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7話 憧れの人 2

「勇者さまひどいです。こんなに強引に……」
「僕は敏感だから、優しく舐めてって言ったのに強く吸ったでしょ。これは罰だよ」
「申し訳ありません……。おちんちんがあまりに美味しそうだったので、我慢できませんでした」

 マリーは僕の足元で軽くむせていたが、僕の話をきいて素直に謝った。
 そして改めてベッドの脇に腰掛ける僕の両足の間で正座すると、背筋を伸ばす。

「先ほどは大変失礼しました。では、あらためて綺麗にしますね」
「うん、頼むよ」

 マリーは僕のちんぽの根元を両手で添えるように優しく支え、目を瞑り頬を赤らめながらぺろりぺろりと大胆に舐めはじめた。

 ぺろん、ぺろん、ぺろん……。

「あぁ……」

 溜息が出るほどの絶景とはこのことだろう。
 なにせちんぽからは先ほど出した精液が少しずつ出てきており、それを先生が頬を染めソフトクリームのような舌遣いで舐めとっているのだ。先生に憧れていた僕としては夢みたいな出来事だ。

 先ほどのような吸い付くような情熱的なフェラでなく、優しい舌遣いで安心する。あれをやられちゃうと、あっというまに射精したくなっちゃう。
 先生の舌が、赤黒い亀頭を下から上へと何度もねぶるように往復を繰り返し、時折亀頭にちゅっとキスをする。先生は処女だと言ってたからもしキスが未経験なら最初の相手は僕のちんぽということになる。いや、亀頭の先っちょじゃなくカリの少し上くらいだからギリギリセーフか?
 先生の舌がやがて裏筋を舐めはじめる。
 根元から亀頭へとツーとナメクジが通るように動き、ちんぽにゾクゾクと刺激を送り、僕の口から恍惚に似た溜息を吐きださせる。

「気持ちいいですか?」
「ああ、いいよ」

 嬉しそうに再び舐めはじめたマリー。
 だけど僕は少しだけ不満が芽生えていることに気付く。せっかく先生とえっちしてるのに言葉遣いが勇者に対する媚びたようなものだからだ。
 一度射精して余裕が出来たからこそ言えるのだが、どうせなら言葉遣いも先生が普段言ってる物言いで言ってもらいたい。

 僕はそう思うと、マリーに言った。

「マリー、言葉遣いを変えてくれないか。勇者にたいしてじゃなく、そう、お姉さんとして年下にね」
「お姉さん風ですか?」
「そうだ。マリーの方が年上だしお姉さん風に言っても問題ないだろ。できれば教師が生徒に接するみたいに言ってくれると嬉しいな」
「教師……」

 首を傾げたマリー。
 なぜ教師なのかわからないのだろう。
 だが、真理先生は、すぐにはっ!とした表情になって気づいたようだった。
 まさかの表情で僕の顔から真意を汲み取ろうとする。

「……ダメかな?」
「いえ、勇者さまがそうお望みでしたら……。ところで勇者さまのお名前を窺っていいでしょうか? 教師のように振る舞うなら勇者さまと言いにくいので」
「そうだね。僕は佐山亮だから。佐山くんって言ってほしいな」
「わかりました。……いえ、わかったわ、佐山くん」

 さっそく言葉遣いをなおしてくれたマリー。
 これで完璧だ。
 先生らしい言葉遣いで一気に欲望のゲージがあがって興奮がより高まっていく。
 明らかにちんぽがよりググッと上向いて硬度が増したので、真理先生の目が大きく見開いた。
 またいっぱい出そうだ。出しまくってやろう。

 先生と生徒らしい禁断の関係でエッチをするって感じが最高によくて
 高級ホテルでの秘密の関係みたいで息が荒くなっていく。

 僕はさらに雰囲気をよくするべく、腰かけていたベッドの脇からベッドの上に移動して大の字になって寝転ぶ。
 マリーも一緒になってベッドにあがり僕の下半身で四つん這いになってフェラの続きを始めた。

「ひとつ聞いていい?」
「はい、なんですか」

 マリーが年上っぽく尋ね、僕が敬語になる。

「どうして教師なの? お姉さんの口調でも良かったと思うんだけど」
「ああ、それは……」

 僕は一瞬本当の事を言おうかと迷ったが、現実ではとぼければいいかと本当の事を喋り始める。

「実はマリーにそっくりな人を知ってるんです」
「私にそっくりな……」
「うん」

 マリーはおちんちんを舐めるのを中断して、僕に視線を向ける。

「その人は僕の学校の先生で、すごく優しくて皆の人気者で、僕も憧れてたんです」
「そうなんだ」
「そう、だからごめんなさい。代わりみたいに扱って」

 軽く謝ると、マリーは首を振って答えた。

「いいのよ、佐山くんが満足するなら、私は構わないわ。でもその人は私と違ってとても素敵な人なんでしょうね。会ってみたいわ」

 娼婦のせいか自虐的に言ったマリーと、複雑そうな表情をする真理先生。
 もはやギャグだが、このえっちな雰囲気が笑いにもっていかない。
 おちんちんが勃起しすぎて痛いくらいだ。早くフェラの続きをしてほしい。

「ほんとそっくりだからね。びっくりするよ」
「そうなのね。いつか会えるときが楽しみだわ」
「そのうち会わせてあげる。約束はできないけど出来たらね」

 再び気持ちいい舌触りをちんぽから感じ取ると、そのままお口でちゅぽちゅぽしてもらう。
 激しいのは出ちゃうので、優しくしてくれるように頼む。
 マリーは僕の反応を見ながら、ギリギリのところを攻めてくる。竿半ばまで咥えこみ、カリの部分まで頭を引く。
 唇でキュッと竿を締め、上目づかいで僕の指示を待つ。

 お姉さんでありながら、僕の指示を待つ先生。
 完全に僕のちんぽ奴隷だ。たまらない。

 2発目が出したくなって僕は慌てて起き上がる。一瞬だが、征服欲が満たされ竿半ばまで精液が上がってきた。
 中断させなければ2発目もお口に出してたところだ。それはもったいない。
 玉からきゅーとせり上がった強烈な2発目は、ピンクの処女子宮にドパ~!と思う存分出す。これは決定事項だ!
 僕は先生の肩を掴むと、ベッドの上に押し倒す。

 戸惑った顔を浮かべるマリーを無視して、服の首元に手をやり、力任せに下に引き裂き始める!

 ビリ、ビリッ!ビリリー!

 乾いた音が鳴り響き、露わになっていく白い肌。
 荒い息を吐きながら、無言でこれからおまえを犯す!と目で合図する。
 もうここまで来たらおまんこしか頭にない。例え、先生がいま身体の自由を取り戻してもやめる気はない。真理先生はもう覚悟を決めたようで、目を瞑ってこれから起こることを耐えようとしている。

 白く瑞々しい乳房がプルンと元気よく顔を出し、僕はそれを搾乳するように握りしめると大きく口を開け荒々しくむしゃぶりつく。
 リフィナ相手でもそうなのだが、おっぱいを搾乳するように絞り、先っちょを尖らせてから吸い上げたり吸い伸ばすのが大好きなのだ。ましてや相手はあの真理先生。吸引力も自然と強くなる。

 ちゅぅうぅぅぅっぅぅぅーーー!!ちゅぅうぅぅぅ~~!!


 薄桃の乳首はもちろん乳輪をも巻き込み、僕は乳房を上に引っ張るように吸い上げ音を立てる。
 がっついた獣のようで、自分で言うのもなんだが、間違いなく下種を極めたケダモノだ。唾液が乳輪と口の端から零れ、真理先生の胸の谷間や下乳をドロリと汚していき、僕はますます先生を汚したくなる。
 僕はあまりの美味しさと感動に打ち震えると、乳首を吸いながらどんどん服を脱がしていく。

 先生が儚い声で喘いでるのをBGMにして、ついに先生を産まれたままの姿にひんむいた。

「……いくよ、先生」

 強引に真理先生の股を左右に開き、先生の膝裏に両手を入れ準備万端の体勢になった僕。

 2人目の処女喰いだ。マジ興奮する!
 今日から先生のまんこは僕の精液を処理するおまんこになるのだっ!!

 にゅぷぷぷ……

 ついに本格的におまんこに入り始めるちんぽ。
 具合を確かめながら亀頭が嬉しそうに膣肉を掻き分け入っていく。
 進ませるたびに締め付けが強くなり、声が漏れそう。


(おっ!ここが処女膜か!)

 寝転んでいる先生と顔を見合わせるようになるまで上から圧し掛かった僕は、真理先生の処女膜まで辿り着いて腰を止める。
 一気に破くのも悪くないが、ここは生徒らしくおねだりして先生に言う事をきいてもらいたい。

「せんせい、ちんぽが処女膜破りたがってます。破らせちゃっていいですか?」
「い、いいわよ。しょうがないおちんちんね」

 意図を察してくれたのか、マリーが全てを許すように許可を与えてくれた。もちろん先生の意思はいやいやと首を振ってるのでまるわかりだ。

 ミチミチミチ……。

 いつかリフィナの膜を破った時の感触。
 亀頭が膜にめりこみ突き破ろうと圧力を加える。

「あぁぁ……」

 切ない吐息に似た悲鳴があがる。膜がもうすぐ破れることを自覚してるんだろう。
 この声はマリーのものか、真理先生のものか。

「よし、いただきぃ!!」

 ──ブチッ!!

 確かに破れた感触があった。それと同時にちんぽがどんどん奥に進みはじめ欲を満たしていく。
 きゅんきゅん締め付けてくるマン肉に我慢汁を擦りつけながら、ついにちんぽは根元まで入り子宮口に亀頭を押し付けた。

「くぅ~~~!!」

 腰を動かすどころではない射精感に、必死に耐える。まるで自分が童貞に戻ったみたいでびっくりだ。
 タマタマが再びせりあがり、竿の中で精子たちが交通渋滞を起こす。このまま吐きだしたらどんなに気持ちいいだろ。だけどそれじゃあ、最高の思い出にならない。
 このおまんこをしつけるには最初の一発目が肝心なのだ。

 僕は歯を食いしばり、腰をゆっくり振る。
 恐らく鏡で見れば僕の顔は真っ赤だろう。だけどそれだけすごい快感なのだ。
 ちょっとでも気を緩めたらすぐ射精しちゃうのは間違いない。

 グッグッ!とちんぽが膣奥まで入り子宮口に当たると、浅いところまで抜く。
 何度もそれを繰り返し、僕は昂ぶりを覚えて先生の耳元でそっと囁く。

「あ、あかちゃんの素が中で出ちゃいそうです。いいですよね?」
「え、ええ、いいわよ。男の子だもんね。後悔しないようにたっぷり出してすっきりしなさい。赤ちゃん出来ても気にしなくていいからね」
「は、はい。先生のおまんこに種付けするって常識ですもんね!」

 羞恥心からなのか先生の顔がついに朱に染まった。
 本来ならイヤイヤする真理先生も拒否反応を示さないのでちょっとびっくりだが、それはそれでしめたもの。いやいやされるよりも了解の方がいい。

 スラリとした白い両足を肩に乗せ、上からプレスするように圧し掛かって種付け射精するために本格的に腰をカクカク振りはじめる。
 先生と視線を合わせ口元を吊り上げると、無我夢中で腰を高速で振って雄叫びをあげた。

「で、でるっ!!真理せんせいのおまんこに出るぅうううううぅぅぅぅ──!!」
「んんっ……!」

 腹の底から叫んだ僕と、押し殺したような小さな声をあげたマリー。
 声が重なった瞬間。初めての共同作業は始まった。

 どぴゅっ!!どぴゅっ!!どびゅるるうううぅぅぅ~~~!!びゅるるるぅぅぅ~~~!!

 ダムが決壊するように精子が解き放たれ、ズップリ膣に嵌ったちんぽを通ってピンクの膣内にゼリー状の白い液体が吐き出される。全身が痙攣し、何度も小刻みに腰を振りながら容赦なくどんどん精子を送り込む。

 出てるっ!
 間違いなく憧れの真理先生のおまんこにっ!!

 オスとして真理先生を抱いたのだっ!!
 夢なら覚めないでくれ!

 さすがにマリーは初めてのせいか僕をリードしてくれる余裕がなかったが、ここまで欲望が満たされると満足だ。
 僕は荒い息を吐くと、唾液塗れになった真理先生の乳房を無造作に掴んでふるりと震えた乳首をペロリと舐め、口元を悪人のように歪める。

「せんせい、精子と卵子が合体するまで逃がしませんからね」

 真理先生にとってはまさに聞きたくない言葉だっただろう。
 再び腰を振りはじめた僕に、抵抗出来ない先生はただ身体を委ね目を瞑るのだった。



 3日後の昼──。
 高級宿ジャステスで真理先生と交尾を終えた僕は、満足気に身支度を整えていた。
 この3日間は充実の日々だった。昼夜問わずぐっぽぐっぽと泡立つ精子入りまんこにちんぽを出し入れさせ、これでもかとザーメンを遠慮なく出しまくった。
 妊娠したのかは不明だが、これだけやれば十分だろうと他の宿に置いてきたリフィナが心配になったので、一端やめることにしたのだ。

「マリーついてきて」

 娼婦であるためか、街に戻りますと口にしたマリーを引き留める。
 まだまだやり足りないので、解放する気がまったくない。
 真理先生がいたということはもしかしたら他にもプレイヤーがいる可能性がある。考えたくもないが娼婦のプレイヤーである真理先生が他のプレイヤーに買われる可能性だってあるのだ。絶対にそれは避けねばならない。

 僕はどうやって真理先生を仲間に引き入れるか考える。リフィナと違ってあんなに抱いたのに職業が奴隷にならず僕に従わない。
 娼婦という肩書が邪魔してるのか、僕のモノにならないのだ。

 身支度を整えると、出会った時のように勇者に対する態度に戻ったマリーを連れてリフィナがいる宿に向かって歩き出す。
 一週間ほどの宿賃は払ってるし、リフィナはご飯や水を必要としないから大丈夫。
 言いつけ通りちゃんと部屋で待ってれば問題ないだろう……。多分。

 夢中になりすぎたことを若干悔やみつつ、自然と足が速くなり宿に戻るのだった。


「ただいま、ちゃんと待っていたか?」

 マリーを連れて宿に戻ると、リフィナはちゃんと部屋のベッドで腰をかけていた。
 僕が部屋に入ると、顔を向けて立ちあがって近づいてくる。
 その瞳には明らかに嬉しさと不満が入り混じっており、ちょっと可愛らしい。

 なんか知らないけどペットが帰って来たご主人さまを出迎えるのを思い出した。
 喋れないけど心配かけちゃったな。
 詫びるように頭を撫でてやると、リフィナは目を細めた。

 そして背後のマリーを思いだし、紹介をする。

「リフィナ、この人はマリーだ。彼女は僕の……」

 なんて言うつもりだ。言葉を途切れさせて思考する。
 娼婦?奴隷?いや、そう言っては駄目な気がする。さすがに先生だしな……。
 だからといってなんて言ったらいいか……。

 僕はリフィナのじとっとした視線に耐えきれず、苦し紛れに咄嗟に頭に浮かんだ言葉を口にした。

「か、彼女は……そ、そう。教師!僕とリフィナの教師だ!!」
「わたしが教師……?」

 少し驚いた声でマリーが僕に聞き返す。

「そうっ!教師だよ。僕とリフィナの先生であり仲間だ。この世界のことを色々教えてほしい……」

 もうやけだとばかりにそれを押し通す。どっちにしろ仲間にするつもりだったんだ。
 ゲームの世界だろうし適当でいいだろ。先生も自由意思じゃないし。

 マリーはそれを聞くと、嬉しそうに微笑んだ。

「わかったわ。わたし頑張るね。ふたりに色々教えてあげる。この世界のこと知ってる限りね」









 名前:佐山 亮
 性別:男
 年齢:16
 性格:悪

 レベル:12
 HP:91/92
 力:25
 知力:14
 早さ:21
 体力:22
 運:8

 スキル
 なし



 名前:リフィナ
 性別:女
 年齢:15
 性格:善

 レベル:10 職業:奴隷
 HP:49/49
 力:9
 知力:20
 早さ:8
 体力:9
 運:7

 スキル
 料理:3 剣:1

 親密度 ☆☆★★★











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  1. 2018/12/13(木) 18:04:53|
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ntr属性なのに超純愛ゲーをやって自己嫌悪になった男。リハビリのために小説を書いてます。
ほぼ賢者モードで書いてるので期待しないでください。

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