2ntブログ

モブの植木鉢小説館

NTR小説置き場

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

21話 午前の練習後

合宿三日目。
今日も朝から暑い日だった。
天気予報だと当分こんな天気が続くらしい。

千夏はみんなに心配をかけてごめんと食堂で謝ったあと、ご飯をしっかり食べ、睡眠をよくとって体調を万全の状態にした。

「昨日は負けちゃったけど、今日はちゃんと勝たないと」

練習前のストレッチをしながら、皆の期待の視線を一身に受ける千夏。
練習を始める前に勝負を見たいという意思を視線から強く感じる。

千夏は言われるまでもなく準備体操を終えると、ヒマそうに少し離れた木陰で立っていた隼人に近づいた。

「リベンジいい?」
「いいッスよ、別に」

なんでもないように気さくに答えた隼人に、内心で千夏は怒りを溜めながらスタートラインに行こうと促す。
だけど隼人は千夏に対して「その前に」と話を切りだした。

「千夏先輩、お互い勝った時の条件決めときません?」
「条件?」

千夏は聞き返す。

「ええ。千夏先輩が勝った場合は俺が記事を取り下げるってことでいいと思いますが、俺が勝った時も条件を呑んでほしいんです」
「……あんまり無茶な要求なら呑まないわよ」
「わかってます。そんな無茶な要求はしませんよ。次勝てば、これから千夏先輩のお口を俺専用のおちんぽみるく処理便所として使わせてもらっていいですかね?」
「私の口でおちんぽみるくを処理……」
「ええ、二日もおちんぽみるく抜いてないんで結構苦しいんですよ。だからお願いします」

頭を下げる隼人に、ここまで来たのに迷う千夏。決意したはずなのに勝負条件を聞かされて動揺する。
どうやって処理させられるのか分からないが、屈辱的なことではないかと想像する。
なによりも一緒に走った自分だから分かる。隼人の実力は本物だ。悔しいが次の勝負も厳しい戦いになるだろう。

「どうしますか。別に俺はどっちでもいいんスけど」
「……わかったわ。その条件飲むわ」

背中に突き刺さる期待の眼差しを拒むことはできずに千早は陸上部の部長、そしてエースのプライドを賭けて勝負をすることを決める。
勝負条件を聞いて逃げたとなれば、部員達の失望は大きいだろう。
もはや絶対に負けるわけにはいかない。応援してくれるみんなのためにも。

コースの外側で皆が見守るなか、再びスタートラインに立つ千夏と隼人。
強い視線を感じて千夏が顔を傾けると、なぜか必死な顔をした美奈と健太の顔が目に入り、黙って頷く。

昨日より真剣な皆の声援を受けながら千夏はクラウチングスタートの姿勢になった。

「またそのスタートの仕方ですか? 立った方が速いのに」

隼人が挑発するように千夏に言う。
だけど千夏は答えない。
勝負に集中することのみ思考し、視線を前に向ける。

「よかったらアドバイスしますよ。速く走れるコツを」

聞いてはいけない。相手の術中に嵌ってはいけないと何度も言い聞かす。


「よーい!」

合図役の副部長が手をあげた。

「ドンッ!!」

完璧なスタートを千夏はきる。

昨日と同じ展開。千夏のリードだ。
隼人は前と同じように遅れている。

ワーワーと声援が辺りに響く中、千夏は昨日と違ってペースを速める。
疲れがないこともそうだが、隼人の後半の伸びに警戒したのだ。

だけど隼人もそれについてくる。
コーナーを曲がり終えたところで、逆に隼人が千夏を抜いて、千夏を驚かす。

「ああっ!!」

観客の部員から悲鳴があがる。

千夏はそれで集中を取り戻すと、再び隼人に迫る。
しかしもう少しというところで抜けない。
隼人が腕を乱暴に振って最短で抜かせるのを阻止したからだ。

「卑怯っ!」

と、美奈が叫ぶが、別に違反ではない。
前を向いて走ってる隼人が後ろなんて見えるはずがないと言い張れば、それで話は終わりだ。
千夏は隼人の斜め後ろにつけながら抜くタイミングを計る。

そして再びコーナーに入る直前で仕掛けた。

コーナーでは腕でバランスをとらないといけないので、まともな振りになる。
千夏はそれを狙ったのだ。

グン──!!

予め斜め後ろにいた千夏が斜めに斬りこむようにカーブにはいる。
隼人は驚いたが、千夏の仕掛けは成功し上手く抜ける。

千夏はそのまま先頭を維持して最後の直線に入った。

「いけぇ!!」
「がんばれー!!」

歓声と声援が一際大きくなり千夏は地面を蹴るように走る。

今度は勝てる。
間違いない!
みんながそう思った時、またしても隼人のスピードがあがって千夏に並ぼうとした。

どうして!?

昨日も思ったが、またしても隠していた力を解放したような伸び。
あっというまに横並びになり、そして最後の最後で抜き去る。

シーンとなる部員達。

呆然としたように二人を見て、そして結果を知る。

いち早く息を整えた隼人は、そんな全員を見渡すと、爽やかさを前面に出して言う。

「なかなかいい勝負でしたね。もちろん、またリベンジを受けますよ」

そうして隼人は『練習が終わったら俺の部屋にきてください』と、千夏に耳打ちするとその場を去った。
残された千夏は、自分のプライドを完全に粉々にされたように呆然自失の状態になり、項垂れるのだった。


・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・


慰めに来た部員達にさすがの千夏も愛想笑いを浮かべる余裕がなく、千夏はみんなに勧められて木陰で練習を休んだ。
練習は重苦しい雰囲気が漂い、誰もが練習に身が入らず、自信を失った千夏は体育座りで膝に額を当てて落ち込む最悪の雰囲気だった。

千夏は午前の練習が終わると、黙って一人で部屋に戻っていき、他の部員は声をかけずらくそれに黙ってついて行く。
部員たちは午後の練習も休ませた方がいいかもと思っていたが、これ以上休みをとらせようとすると無理して出ると言い張るかもしれないので、何も言い出せなかった。

(また負けちゃった。完敗だった……)

千夏は部屋に戻ると、競争を思いだし肩を落とす。
途中隼人の妨害で前に出れなかったが、最後の直線は力負けだった。
あと一歩自分は届かなかったのだ。

(あの子の部屋に行かないと……)

隼人との約束を思いだし、汚れた服を着替える千夏。
なんのために自分を練習後に呼び出したのか聞いていなかったが、恐らくは勝利条件を実行するに違いないと気が重くなる。
たしか『お口をおちんぽみるく処理便所として使う』とか言っていた。
どうされるのか分からないが、ゾッとする。

(勝負に負けて、お口はおちんぽみるくの便所か。こんなことの為に私の口はついてないんだけどね……)

自分を卑下しながら、真新しいTシャツにジャージのズボンを履いて隼人の部屋に向かった。


部屋に行くと、隼人が待ちかねたようにドアを開けて千夏を招き入れた。
隼人はなぜかバスタオイル一枚という格好で待っており、改めて見る上半身のたくましい身体に目を奪われる。
色黒でよく鍛えてある。

「やっときてくれましたね。待ちかねましたよ」

新聞部員であるが故、1人部屋の隼人が笑みを浮かべて言う。

「用って何?」

千夏は力のない声で尋ねる。
用件が違う事を願って。

「ああ、用は言ってなかったですね。実は勝利条件のおちんぽみるく便所を使わせてもらおうって」

千夏の願いは儚く消えた。














勝負の後、僕は千夏先輩にちゃんと声をかけれなかった。
中途半端な慰めや励ましの言葉はかえって千夏先輩を傷つけると思ったからだ。
美奈は千夏が負けたのは卑怯なことをされたからだと怒っていたが、最後の直線を見て、僕は隼人の実力が偶然でも偽りでもないことを理解してしまった。
昨日の慰めとリベンジという部員たちの期待が余計に千夏先輩を苦しめ、今の状況を作り出してしまったのだ。
そう、千夏先輩は陸上部の責任を背負いすぎてしまったのだ。

午前の練習が終わったあと、足取り重く宿泊所に戻る僕たち。
今までならやっと練習終わったぁとか会話が聞こえるはずなのだが、昨日以上に僕らの口数は少ない。
千夏先輩を誘ってご飯に行こうかと思ったが、さすがに今日は誘いにくくどうしようか迷う。
ここは僕からではなく美奈から誘わせてみようかと考えたとき、美奈が口を開いた。

「健太が仇をとってよ!」
「え、僕が?」

美奈の提案に戸惑う。
何を言ってるんだ、美奈は。

「うん、健太は長距離が得意だから長距離でやっつけて!」
「長距離走か……」
「うん、ほんとは私が仇うちたいけど、でも、でも……」

そこまで言って美奈は言葉に詰まらせる。
短距離走メインの美奈は自分では勝てないことを知っているのだろう。
美奈は悔しさを露わに僕に頼む。
しかし、正直に言えば、僕にも自信がない。
隼人がどれだけ長距離走を走れるか分からないのもそうだが、隼人は勝負慣れしているように感じられたからだ。
確かに陸上部の長距離やってる中では僕は1、2の実力はあると思うが、それでも絶対勝てるとは言い切れない。
現にあの千夏先輩ですら負けたのだから。

僕は、涙目で僕を見る美奈の頼みを無下にできずに、少し考えてみるよと答えた。













隼人の後に続いて部屋に入った千夏は、ベッドに座りバスタオルをとった隼人の前にしゃがみこまされていた。
これから隼人のおちんちんを舐めないといけないからだ。

「どうしていいか分からないわ……」

まったく経験のない千夏はこれからどうすればいいか分からず戸惑う。
目の前には勃起したおちんちん。まじまじと見ているだけでなぜか顔が赤くなったが、視線をななめに逸らしてやりすごしていた。

「ああ、千夏先輩は初めてでしたね。じゃあ、俺がおしゃぶりの仕方を教えてあげます。ちょっと失礼しますね」

隼人はそう言うと、屈みこんだ千夏の頭を両手で掴む。
しっかりと器具に固定されたようで千夏は抵抗を感じるが、ここでどうこう言っても時間が伸びるだけなので我慢する。

「おちんちんが入るよう口をあけてください」
「……」

おちんちんの先っちょか口元に迫り、仕方なく千夏は口をあけると、
隼人はおちんちんを千夏の愛らしい口の中にゆっくりいれていく。

「入りましたね、じゃあ、唇でキュッと締めて」

千夏は覚悟を決め言われた通りする。唇に脈打つ熱いおちんちんの感触がして、自分の唇も熱くなりそうだ。
隼人は千夏がしっかりおちんちんを艶やかな唇で締め付けたのを感じると、ゆっくりと千夏の頭を前後に動かし始める。

「いちにーいちにー、いちにーいちにー、わかりますか。こうやっておちんちんをお口の中に入れて動かすんです。陸上の練習と似てるでしょ?」

頭をなすがままに動かされる千夏。
目を瞑って何も考えないようにする。

「ちゅぱ音も出すとなおさらいいですね。まずはこのままおちんちんを優しく刺激してみましょう」

隼人が手を離すと、千夏はそのまま頭を前後に振って、おちんちんをしゃぶりはじめる。
なんだか教師に教わってる生徒の気分だ。

「いいですよ。その調子です。ちょっと吸引力を強めて吸い出すような感じをして速めてください。掃除機みたいな感じで」

じゅずずずずず……じゅじゅっ!!

下品な音がして、ちゅうと軽く吸引力強めて千夏は頭を振る。
おちんちんの扱いを覚え少し変な気分になる。
いけないことしているようだ。
千夏が頭をカクカクと振り続けると、隼人が少し苦しそうにし始める。

「やっぱ二日出してないと我慢できないですね。出したいので、もっと早く頭を振ってください」

千夏はこれで終わると、口からおちんちんを出さないように一生懸命頭を振って、勃起おちんちんを刺激した。

「あっ、あっ、濃いの出そう。マジ生温かくて最高! 吸って!吸って!」

恍惚そうな顔をして隼人が切羽詰った声で言う。
千夏は上目遣いで隼人の表情を確認すると、強く吸い上げ目を瞑った。

ちゅちゅちゅちゅっ、ちゅるるるるるるる~~~~~!!

「ああ、シコシコ汁でるっ!!」

どぴゅ!どぴゅっ、どぴゅぴゅうううぅぅぅ───!!どぴゅうぅうううううううううぅぅぅ!!

隼人の腰がびくんと跳ね、千夏の口内で濃厚なザーメンをすごい勢いで出していく。
それはまさに遠慮の一欠けらもない射精で、千夏のお口をピンクの便器に見立てて射精しているようだ。
どぴゅっどぴゅっ!と大量のおちんぽみるくが口内に出てきたことで、千夏は驚いて口からおちんちんを吐きだそうとしたが、隼人が素早く千夏の頭を両手で押さえつけて逃がさず止める。そうして隼人は自分が満足するまで、生温かいお口の中におちんぽみるくを出しきった。

「ごほっ!ごほっ! 口の中に出すなんて」

射精終え、ようやく頭を解放された千夏は手で口を押えてむせる。
逃れることができなかったせいで隼人の濃厚なおちんぽみるくのほとんどが自分の喉を通って体内に入ってしまった。
さっきまでお腹が少し減ってたのに、お腹がおちんぽみるくでズンと重くなったようだ。


隼人は、そんな千夏の抗議に何でもないことのように言った。

「千夏先輩のお口は、俺のおちんぽみるく処理便所なんですから、基本はゴックンでお願いしますね」



















                                 <<  >>
  1. 2014/06/17(火) 00:00:00|
  2. 小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<20話 勝負 | ホーム | 22話 午後の練習後>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://garagara20.blog.2nt.com/tb.php/249-686d0261
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

モブGR

Author:モブGR
ntr属性なのに超純愛ゲーをやって自己嫌悪になった男。リハビリのために小説を書いてます。
ほぼ賢者モードで書いてるので期待しないでください。

カテゴリ

はじめに (1)
小説 (249)
雑記 (1)

リンク

このブログをリンクに追加する

最新記事

カウンター