入学してから数か月経った。
私は隼人との共同生活に慣れ、楽しい学校生活を満喫していた。
最初は不安だった寮暮らしもこうして慣れてしまえば、今までと変わらないほどだ。
私は今日も、よく日に焼けたこげ茶色の隼人のたくましい胸に頭を乗せ、雪のように真っ白の肌を晒した全裸のままで眠る。
最近は毎日こうやって隼人の腕の中で眠る。
初めは別々のベッドだったのに、隼人の強引さに負けてこうなってしまった。
今ではおっぱいも痛いほど毎日吸われているし一緒にお風呂に入ったりもしている。
もちろんおちんぽみるくを受け止める回数も爆発的に増えてしまって大変だ。
「まりな、起きてるか?」
「うん……」
電気を消した暗い部屋で隼人が腕の中にいる私を呼ぶ。
何かを確認するように私を包み込む腕の力が少し強くなり、私はその力強さに安心感を覚える。
今日は裸エプロンでご飯を作らされ、後ろからおちんちんを入れられてしまった。
乳房を荒々しく揉まれ、お尻を後ろに突きだしながらそれでもご飯を作るのは大変なことだ。
まな板の野菜はちゃんと切れないし、冷静さを保てない。
最後は案の定、喘ぎながら料理を作る手を止めざるを得なかった。
隼人は本当におまんこにおちんちんを入れたがりだ。
隼人にこうして触れられるだけで、アソコが期待して濡れてくるのを感じながらほぅ、と小さく吐息を吐く。
思えば隼人との共同生活で色々なことを教え仕込まれた。
唇と唇をくっつけることやフェラチオの意味。
隼人がおちんぽみるくを出すときに、たまにイクって言ってるのをどんな意味か聞いて教えてもらったこともある。
『頭で考えるのではなく、子宮で物事を考える』
前に隼人が言っていた言葉が頭を過る。
おまんこがある者は沢山おちんぽみるくを出してくれる者をより大事にしないといけない。
頭で考えるのではなく、子宮に自分の意志を委ねるのだ。
寝る前にたっぷりとおちんぽみるくを貰ったというのに、そんなことを考えていると子宮が疼いてくる。
また欲しくなっちゃった。
「……隼人、子宮がおちんちんを欲しがってるの。入れてくれない?」
「まだ欲しがってるのか。欲張りなまんこだな」
隼人は薄く笑うと、私の上になり膣口におちんちんを押し当てる。
「いいか、おまえのヌルヌルまんこにちんぽを入れていいのは俺だけだ。おちんぽみるくを欲しければそう誓え」
私はどうして?と思ったが、すぐにいいかと思い至った。
隼人は毎日私のおまんこにおちんちんを入れて満足させてくれるし、回数も多い。
別に健太とやらなくても満足できるのだ。
それに、と子宮が訴えてくる。
隼人のおちんちんの方が健太のおちんちんよりいいと──。
だから私はすんまりとその言葉を誓った。
「うん、隼人のおちんちんだけが私のおまんこに入っていいよ。他の誰のおちんちんも入れさせない。
だから毎日いっぱいおちんぽみるくを注いでね」
◇
隼人とまりなちゃんが保険室に行った後の授業が終わり、僕はまだムカツキが残っていたものの
あんな別れ方をしたので気が進まながったがB組に行く。
だが、2人はどこかに行ったのか教室にはいなかった。
近くにいたB組の子に聞いてみると、授業に出ず保健室に行ったまま帰ってきてないらしい。
僕は何かあったのかと保健室に行ってみた。
「失礼します」
コンコンとノックをしたあと、校舎の一階にある保健室に入る。
「あら、いらしゃい。どうしたの?」
白衣を着た保健の先生が僕に気付くと、回転椅子に座ったまま振り返る。
「えっと、1年A組の夏川健太です。ここにB組の長谷川まりなちゃんは来ていませんか?」
あえて隼人を除いたまま聞いてみる。
そうだ。隼人が来てから僕とまりなちゃんの関係がおかしくなったのだ。
「ああ、それならそこにいるわよ」
保健の先生が何気ない仕草で、保健室の奥のカーテンの閉まったベッドを指さすと、
僕の視線も自然とそちらにいった。
ギシギシギシギシギシ……
そのベッドから微かな軋み音が聞こえてくる。
僕はなぜか緊張して生唾をごくりと飲み込む。
無意識のうちに踏み出す一歩がとても重く感じられて、そぉーっとカーテンに伸ばす手が微妙に震える。
(どうしたんだ、僕は……)
自分の感情が理解できず、恐れと同時に戸惑う。
こんな感情感じたことがない。
こんな胸の動悸感じたことがない。
周囲の音が無音になったように、僕は目の前のカーテンを見つめ、
そしてゆっくりと引くと、半ば予想通りの光景が広がっていた。
下半身丸出しで寝転んだ隼人の上に、まりなちゃんが跨りそのまま抱き合って腰を振っていた。
「おまんこトロトロだよ」
「隼人のおちんちん大好きだから仕方ないもん」
お互い舌を出してぺろぺろしあうふたり。
まりなちゃんはパンツを足首までおろして隼人と一緒に下半身丸出しの恰好で、隼人のおちんちんがまりなちゃんのおまんこにズブズブ出入りし、下から突き上げている。
まりなちゃんのまんまるお尻とおちんちんがおまんこに入ってるところが丸見えで、見ている僕は声も出せない。
それにしてもまりなちゃんのお尻に黒のマジックで正の文字いっぱい書かれてるのはなんだろう。
「呆れるでしょ? もう一時間前からずっとあんな感じ。おかげで気になって仕事にならないわ」
保健の先生がため息交じりに言うと、隼人はまりなちゃんのお尻に両手をやってお尻の肉をグイって左右に開いて、お尻の穴やおちんちんが出入りしているところを僕に見せつける。
そして暫くするとまりなちゃんも一緒に腰を振りはじめた。
「まりな、一番好きなのは誰だ。順番に言ってみろ」
隼人が苦悶の声を混じらせながらまりなちゃんに変なことを聞く。
まりなちゃんは喘ぎながら答えた。
「んんっ、あっ……1番は隼人~」
一番はやっぱり隼人だった。
薄々そうじゃないかと思ってたのでそれほど大きなショックはなかったが、
それでもやっぱり傷つく。
僕は内心肩を落としながら続きを聞く。
「2番は隼人のおちんちん~。3番目は隼人のおちんぽみるく~、4番目は千早ちゃん」
瞳を潤ませながら僕は泣きそうになる。まりなちゃんの言葉に僕は入っていない。
自分でもびっくりするくらい落ち込んでいくのが分かる。僕の一番はまりなちゃんなのに。
「5番目は健太~」
「おいおい、お腹の子はどうでもいいのか?」
隼人がまりなちゃんに突っ込む。
「あっ、ごめんなさい。5番目はお腹の赤ちゃん~」
「そっかそっか。5番目はお腹の赤ちゃんか。まりなは優しいな。千早を4番目にするなんて友達思いだ」
まりなちゃんのお尻の肉を揉み下しながら隼人は満足気に口元を歪める。
「ん、ふふっ、私って友達思い」
腰を振るふたりのリズムが怖いくらいピッタリあっている。
「6番目は~」
「ああ、もう言わなくていいぜ。5番以内に入らない奴はあんまり好きじゃないってことだからな。お前は5番以内に入ったやつを大事にすればいい」
「うん、大事にする~」
まりなちゃんはそう言うと、おまんこの穴からお汁をジュブジュブ出しながら今まで聞いたことのない艶っぽい声で「あん♥あん♥」鳴きはじめる。
隼人はすごく嬉しそうで、まりなちゃんは頬を赤く染めて隼人にしっかり抱きついている。
何度も小刻みに突き上げたと思うと、まりなちゃんだけが腰を振り、先っちょから根元までおちんちんをおまんこに出し入れする。
隼人とまりなちゃんが舌と舌を絡めあい、頬を赤く染めた顔で見つめ合う。
それはふたりだけの世界で僕が入り込む余裕なんてこれっぽっちもない。
いったいどうして2人はこんな世界に入れるのかまったくわからない。
どんどんおちんちんを突き上げるスピードが速くなり、それにつれてまりなちゃんの喘ぐ声とベットの軋む音が大きくなっていく。
もうそろそろ出そうねと、保健の先生が僕の後ろから言う。
「まりな、まりな!」
「隼人、隼人!」
互いの名を激しく呼びながら、ふたりはのぼりつめ、ついにその時が訪れた。
隼人がまりなちゃんのお尻を両手で掴み、下から深く突き刺しておちんちんをブルリと脈動させたのだ。
「イクゥううううううううう───!!」
どぴゅっ!どぴゅるるるるるるる~~~♥
まりなちゃんの聞きなれない叫びと共に、脈動するおちんちん。
いったい何度目のおちんぽみるく出しになるのだろうか。
何度も小刻みにおちんちんを深く突き刺しながら、おちんぽみるくをまりなちゃんのおまんこの奥に出していく隼人。
しっかりとお尻の肉を掴んでまりなちゃんのおまんこを逃がさない。
まりなちゃんのおまんこには見事に隼人のおちんちんが深く突き刺さり、おちんぽみるくが一滴残らず入ってしまった。
「見られてるせいかすごく出てるよ、まりな……」
「うん……、いっぱい熱いの出てるね。好きなだけ出して。出したりないなら、このまま続けていいから……」
いたわりあうような言葉。
荒い息を吐きながら隼人は自分の上に乗るまりなちゃんの髪を撫でる。
「何か月だ?」
「ん、もうすぐ3か月よ」
「そうか」
一瞬だけ僕をチラリと見た隼人が、まりなちゃんのおまんこからおちんちんをズルリと出すと、
まりなちゃんのポッカリおまんこからはドロドロと湯気をたてながらおちんぽみるくが流れてきた。
僕は深夜、それを思いだし、なんとなく布団の中に入ってうつ伏せになって腰を振る。
激しかった合体。
まりなちゃんの拡がったおまんこに下からズボズボはいる隼人のおちんちん。
まりなちゃんの艶の入った鳴き声。
そして見たこともないような舌の絡めあい。
僕はそれをはぁはぁしながら脳内で再生し、布団でおちんちんを擦るようにして頂点に達すると、パンツの中におちんぽみるくを出してしまった。
こんなことをしたのも初めてだったけど、こんなに虚しくなったのも初めてだった。
もうすぐ夏休みだ。
陸上部に入った僕もちゃんと練習についていけるようになり、長距離走では結構なタイムをたたき出している。
ピッ!ピッ!とスタートを告げるホイッスルの音を聞きながら、今日もグラウンドを走る。
「健太、喉乾いた~」
「あと3周だから我慢しろ」
いつのまにか美奈の世話係のようなポジションに収まった僕は、隣で走る美奈にそう言い聞かす。
喉が渇いたのは同意だが、まだ我慢できる暑さだ。熱中症になるってことはない。
美奈の様子を見てもそうだろう。
美奈は口を尖らせながら、黙々と走る。
なんだかんだと言って僕を慕ってくれてるのが分かってから扱いやすくなってきた。
お菓子というアメを与えれば、多少の不満は我慢する。こうやって黙って走ってるのは、後でお菓子を貰えるからと知ってるからだろう。
相変わらず子供な奴だ。
グラウンドを走り終えると、僕はグラウンド脇に置いていたペットボドルを掴み、ミネラルウォーターを飲む。
苦しさを我慢してたぶん生き返るようだ。
僕がペットボトルを口から離すと、隣にいた美奈が僕のボトルをひったくって飲みだす。
自分のを飲めばいいのに……。
タオルで額から流れ落ちる汗をぬぐいながら、何気なく朝礼台の方を見つめると、千夏先輩が短距離走を走り終わったところだった。
「千夏先輩おつかれさまです」
僕は予備の新しいタオルを持って千夏先輩に近づき渡す。
「ありがとう、健太」
千夏先輩はタオルを受け取って微笑む。
いつみても綺麗だ。
「今度の夏合宿の用意は出来た?」
「はい、出来ました」
千夏先輩の柔らかな言葉に僕は頷いて答える。
そう、陸上部は夏休みに入ると同時に、泊りがけで練習をするのだ。
修学旅行で泊まったことはあるが、部活で泊まるなんて初めて。
なんだかワクワクする。
「そう、なら安心ね。私も今度の大会頑張らないと。優勝したいからね」
「先輩なら絶対優勝できます。僕も応援しますから」
「ありがとう、健太も頑張ってね。期待してるんだから」
「はい!」
元気よく返事して千夏先輩からタオルを受け取る。
このタオルに千夏先輩の汗が……って変な気持ちになったが、慌てて頭を振る。
「どうしたの?」
「い、いえ、なんでもないです」
笑顔で誤魔化し、僕は思わずタオルを後ろに隠す。
挙動不審すぎだよ、僕って。
まりなちゃんと心が離れてしまったのでこんな変になったのかな。
ますます千夏先輩におちんぽみるくを出したくなってくるのを自覚しながら僕は偽りの笑顔を浮かべ続ける。
今までそんなこと言ったことないけど、合宿中にお願いしようかな。
出す相手がいないからって言って。
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- 2014/05/21(水) 00:00:01|
- 小説
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