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3話 仲間

 兎を料理屋に持っていくと、なんと一匹120Gで引き取ってくれた。
 これは嬉しい誤算であるが、村まで持ち帰る手間を考えると今一つよくない。
 例えばこれが2匹だった場合、両脇に抱えて持って帰らないといけないし一匹でも結構重いからだ。
 さすがに引きずって持って帰ったりしたら痛むだろうし、荷車に積むとしても運ぶときに無防備になりそうで怖い。というか荷車なんて持ってないが。

 やっぱり仲間が欲しいよなと思いつつ、今日はどうしようかと迷っていると、自分が異様なまでにムラムラしていることに気付く。

(どうしたんだ僕は……)

 まだ昼前だというのにこんなムラムラした気持ちを抱えている自分が怖い。
 首を捻って原因を思い浮かべるが特に心当たりはない。
 いや、思い当たるといえばあのボッタクリの肉料理を食べたことくらいか。

 ステータスを確認すると、やはりというか状態異常『興奮』がついていた。

(うーん、どうしよ)

 この状態異常を治す方法が分からず困る。
 絶えず下半身から突き上げるものを感じ、思考がいつしか欲望の強いものに変わっていく。
 僕はとんでもない物を食べてしまったと顔を歪め、意識するな!と意識を逸らすように視線を彷徨わせると、
 村を歩いている僕と同じくらいの歳の美少女が目に入った。

(あっ……)

 初めて見たときからもろタイプだった彼女。
 栗色の長い髪を背中まで垂らし、はちきれんばかりの胸を強調している少女は現実ならクラスのアイドルになってクラスの男子のオナネタになっていただろう。
 僕はこんなときに見てしまったらやばいと、視線を慌てて逸らそうとするが、なんの偶然か運悪く彼女と視線が合ってしまった。

「………」

 近づいてくる彼女と魅入られたように動けない僕。

 彼女と以前交わした会話は憶えている。

「旅人さん、この村で楽しい思い出を作ってくださいね♪」

 だ。




 あれから僕は心臓をドキドキと高鳴らせながらNPCなのをいいことに、手を引っ張って村の外れに来ていた。
 もしかしたら抵抗されるかもと内心恐れも抱いていたが、素直に引っ張られてくれて安心する。
 もう頭の中ではこの美少女にいたずらすることがいっぱいで、どうにかなってしまいそう。
 僕はまわりを見渡して誰もいないことを確認してから、震える手で少女の肩を触り、恐る恐ると手をずらして胸にタッチしてすぐに引っこめる。

(よかった……、抵抗しない)

 僕が服の上から胸をタッチしているのになんの反応も示さない彼女。
 ドキドキしながら胸をサワサワすると、人間と変わらない柔らかさが伝わってきて、ますます興奮してしまう。

(NPCだしいいよね?)

 我慢が出来なくなった僕はもう一度だけまわりを見渡すと、しゃがみこんで少女のスカートの中に手を突っ込みパンツを下ろそうとしたが、ふとあることに気付いてその手を止めた。

「まさかと思うけど警備兵とかいないよね」

 外にいる村人とは話したが家の中にいる人間とは接触したことがない。
 もし建物の中に警備兵とかがいれば、僕の犯罪行為に反応して出てくるかもしれない。
 そうなったら終わりだ。僕は捕まるか斬り殺されるだろう。
 レベル4の僕が勝てない警備兵がやってくるかもしれないことを感じて、慌てて立ち上がる。

(こ、ここは駄目だ。村の外に連れて行かないと)

 再び少女の手首を掴むと、強引に引っ張っていく。
 目指すはいつもねぐらにしているあの納屋だ。
 興奮状態が最高潮で、これからすることに罪悪感をほぼ感じていない。
 状態異常がそうさせているのか、単にゲームだからいいだろうと考えているのか分からない。
 ただ、ここから連れ出してどうにかしたいとその思考だけが支配する。

 村の建物の密集地帯を抜けるときに軽い抵抗を感じた気がしたが、気にせずグイグイ引っ張って納屋に辿り着くとドアを開けて中に入った。

「はぁはぁ……」

 荒い息を吐きながら僕は邪魔者のいなくなった納屋の中で急いで服を脱ぎだす。
 もうかなり焦ってるのでパジャマのボタンがちぎれんばかりだ。
 トランクス一枚になり、そのパンツも脱ぎ捨てると、隣でボーと立っていた美少女を積み上げられた藁の上に放り投げるように押し倒した。

「いいよね!いいよね!」
「旅人さん、この村で楽しい思い出を作ってくださいね♪」

 脳内神経が焼切れそうになりながら、僕は欲望のまま少女の身体に手を伸ばす。

 柔らかい──!

 胸だけでなく全身に手を這わした僕は、女の子の柔らかさとその特有ないい匂いに満足感を示す。
 これなら十分、セックスできるだろう!
 僕は女の子の上着を胸の上にまでたくしあげ白い美乳を視界におさめると、スカートの中に手を突っ込みパンツを脱がしてから股を開いて圧し掛かる。
 股の間に身体を強引に入れ、痛いほど勃起したちんぽをこの少女のパイパンまんこの一本筋に押し当てる。

(いくよっ!!)

 グッと体重をかけて一本スジのおまんこにちんぽを沈めていく僕。
 生暖かい温度が伝わり、ちんぽの大きさに合せて膣口が大きく拡がっていく。

 これほどの美少女と合体した感動に打ち震えながら、処女膜の感触があったことにまた喜びが溢れだす。



(処女膜も貰っちゃうよ!)

 障子に指で穴をあけるようにグッと力を入れていくと、メリメリとした感触を微かに感じて、あっというまにちんぽが膜を貫いたのが分かった。

 やった!
 この子は僕が最初の相手だ!

 ジーンとしたなんともいえない気持ちになりながら、ゆっくりと腰を振りはじめる。
 膣内は生温かくきゅうきゅうしている。
 ちんぽを膣内で移動させるたびに、膣肉が絡みついてきて逃がさないとしているみたいだ。
 少女の顔を見ると、特になんの変化もしていない。
 試しににっこり笑っても反応を示さないままだ。

 僕は腰を振りながら、少女の白い乳房を掴むと、頭を下げておっぱいに吸い付く。
 この子は清純そうな顔をしているのに、おっぱいが哺乳瓶乳首で、とても吸いやすくいやらしい。

 口内で乳首を喉に吸いこむほど強く吸い、プハーと吐き出しては唾液塗れの乳首を優しくペロペロして愛撫する。
 いつのまにかおまんこがトロトロになり、精液を欲しがるように痛いほど締め付けがきつくなった。
 僕は少女にしがみつくように身体を密着させると、腰の振りを速くさせる。

 すごく出したいけど必死に射精を我慢している。
 出すときは我慢に我慢を重ねた限界の先の瞬間だ。
 きっとすごく気持ちいいだろう!

「うぅ…あぁあ゛……」

 なるべく我慢しようと僕は呻き声をあげる。
 だけどそんな僕を嘲笑うようにその時は突然やってきた。

「旅人さん、この村で楽しい思い出を作ってくださいね♪」

 まさに脳神経が完全に焼切れたといった少女の言葉。
 笑顔でそんなこと可愛く言ったのだからたまらない。
 僕はそれは卑怯だよっ!と脳内で叫びながら、オスとしての本能に従って生殖活動の臨界点に達する。
 ちんぽを一番奥深くに沈め、腰を小刻みにクイクイ振りながら深い深い膣内射精を始めたのだ。

 どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅぴゅぅうううううううううう───!!
 どぴゅるるるぅるるるるぅぅぅぅぅ───!!

 腰が抜けるとはこのことだろう。
 とんでもない快楽が脳内神経を駆け巡り、袋の奥からここ数日出していない濃縮されたザーメンが勢いよく穢れを知らないとろとろまんこに送り込まれる。薄ピンクの膣内は真っ白に染め上げられ、ドロドロになっていく。
 僕は思わず口の端を吊りあげると、容赦なく精液を出していきながら、少女の身体に抱きつく手に力を込め、蜘蛛が捕らえた蝶を逃がさないよう糸でぐるぐる巻きにするみたいに、ゆっくりと中出しを楽しむ。

 僕は一度目の射精を終えると、挿入したまま荒い息をつく。
 これほど気持ち良かった射精はいつ以来だろうか。
 生まれてはじめてかもしれない。

 僕はちんぽをゆっくり抜くと、少女の顔に視線を送る。
 だがやはりなんの感情も浮かべていない。
 僕はそれを少し残念に思いながら、これからどうしようと思っていると、頭にチカチカするものがありそこに意識を集中させると、

『リフィナを仲間にしますか?』

 とコマンドが出ているのに気づき、思わずイエスと答えた。


 名前:リフィナ
 性別:女
 年齢:15
 性格:善

 レベル:1 職業:奴隷
 HP:8/10
 力:3
 知力:5
 早さ:2
 体力:3
 運:5

 スキル
 料理:3

 親密度 ☆★★★★


 おお、色々出てきた。
 目の前の子がリフィナだということは状況的に分かっていたが、僕と違って職業もスキルもある。
 それにこの親密度というのは、僕との親密さということなのだろうか。☆ひとつだということは多分最低だということだと思うけど。


(しかも奴隷って……これって僕が主人ってことだよね。でなければ僕の仲間になるなんてありえないわけだし)

 大方『村娘』から『奴隷』にジョブチェンジをしたのだろうと、リフィナに訊いてみると、リフィナは無表情にコクンと頷いた。
 どうやら僕の推測は当たっていたらしい。
 何気に僕の言葉に反応して頷いてくれたので、本当に奴隷になったのだろうなと頭を掻きつつ、
 自分のステータス画面を開くと、やはりというか、こういうことになっててまいった。


 名前:佐山 亮
 性別:男
 年齢:16
 性格:悪
 状態異常:興奮

 レベル:4
 HP:37/38
 力:14
 知力:9
 早さ:11
 体力:12
 運:6

 スキル
 なし


 予想できたとはいえ、性格が悪に変わってる。
 あんなことしちゃったのだから仕方ないとはいえ、これでは少なくとも勇者にはなれそうにない。
 いいことをすれば元に戻るかもしれないが、勇者を目指すべきかと言われれば微妙なところだ。
 とりあえずそこは保留にして、ステータスを比べてみると、僕はリフィナと比べてもかなり強いことが分かる。
 レベル1の時と比べてもかなり差があると言っていい。
 男女の差を考慮しても僕は特別のようだ。

 しかしまさか仲間が出来るとは思わなかった。
 欲望のままに行動した結果なのだが、これはこれでOKだ。
 もちろん仲間になったと言ってもリフィナがどういう行動を取るのか分からないため油断はできないが、リフィナのレベルを上げれば戦力アップになるだろう。
 トロリと膣口からザーメンが溢れてくるのを見ながら、とりあえず120G稼いだし今日の狩りはいいかと、またリフィナに覆いかぶさって腰を振るのだった。

 次の日の朝。
 僕は朝早くに目を覚ました。
 昨日やりまくったせいで腰が痛かったが、妙にスッキリした気分だ。
 ステータスを確認すると、状態異常『興奮』は消えていた。
 これで今日はいつも通りだろう。
 藁の上で寝転んだままのリフィナが起き上がり、僕の顔を無言でじっと見る。

 昨日色々えっちして分かったのだが、仲間になったと言っても彼女は自由に喋れなかった。
 ただ僕の命令に頷いたりすることくらいが出来ることだろうか。
 あの「旅人さん、この村で楽しい思い出を作ってくださいね♪」は言えるみたいなのだが、これでは人と喋ってる気にならず寂しい。
 親密度をあげればまた変わるかもしれないからそこに期待しようか。

 朝起きの一発とばかり、リフィナに股を開かせ、しっかり出来立ての一番搾りを子宮に放つ。
 そして身支度を整えると槍を持って納屋の外に出た。
 今日はリフィナを連れて真面目に兎狩りだ。

 僕は村で携帯食を買うと、森に向かう途中リフィナのレベルを上げる為、畑のイモムシを狩る。
 僕と違って1回でレベルが上がらなかったということは、やはり経験値が分散しているのか、それとも必要経験値が違うかどうかだろう。
 錆びた鍬で攻撃しているリフィナが取りあえずレベル3になったのを確認して、今度こそ森に向かう。

 森の入り口付近でウロウロしていると、茂みから角兎が出てきた。

 よし!とばかりにリフィナに後ろに待機させると、槍を構えて対峙する。
 一度戦うとかなり余裕が出る。
 攻撃パターンと相手のスピードが大体わかるとかなり違うものだ。
 僕は上手く兎の突進を避けると、槍で突き殺す。
 ダメージも今のところ負ってないし、いい感じだ。
 リフィナに仕留めた兎を持たせ「重くないか?」と尋ねると、コクンと頷いたので次の獲物を探す。
 そうしてあと一匹仕留めると、ふたりで一匹ずつ持って村に帰りそれを売り払って戻るということを3往復繰り返した。

 日がほぼ隠れたあと、僕は狩りを終え870Gを手に村を歩いていた。
 いきなり大金を持った感があるが、装備とか揃えたら金がなくなるだろうなと気にしないことにする。
 僕はあの食堂に入ると、晩御飯に肉料理を注文する。
 この料理を食べると状態異常がつくが、やたら精力が増す気がするのだ。これから夜のお楽しみの為に食べておいて損はない。
 それから今日一日過ごして分かったのだが、リフィナというかNPCはご飯を食べないようだ。水すら必要ないのだからやはり人間ではないのだろう。
 肉料理を勧めてみても口にしなかった。無理に食べさせて何かあったら困るし、何か異常が出ない限りは放置するほかない。
 それからさらに仲間を増やそうと思ったが、さすがにそれはやめておいた。もうちょっと、仲間になったリフィナの行動を見て安全かどうか確かめても遅くはない。

 僕は宿屋の庭にあった井戸で身体を洗うと、傍で立ったままのリフィナの身体も洗ってやる。
「冷たくないか?」と尋ねると小動物みたいにコクンと頷いたのが可愛い。

 リフィナを連れて宿をとると、いったん疲れをとるために眠りにつく。
 そして深夜に目が覚めると、隣で眠っていたリフィナに覆いかぶさって『興奮』状態のまま犯しにかかる。

 フェラチオさせようにも不安だし、NPCだから妊娠しないだろうと徹底的に中出しだ。
 抵抗がないことをいい事に膝裏に両手を入れて圧し掛かるようにして、おまんこをズポズポしていると
 ふと、二日目にしてリフィナはセックスフレンドかザーメンタンクみたいになってしまってるなって思う。
 こんな関係だから恋人と言ったらリフィナには心外だろうからしょうがないんだが、この関係もどうなんだと思う。奴隷とはいえ、ちゃんと優しくしないとなと心に決めつつ、あと1回だけ!あと1回だけ!と濃厚ザーメンを全部リフィナの子宮に強制的に飲ませる。

 信じられないくらい白く染みひとつないリフィナの肌を、よく日に焼けた僕の手が這い回り、
 イキたくなったら遠慮なくザーメンをリフィナのマンコホールにどぴゅっどぴゅ出す。

 呻き声を上げながら射精すると何に反応したのか「旅人さん、この村で楽しい思い出を作ってくださいね♪」と可愛い笑顔で返してくれるのが最高だ。
 ギシギシとベッドの軋む音と、僕の呻き声が部屋に響く。
「ついでに赤ちゃんも作っちゃう?」と冗談交じりにかえしながら、僕を見ているリフィナと視線を合わせ容赦なく子宮に向けてまたザーメンを注ぎ込む。

 腰が痺れるほどやりまくり、気持ちいい膣内射精10発ほど繰り返して、僕はこの最高の少女を抱きしめて眠りについた。

 まさに僕は今最高の思い出を作ってると言っていいだろう。




 名前:佐山 亮
 性別:男
 年齢:16
 性格:悪
 状態異常:興奮

 レベル:6
 HP:48/50
 力:16
 知力:10
 早さ:12
 体力:14
 運:7

 スキル
 なし



 名前:リフィナ
 性別:女
 年齢:15
 性格:善

 レベル:4 職業:奴隷
 HP:20/22
 力:5
 知力:9
 早さ:3
 体力:5
 運:6

 スキル
 料理:3

 親密度 ☆★★★★






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  1. 2014/09/29(月) 00:00:01|
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