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8話 柔道部の彼女

「頑張れ~素人に負けちゃ駄目だからね~」
「春花ファイト!」

乱取りのあと、僕はなぜかさっきのサイドポニーの子と体験乱取りをすることになってしまった。
彼女の名前は栗宮春花。僕と同じ1年生らしいが、経験的な事を言うとこっちは素人なのでさすがに苦戦してまずいかもしれない。

これもあの乱取り後、隣にいた女の子が、ちょっと体験入部してみない?と言ったことからが始まりだ。
負けたことを考えるとリスクだけしかないのに、参加しますといってしまったのはまさに欲望がなせる業。一時の欲望のために思考を濁らせるなんて、これからこの学校でやっていけるのか、反省することしきりである。

僕は絶対に負けられない戦いがここにあると頭を振ると、借りた道着を更衣室で着替えて彼女の前に立つ。

僕たちが乱取りをするということで、他の子は試合場から出て応援や興味津々といったかんじで見学だ。

「じゃあ、軽い乱取りしてみましょうか。ルールはさっき教えた通りいいわね」
「はい」

深呼吸しながら僕を誘ってくれた女の子に頷く。
いざ、試合となると緊張からか、勃起がおさまってきてくれて助かる。

「春花もいいわね」
「う、うん」

やる気はまんまんだが、どこか自信なさそうに彼女は軽く頷いた。
みんなに見られてるせいで、彼女も緊張しているようだ。

「ちょっと春花ほんとに大丈夫?」
「う、うん。絶対に負けないから安心して!」

強がるように胸を張ってるが、身体はガチガチだ。やっぱりかなり緊張しているみたい。

僕は手首と足首を振ると、首を一回転させて手を握りしめて力の入り具合を確かめる。
さすがに同じ年の女の子に負けるわけにはいかない。いや、負けたら特殊ルールでちんちんの存在がばれるかもしれないから誰であっても負けるわけにはいかないのだが。

「じゃあ、お互い組んで」

僕と栗宮さんが相手の道着を掴みあう。
道着の下はパンツ以外何もつけてないせいで、ちょっと力を込めてずらすと、栗宮さんの普段隠れている形のいい乳房が丸見えで、さっきまでくりくりと弄られてた桜色の乳首まで見えちゃって、一気にピキーンと勃起しちゃってやばい。
ここで股間を手加減なしで捕まれたら確実に死ぬっ!

これはやばいハンデを背負うことになったぞと、心の中で落ち着け落ち着けと股間に言い聞かせながら、栗宮さんと目を合わせ試合という名の乱取りを開始した。


「はっ!」

バシッ!!

乱取りをはじめて、僕はまず相手の体勢を崩すことにして足払いをした。
柔道経験が大したことのない僕にでもわかる基本攻撃だ。もちろん女の子を痛がらせるわけにはいかないのでバランスが崩れるくらいの力加減はしている。
組んだ感じでわかったが、彼女は年相応の女の子の力しかない。力で負けることはないだろう。
意外に楽に勝負がつくかもしれない。

栗宮さんは僕の足払いをまともに受けると、一瞬バランスを崩したもののすぐに体勢を立て直した。
さすがに一撃では決まらないらしい。
これも柔道部の意地というものか。
寝技のあのルールを持ち込みたいのはやまやまだが、みんなにこう見られてると、さすがにボロが出る可能性があるので慎重にやらなくてはならない。

「う~~」

栗宮さんは今の一撃で僕の力がわかったのだろう。軽く涙目になってる。
ごめん、僕は男なんだ。男なんて存在知らないだろうけど。

散発的にあがる応援。
どうもやりにくい。

今度は栗宮さんから仕掛けてきた。
なんと僕を自分から押し倒そうとしたのだ。
寝技に持ち込んで関節を決めれば勝ち目はあると踏んだか。

いい判断だと思いながら、僕は体重を乗せてきた栗宮さんの力を逸らして踏ん張る。
そう簡単に思惑に乗せられるつもりはない。寝技に持ち込むならこっちから仕掛けてだ。

僕は道着を掴んだ手に力を込め、力任せに栗宮さんを左右に揺さぶってバランスを崩させる。
こっからどう料理するかと考えてると、鋭い声が場外から飛んできた。

「春花! 負けたら潮吹かせるからねっ!!」

なんて声援だと、笑いそうになったが、栗宮さんには効果抜群だったようだ。
目の色を変えて、僕に密着するようにして抱きつくと、そのまま押し倒そうとした。

「しまった!」

笑いそうになった瞬間を突かれての決死の力技。
僕はあっけなくバランスを崩して、栗宮さんを上にして畳に倒れ込む。

「やったぁ、いけぇ~」

大きな歓声が上がり、僕の道着に手を突っ込もうとする栗宮さん。
もう完全にアウェイで、ほとんどの人が彼女の応援だ。
彼女の狙いは関節技じゃなく、えっち攻撃。
手をズボンに入れられてはたまらんと、完全に抑え込まれる前に僕は強引に脱出を図る。

「くっ!」

さすがに寝技で散々被害にあってきた栗宮さんだけある。寝技に関しては腕の力だけで、押しのけるのは難しい。
体重を巧みに僕の身体に掛け、動きを封じようとする。
おかげでおっぱいが僕の胸に潰れるように押し付けられるが、それをゆっくり堪能してるわけにはいかない。
ズボンに手を突っ込まれて叫び声でもあげられたらとんでもないことになる。

試合中に感じなかった冷や汗を初めて感じ、栗宮さんの左手首を掴み僕の上にいる彼女を押しのけようと身体を斜めに傾け暴れる。

突然本気を出した僕の力に対抗できず、栗宮さんはあっさり僕に上から抑え込まれた。

「わたし負けないんだから!」

下から目をウルウルさせる彼女。実力的には大したことないのに頑張って強気の姿を見せるのが可愛い。
僕はリスクがあるのを忘れて一気に興奮メーターを振り切らせると、栗宮さんの道着を強引に左右にガバッ!と開いて乳房をぶるんと露出させる!

「う~、この~!」

必死に乳房に迫る僕の手を跳ね除けようとしてるが、興奮しきった僕の手を止められはしない。
僕の右手はあっさりと栗宮さんの乳房を搾乳するように鷲掴みし、揉み下しながら身体を支配し始める。

「だ、駄目~!」

揉みくだされ乳房の中心の桜色の乳首がムクムクと突起しはじめる。
あとで可愛がってやる!と心の悪魔が微笑むなか、乳房をお餅をこねるようにネットリと愛撫する。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」

調教されたその身体は性の快楽に弱い。
栗宮さんの力が弱まり抵抗がなくなっていく。

性の興奮が高まった僕は、我慢できずに栗宮さんの身体に上からしがみつくように密着すると、本格的に乳房の凌辱を開始する。
抵抗の激しい栗宮さんの右手を掴んで畳に押し付けると、栗宮さんの空いた左の乳房も右手でしっかり包んで揉み始める。

ぐにっ、ぐにっ、ぐにゅうぅうううううううう~~~。

お餅捏ね乳房揉みで、色んな角度で揉んだり上に伸ばしたりして至高の感触を楽しみながら、夢中で乳房をもてあそぶ。
外野が栗宮さんに「まだいける!」とか言ってるが、まるで耳に入らない。
もう目の前で、卑猥にぶるんぶるん弾ける乳房に意識が乗っ取られそう。

僕がついに栗宮さんの乳首を指でキュウウウゥと押し潰すように摘まむと、栗宮さんは喉を逸らして身体を震わせ始めた。

(乳首が弱点なんだ)

僕は面白くなって、乳首を摘まみまくったり伸ばしたり押し潰したりして栗宮さんの反応を確かめる。
乳首を伸ばしたりすると、喉を逸らし、摘まみまくったりすると、綺麗にまとめたサイドポニーの髪を軽く振ってすぐに細かく身体を痙攣させる。
もう栗宮さんの抵抗は完全になくなり、その淫らに痙攣させる身体は僕の手の中だ。

左手で乳房を搾乳するように掴むと、一度栗宮さんの表情が惚けてるのを確かめ、右手をゆっくりとズボンの中に忍ばせていく。
パンツに手が触れ、軽く縦筋上を指でなぞると、顔を赤めて熱い吐息を吐きだしてる栗宮さんと目を合わせながら、ナメクジが移動するように下腹部に指を滑らせ、パンツの中に手をいれて少し首を傾げる。

「濡れ濡れのぐちょぐちょだね」
「んぅ~~~~~~~~~ん」

背をグ~と逸らした栗宮さん。
軽く入口に入った指の締め付けがキツくなったことから直感的にイったと理解する。
どうやら淫語にも弱いみたいだ。
僕は指で突起したクリトリスを優しくなぞりながら、勝利を完全に確信し、おまんこの感触を指で覚えていく。

栗宮さんのおまんこより濡れ具合はすごい。
身体を開発されてきた結果なんだろうが、全体的に身体は敏感だ。
みんなが見てなきゃ、セックスしようと企んでいただろうが、さすがにこの人数の視線と声援がかろうじてそれを思いとどまらせる。

僕はくそ~と思いながら、指でまんこをくぱぁ~ってさせたり、指で軽く中をズボズボしたりして、栗宮さんが再び儚い声をあげてイクのを見て我慢した。



「はい、それまで! お疲れ様」

栗宮さんが3回イッたのを審判役の彼女が確認すると、ようやく体験乱取りは終わった。
立ち上がって道着を整えた僕に比べて、畳の上で横たわり胸で息をする栗宮さんは白いパンツ一枚だけと言うひどい恰好である。
これも僕が脱がしちゃったわけだが、パンツを脱がさなかったのは全裸は可哀想という最後の慈悲だろう。

「どうだった、感想は?」
「……濃かったです」

栗宮さんだけが満足して欲求不満が溜まりまくった僕は、なぜか納得できない気持ちを抱えてそう答えておく。
試合に勝って勝負に負けるという言葉があるが、そんな気分だ。


「春花よくも負けたわね~」

3人の女子がぐったりしてる栗宮さんの足を、赤ちゃんのおむつをかえるように上げさせると、パンツをスルスルと足首から脱がせ、手マンを始める。
左右に開かれた股の奥からは、びゅうう~~と潮が噴いて、さらに僕の欲求不満は高まった。






「ただいま~」
「おかえりなさい」

モヤモヤした邪な感情を抱いたまま、家に帰った僕を出迎えたのは、みさきちゃんのおねえさんであり僕の後見人の結衣さんだった。
結衣さんはピンクの花柄のエプロンを着て、手にお玉をもってることから晩御飯を作ってる途中だったようだ。

「初登校どうだった? ずいぶん遅かったみたいだけど」
「ええと、ちょっと緊張しましたが楽しかったです」
「それならよかったわね」

ホッとしたように結衣さんは胸を撫で下ろした。
もう午後5時半みたいだし、かなり心配をかけてしまったみたいだ。

「お姉ちゃん、お鍋火をかけっぱなし~」
「あっ!」

リビングからTシャツにホットパンツのみさきちゃんが出てくると、結衣さんは慌てて台所に戻っていく。
僕は靴を脱ぎ、ようやく女子の制服からおさらばだと思ってると、みさきちゃんが軽い口調で尋ねてきた。

「それでどうだったの?」
「えっ?」

主語のない言葉に聞き返す。

「だから深優のことよ。図書室に行ったんでしょ。仲良くなれたの?」
「ああー」

そっちの話か。柔道部の体験がすごすぎて頭から飛んでた。

「うん、それなりには仲良くなれたと思う。本の事で話せたからね」
「ふ~ん」

なんだか少し不機嫌みたいだ。
どうしたんだろう。何かあったのか?

「深優は筋金入りの人見知りなんだけど、もう仲良くなれたんだ」

なんか声に冷たいものが入ってる。
まさかあっさり仲良くなれたからやいてるのか?
ちょっと心が狭すぎませんかね。

なんか言い訳すると泥沼に入り込みそうだったので、僕はスルーしてみさきちゃんの横を通り過ぎようとする。
すると、通り過ぎる前にみさきちゃんが再び口を開いて僕の足を止めさせた。

「じゃあ、貝合わせした?」
「いや、してないけど」
「そうなんだ」

声が弾んだことからちょっと機嫌が戻ったようだ。
女の子ってわからない。親友を取られたとでも感じたのだろうか。
何はともあれ機嫌がなおってOKだろう。

「じゃあ、着替えてくるから」

今度こそ、僕は女子の制服を脱ぎ捨てて、気を楽にした。




夕食後。美味しいご飯で腹を満たしながら、お風呂で身体を洗っていた。
今日は色々あって部活から今まで終始ムラムラ状態だ。目を閉じるだけで乱取りを思いだし、ちんぽがゆっくり大きくなってしまう。

(かなりたまってるな)

自分の下半身を見て溜息をつきたくなる。
みさきちゃんの部屋で生活してることからここ数日、オナニーをしてない。
しかもまわりは可愛い子ばかりで視覚的にはいいが、この環境下だとかなり身体に負担が掛かる。
湯船に浸かってると、やはり自慰をしたくなり、こうなったらここでオナニーするかと迷ってると、いきなり浴室のドアが開いて結衣お姉さんが入ってきた。

「うわっ!」

反射的に股間を押さえて、湯船に深く浸かる僕。
なんで入ってきた、いきなり。一瞬で背筋が冷え、この危機をどう乗り越えようかと思っていると、僕の思惑を知らないように結衣お姉さんが微笑んだ。

「そんなに驚かなくてもいいのに」

服を着たまま入ってきた結衣お姉さんは、シャンプーが残ってるか僕に訊く。
僕は呆然としながら、なんとか無言で頷くと、結衣さんは勘違いだったかしらと言いながら浴室から出て行った。


僕はふぅと溜息をつきながら、もうオナニーする気をこれっぽっちもなくすのだった。












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  1. 2016/02/14(日) 00:38:05|
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