぽを持つ男たちはそれが不満のようで、私の長い黒髪を一房とると、それをちんぽに巻きつけ扱き始めた。

「うっううぅ……」
「お手てスベスベだぁ」

奉仕されている男たちが、うめき声に似た喜びの声をあげる。
だけどそれだけでは出さない。もっととせがんでくる。
私はシコシコとしごくスピードを上げながら、舐めているちんぽを「ぬぽぉ…」と口内におさめる。

「うっ、あったけぇ……」

たまらずちんぽの持ち主が私の頭を両手で掴むと、
自分から腰をカクカク振って喉奥を突きながら口内射精をはじめる。

「うっ! でるうううううう──!!」

どぴゅどぴゅっと口内にザーメンが吐き出される。
それはとても濃くて、根元までちんぽを咥えさせられた私の喉奥へと流れ込み、強制的に嚥下させられる。

「俺も出そうっ!! 千雪ちゃん口!口っ!」

ちんぽを吐きだした私の顔に間髪をいれずに、右手でしごいていた男が放った熱い飛沫が飛びかかる。

「たまんねぇ! 俺も千雪の顔にかける!」

どぴゅぴゅうぅぅううううううううううううう───!!

3人目の男は私の口をあ~んさせて、口内や舌目掛けて射精する。
4人目の男は、私の黒髪に射精してドロリと汚し、
5人目の男は自分でちんぽをしごきながら、私の顔に万遍なく白いザーメンで絵を描くようにかけていく。

まさにザーメン塗れにされたわたし。
5人の男に一遍に汚され、出したザーメンがとろとろと肌を伝って乳房までも白くしていき、
髪もツヤツヤになっていく。

出したにも関わらず、一向に下卑た笑みを張りつかせる男たち。

本当の試練はここからだと感じた。

















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  1. 2014/03/02(日) 00:00:01|
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ntr属性なのに超純愛ゲーをやって自己嫌悪になった男。リハビリのために小説を書いてます。
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