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18話 お風呂

大浴場に行くと思ったより人は少なかった。
やはり練習後の汗をすぐ流したいということで、ご飯前にお風呂に入った子が多かったらしい。
千夏は美奈を連れて服を脱ぐと、奈々をシャワー前に座らせる。
風呂くらい美奈一人で入れると健太に言われたときは思ったのだが、確かに目を離したくない気持ちは分かる。
健太に美奈の世話を任せてるので、自分が見ててあげることで少しは負担を減らしてあげたかった。

シャワーの栓をひねりお湯を出すと、まだ水だったらしく美奈が冷たいと声に出したが、すぐに角度を変えてやると大人しくなる。
自分で身体を洗える?と言おうと思ったが、さすがに怒るかもしれないと思い、せっかくお風呂に来たのだからもう一度身体を洗おうと風呂用スポンジにボディソープをつけた。

(2時間もしないうちにまた身体を洗うのもなんだけど)

美奈がシャワーを髪に浴びせかけるのを横目に、健太も恥ずかしがらずに一緒に入れば良かったのにと鏡を見つめる。
恐らくだが一緒にお風呂に入ることでおちんちんを見られることを嫌がったのだろう。
陸上部の更衣室でもそれとなく隠していたことを思い出す。

「もう気にしなくていいのに……」
「なに?」

思わず漏れ出た言葉に美奈がこっちに振り向く。
今にもシャンプーの泡が目にかかりそうだ。
千夏は苦笑いしながら、なんでもないと言いつつ、泡をとってあげてから美奈の頭を洗い始めた。


数分後、丁寧に美奈の頭と体を洗い終えた千夏は、今度は自分の身体を洗おうとスポンジに手を伸ばす。
だがそこで、大浴場に隼人が現れ、そちらに注意が向いた。

腰にタオルを巻き、こちらにやってきた逞しい身体の隼人。
同じおちんちんを持つという健太に比べて体格が全然違う。
身体がごつごつで筋肉が引き締まっている。
見惚れるというなら隼人の肉体だ。それだけ何か惹きつけるものがある。

風呂場にいる全員の視線を浴びながら、隼人はゆっくりとこちらに来る。
そして千夏の斜め後ろで立ち止った。

「さっきはすいませんでした」
「なんのこと?」

軽く頭を下げた隼人に、思わず乳房を隠しながら千夏は聞く。

「ミーティングのことです。無茶な事を要求してすみません」
「あ、ああ、あの時のことね……」

納得したように千夏は頷くと、笑顔でなんでもないように首を振った。

「しょうがないわ。あなたも新聞部代表で来てるんだから」
「ありがとうございます。今度からはちゃんと気をつけますので」
「ええ、わかったわ。取材よろしくね」

千夏は隼人との話に終わりにかかる。
なぜかこの後輩とはあまり関わり合いたくない。直感がそう告げていたのだ。

だが、隼人は立ち去らない。
何か言いたそうにしている。

「まだ、何かある?」

「ええ、実はそれを踏まえた上で新たな話があるんですが……」

チラリと千夏は隣の美奈に視線を送る。
美奈は難しそうな話になりそうなので退屈そうにしていた。
千夏は美奈に湯船に入るように言うと、話の続きを促す。

「ええ、話というのは……」

そこで隼人は千夏の風呂用スポンジを見て、話しを逸らす。

「せっかくだから俺が背中を流しますよ。後輩として」
「……そうね。ならお願いね」

ほぼ初対面の後輩に背中を流されるのは気が進まなかったが、ここで断ったらまた雰囲気が悪くなると思い
千夏は隼人にボディーソープが染み込んだスポンジを渡す。

隼人はさっそく千夏の後ろにまわって、背中にスポンジを滑らせ始め、千夏は前を向いた。

「それでさっきの話の続きは?」
「ああ、もうちょっと待ってください。背中を洗い終わったら言いますんで」

隼人が千夏の背中、腋、腕と洗っていく。
それは丁寧で千夏もまんざらでもなかった。

「それで話なんですが……」

そこで隼人のスポンジを持つ手が千夏の前にまわり、お腹を撫でる。

「ああ、前は自分でやるから」
「いや、せっかくなんで最後まで俺にやらせてください」

隼人が断りお腹を中心に下乳あたりまでスポンジを動かす。

「それで話って?」

一向に切りださない隼人を促すように、千夏が鏡に自分の顔を映しながら尋ねる。

「えっと、俺におちんちんがあるのを知ってますよね?」
「ええ……」

スポンジが脇腹あたりにあるのを認識しながら答える。
これは担任から全てのクラスに伝えられているので学校で知らない人はいないだろう。

「だったら、おちんちんにはおちんぽみるくが溜まって外に出さないと身体に悪いのも知ってますよね。
だけど俺は部外者でしょ? だから陸上部の人に勝手に頼んでいいか分からなくて……。そこでなんですが、合宿中に陸上部の人に頼んでいいですかね?」
「それは……」

いつのまにか隼人はスポンジを使わずに素手でマッサージするように千夏の身体を洗っているのに気づかず、千夏は先ほど言われた頼みごとに思考を費やす。
教師の話だとおまんこにおちんちんを入れられるのは至上の喜びだという。
興味引かれないと言えば嘘になるが、もしそんなことを許可すれば、練習に身が入らない子が出るかもしれない。
しかし、練習の疲れをリフレッシュすると考えてみると、なんとも言えなくなる。

千夏が思考の海に沈んでる隙に、隼人の両手は乳房を揉み下すようにして洗い始め、それに気づいた千夏は思わずアッと声を漏らす。
泡だらけの手は乳房を鷲掴みし、親指と人差し指で乳首を摘まみながらコリコリしている最中だ。

「こ、こら変な洗い方やめ……」

千夏はやめさせようとするものの、隼人が乳首を引っ張るように伸ばすと、身体に電流が走ったように言葉を途切れさせ身悶えさせる。
一瞬だが、確かに千夏は未知の快楽をこの身で味わってしまったのだ。

「あぁ……」

一度味わえばもっと味わいたくなるのは人間の性である。
千夏の乳房は好き放題揉まれ、隼人の欲望を満たす玩具となっていく。
まずは手の平で乳房を覆いかぶせるようにモミモミしたかと思うと、搾乳するように鷲掴みし、根元から先っちょへとにゅるにゅる手を滑らせる。
乳首も敏感に反応してムクムクと突起させると、摘ままれまくって形を変え、隼人の脳に乳房の感触と千夏の弱点を刻み込んでいく。

「さぁ、股を開いて……」

隼人が乳房を十分堪能したところで、今度は千夏の太ももに手を伸ばし、閉じていた股をゆっくりと左右に開いていく。
それはとても自然で千夏の強い抵抗を許さず、隼人をさらに増長させる。
僅かばかりの千夏の弱々しい抵抗も、子供をあやすようにグイっと隼人が力を入れるとあっけなく大股開きになり、下腹部が丸見えになった。

「次はおまんこを洗うから」

頬を赤らめ、呼吸が少し荒い千夏にそう隼人は宣言すると、ゆっくりと手を伸ばしていく。

力が入らない身体。
抵抗できない意志。

このままでは千夏は自分がどうなるんだろうと恐怖する。
未知の快楽に溺れ、頭がおかしくなっていくのではないかと恐れたのだ。
口からやめてと言葉を紡ごうにも、口は自分の意志に反して喘ぎ声しか出さず、もう自分が自分ではないようだった。

(誰か助けて……)

隼人の手が千夏の太ももを撫で、おまんこに近づいて行く。
このままではおまんこも蹂躙され、おちんちんを入れられるかもしれない。
許可なしに入れられるのは本意ではない。

今まで許可しようか悩んでいたのが馬鹿みたいだ。
自分が最初の経験者になるなんて……。

隼人の指がクリトリスに触れ、指の腹で押し潰すように撫でると、千夏は顔を俯かせ熱い吐息を吐いた。


「これでちゃんと洗えるな。奥はちんぽで洗うからね」

クリを弄りながらびらびらを拡げる隼人。
千夏は身体を隼人に預け、なすがままになる。
勃起したちんぽがお尻の下から顔を出し、千夏は目を恐怖で歪ませた。

(やだ入れられちゃう!)

膣口とおちんちんが触れあい、隼人がさらに股を大きくおりゃあ!と言って広げさせる。
クリを弄りながらおちんちんの角度を整え、膣口におちんちんが少し引っかかる。
もう少しでおちんちんがズブブと膣肉を掻き分け入って行くだろう。
絶体絶命。このままではおちんちんを入れられると思った瞬間。

「千夏ー、まだー?」

美奈の声で千夏は意識をはっきりさせ、身体の自由を取り戻す。
美奈としては湯船に長い時間浸かるのが嫌なのでもう出たいとの意思表示だったが、千夏にしてはまさに天の助け。
慌てて千夏は立ち上がると、美奈の声に答えず顔を伏せたまま更衣室へと出て行った。

残された部員や美奈は不思議そうな顔をするだけだった。


















深夜11時半──。
僕は食堂前の廊下にある自動販売機で風呂後のジュースを飲んでいた。
帰って来た美奈を早々に寝かせ、深夜の浴場に行ってみると誰もいなかったので一人でゆっくり入ってきたのだ。

自動販売機だけが妙に明るく静かな廊下は若干不気味である。
僕はジュースを飲み終わると、ごみ箱に缶を捨てて玄関に足を向ける。
こんな山の中から見る星空はどんなに綺麗なのだろうと気になったのだ。

「あっ、千夏先輩」
「あれ、健太?」

玄関に行く途中でジャージ姿の千夏先輩とバッタリ会う。
千夏先輩はなぜかお風呂の用意をしており、僕は首を捻った。

「これからお風呂ですか?」
「え、ええ。また入りたくなって……」

しどろもどろに言う千夏先輩はなぜか挙動不審である。
僕は記憶に間違いないなら今日、3回目のお風呂だよなと思いつつ、美奈の面倒を見てくれたことに礼を言う。

「そういえば千夏先輩。美奈のお風呂ありがとうございました」
「ん、ああ、あれね。お礼なんていいわよ。美奈の面倒を健太一人に押し付ける気ないし。それより健太もお風呂だったの?」
「はい、僕はあがって星空を見に外に行こうかなって」

僕の濡れた頭やバスタオルで風呂に行っていたのだと悟った千夏先輩が、少し苦笑いした。

「健太、玄関は自動ドアだから閉まってると思うわよ」
「あっ!」

言われて気づく。自動ドアは深夜になれば作動してないだろう。
外に出れるわけがなかった。
ちょっと疲れのせいでボケてるかな。

「でも中庭の方からなら見れるんじゃないかな。吹き抜けで空が見えてたし。行ってみる?」
「はい、って千夏先輩、お風呂はいいんですか?」
「ええ、いいのよ。私も星空を見たくなったから」

微笑んだ千夏先輩が僕の身体をクルリと回転させると、背中を押す。

「さぁ、早く行きましょ。もう時間も時間だし」
「は、はい」

僕はグイグイ背中を押されながら、宿舎の中庭に向かった。






中庭の方に行ってみると、中庭はガラス張りの廊下に囲まれていた。
僕と千夏先輩は中庭に出れる入り口を探しそこのガラス戸を開ける。
そしてそこから星空を仰ぎ見た。

「わぁ」

千夏先輩の感嘆のこもった声に僕も思わずほぅと息を吐く。
数えきれないほどの星が夜空一面に輝き、そして瞬いている。
それはとても幻想的で、見ているだけで心を奪われそうだ。
こんなきれいな星空を千夏先輩と2人きりで見れるなんてなんてラッキーなんだ。

「綺麗だね」
「ええ、すごく」

都会の汚れのない星空はいつまでも見ていたい。
隣の千夏先輩はずっと上を見上げたままで、僕と同じ気持ちのようだ。
それがまた自分には心地よくて自然と笑顔になった。

「ん、どうしたのそんなにニヤケちゃって」
「いや、千夏先輩と一緒に見れてラッキーだなぁって……」

一瞬驚いた顔で僕を見た千夏先輩。
だけどすぐに微笑む。

「そうね。私も健太と一緒に見れてラッキーだね」
「千夏先輩……」

いい雰囲気になり再び星空を見る。


ずっとこうしていたいと思った。















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  1. 2014/06/04(水) 00:00:03|
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