7月18日 日曜日 午前9時35分 体育館前 藤乃宮遥
今日は、いよいよバスケ部の試合とサッカー部の試合の日だ。
天気も晴天に恵まれ、人気競技の試合が2つも予定されているせいか、休日にも関わらず沢山の生徒が登校している。
どっちの試合も勝ってほしいけど、どちらも相手が強豪校らしいので、
勝敗はともかく、自分の力を出し切って頑張ってほしいものだ。
私は学校に登校すると、試合まで少し時間があるのを確かめ、自動販売機でジュースを買おうと食堂に足を向ける。
お弁当を作るのに手間取り、結構慌てて来たため喉が渇いていたからだ。
そうして私は玄関を出て、自動販売機の前に立ったところで、
突然腕がグイッ!と引かれた。
「……っ!?」
「ごめん遥ちゃん脅かせて!ちょっと時間ないから早くこっちに来て!」
私の腕を引っ張ったのは、ユニフォーム姿の春山くんだった。彼は焦ったように私の手首を掴んで人気のない方へ引っ張っていこうとする。
人目がないとはいえ、なかなか大胆な行動でびっくりだ。
「ちょっ、ちょっと、なんなのよ! それになんでここに啓介くんがいるの!? もうすぐ試合だよ!」
「いいから!いいから!」
彼は意に介した様子もなく、力強く引っ張るだけである。
(もうなんなのよ。いったい……)
私は呆れながらも、彼に引っ張られるまま人気のない倉庫へと連れて行かれた。
彼は、倉庫に着くと、いつのまにこんな倉庫のカギを手に入れたのか。と疑問に思う間もなく倉庫の鍵を閉め、
私に向き合うと、いきなり自分の短パンをトランクスごとおろした。
「きゃあ、ちょっと試合前に何やってるのよ!」
「ちょっと溜まっちゃってて、遥ちゃんお願い口で抜いて! 抜かないと試合で実力が発揮できなくて負けちゃう!」
呆れて溜息をつく私の顔の前で、両手を重ねてお願いする啓介くん。
彼は返事をする間もなく、私の身体を掴んで強引にしゃがみこませると、グイグイと私の頭を掴んでおちんちんを頬に押し付けてくる。
「も、もう!わかったから抜いてあげるから押し付けるのはやめてっ!」
「じゃあ、早く咥えて!時間ないから、速攻で遥の口で抜かないと!」
なんとか引き離したのもつかの間、
少し開いた私の口の中に素早く、自分のおちんちんをねじりこむ啓介くん。すごく強引だ。
「うぶぅっ!!」
強引に入れられた為、思わず咽てしまいそうになるが、彼は私のことなどおかまいなしに腰を振り始める。
「はるか、最初から全力だから!吸って吸って!!」
私の頭を掴んでガンガン喉奥を突きまくりながら言う啓介くんは、雄叫びをあげながら卑猥なことを口走りはじめる。
「はるかの口まんこでオナニーしまくり!いつでもどこでも出しまくり!!」
(う、ぶぅ……ちょっ、ちょっと…もごぉ……な、なに言って…るのよ!…学校で!)
いいように口内を蹂躙されながら、視線だけでも抗議しようと向けようとするが、顔を上げる間もなく彼の陰毛が押し付けられるので、それどころではない。
「ああ、きたきたきた!さすが俺の勝利の女神・はるかの口まんこ!もう精子でそっ!」
(なっ!白い液じゃないの!?)
思わず目を見開くが、その瞬間、唇をズポズポ通っている彼のおちんの竿がぶるりと震えた!
どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅうううううううううううううぅぅぅぅーーー!!
(んーーーー!!)
私の喉奥で亀頭が弾け、そのままおちんちんに精子を飲み干すよう強制されてしまう。
わずかながらの嫌悪感を感じた私は、必死に顔をのけぞらせて吐き出そうとするが、
その抵抗も空しくしっかり頭を押さえられ、そのまま渇いた喉を潤すように彼の精子をゴクリゴクリと喉を鳴らして飲み干してしまった。
「な、なに当たり前のように精液を口の中に出しちゃってるのよ!飲んじゃったじゃない!」
事後、白い液を出すものとばかり思っていた私は、啓介くんが精液を出すとは思わず少し咽ながら睨んだ。
「いやー、だって最初に言ったでしょ、溜まってるって。別に白い液とは言ってないしぃ」
(こ、こ、この男は~!)
上手くいったとばかりニヤつく春山くんと、全身で怒りを表す私。
「でもこれで試合にも勝てるし、得点王もばっちり取れそうだよ」
トランクスを履いて自信満々に宣言した啓介くん。
それを見た私はつい意地悪を言ってしまう。
「いくらなんでも無理だよ。だって相手の高校ってすごく強いんだよね。絶対無理だよ」
「いーや、絶対に俺はチームを勝利に導いて得点王も取るよ」
「絶対無理!」
「絶対勝つ!」
「絶対無理!」
互いに言い合う私たち。
「ふ~ん、なるほど、そこまで言い切るなら、もちろん勝ったらご褒美だよね。
勝ったら、はるかのおまんこに1日中精液出しまくるからね。それでもいいよね?」
お互い一歩も引かず、押し問答になった末に持ち出した彼の賭け。
いきなりの提案に私は言葉を失い押し黙る。
「あれ~自信ないのかな?はるかちゃんは」
挑発するようにおどけた声をあげた啓介くん。私は思わず売り言葉に買い言葉で答えてしまう。
「わかったわよ。だけど試合に負けたら昼食を2週間おごりだからねっ!」
「よしっ…そっちこそ約束を忘れるなよ!」
こうして私と啓介くんの賭けは成立した。彼は試合に出るために慌てて倉庫を出て行き、私も倉庫の鍵を閉め体育館に向かうのだった。
体育館は練習試合というのにすごい観客だった。対戦相手が有名な強豪校だからだろうか?やけに女子生徒の姿が目に付く。
私は試合が見えるコートの端で体育座りすると試合が始まるのを待った。
試合が始まるとすぐに私の考えが間違いだったのに気づいた。この沢山の女子生徒たちの目的は啓介くんだったのだ。
素人である私の目にも分かる。啓介くんのプレイは別格だ。チームメイトはもちろん対戦相手の誰よりも上手い。
(あんなに上手なのに必死になってボールを追いかけてコートを転んで…。
そんなに、私のおまんこに精液出したいんだ。。)
ボールを必死に追いかける春山くんを見たその瞬間、私は自分の子宮が疼きあそこからえっちな液が滲み出てくるのを感じた。
観客の誰もが視線を向けるコートの中のヒーロー。黄色い声援をあげて啓介くん応援する女子生徒たち。
シュートを決めるたびに、観客は惜しみない拍手を送る。
彼がこんなに頑張っているのは勝ちたいという気持ちも勿論あるだろうが、
一番大きな理由は、賭けに勝って私を抱くということなのだ。だって彼は、ゴールを決める度に、私にギラギラした獣のような視線を向けるのだから。
どんどん愛液が溢れパンツを濡らす面積が広がっていく。試合が終わる頃には、もうこのパンツは使えないと思った。
そうして彼は、この試合に勝つことはもちろん、得点王、試合のMVPにまで選出され、文字通りの英雄となった。
───試合後。
私は乱暴に押し込められるようにして体育祭準備室に連れてこられた。
お互い何も言わない。
バタンと扉が閉まるやいなや、私たちは荒い息を吐きながらもどかしいように自分の服を倉庫に脱ぎ捨てる。
発情しきっていた私は、制服のスカートとパンツを何のためらいもなく脱ぎ捨てると、誰に言われるまでもなく窓のへりに両手をつきお尻を啓介くんに向けて突きだす。
はやくはやくとせがむように、女性特有の丸みを帯びた尻を左右に振って啓介くんを挑発する。
普段ならこのあたりで軽口の一つでも出てるのだろうが、興奮しきった私たちにそんな余裕はない。啓介くんは暗黙の了解のように全裸になり、無言で私の白いお尻に飛びついた。
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン……!!
荒い息を吐きながら立ちバックで私と繋がっている啓介くんは、不満なのか、無言で私の胸元の赤いリボンを毟りとり、続けて制服の襟首に手をかけビリビリに引き裂いてブラジャーごと剥ぎとっていく。
明らかに異常な行動だが、私は何も言わずに受け入れる。なぜなら彼は勝者、私は賭けに負けた敗者だからだ。
上半身があっというまに生まれたまんまの姿となり、ポロンと形のいい乳房が顔をのぞかせる。
後ろから突きながら、啓介くんはこれまでにないような荒々しさで私の乳房を揉み下し、桜色の乳首を引っ張るようにして伸ばす。
「犯す!はるかっ!俺はこれからお前を犯しまくる!」
「あぁ、犯して!私をめちゃくちゃに犯して!熱い精子を中に出しまくって!!」
私は背をエビぞりのように反らして叫んだ。
啓介くんは、これから1日かけて私の身体を弄び、何度も何度も熱い精を膣に浴びせるだろう。
私の頭の中からは完全に幸太くんの応援という、二文字は消えていた。
・・・・・・・・・・・・・・・
「おい。幸太! 試合が始まるぞ。早く整列しろよ」
「わかった。すぐ行くよ」
試合開始の11時。グラウンド。
客がそれなりに埋まっている観客席を眺めながら、僕は遥の姿を追い求めていた。
今日のために用意された新しいユニフォーム。背中には背番号9の文字が躍る。
文字通りのエース。点取り屋として期待された僕が背負う番号だ。
(はるかちゃんどこにいるんだろ……)
ウォーミングアップを終え、整列に向かう僕は、結局観客席にいる遥の姿を見つけることができなかった。
白い液を出す治療とはちがう本物のSEXに、私はたまらないほど興奮していた。
彼のカリが自分の弱いところを擦るたびに信じられないほどの大きな悦びの声をあげ、一緒になって狂ったようにお尻を振る。
(セックス、セックス、これがセックス! 私は春山くんとセックスしてる。セックスしてるんだ!)
コートのまわりで春山くんを黄色い声で応援していた女子たちの顔を思い出し勝ち誇った気分になる。
春山くんは、あなたたちじゃなく私を選んだの。私のおまんこに精液を出したい為に試合を頑張ったの!
はぁはぁと舌をだらしなく出し、立ちバックで啓介くんにいいように突かれながら、私はそう女子生徒たちに自慢したかった。
もしかしたら今の姿を、自分の尻を抱え込み、必死になって腰を振る啓介の姿を見せつけたかったのかもしれない。
ズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコ……・!
容赦なく杭を打つような激しい突きに、私はメス犬のような鳴き声で答える。
頭の中は、もう絶頂に昇りつめることしか考えていない。
布越しとはいえ、男の欲望の目に晒され続けてきた形のいいロケット型の乳房が、突きに合わせてぶるんぶるんと激しく前後に揺れ、おまんこからは絶えず潮が吹き、我慢汁と一緒に床に水たまりを作る。
快楽が身体を支配し、歓喜という名の叫びを子宮があげた。
2匹の獣は汗だくになり、身体を絡みつかせるように交わりながら、
天国へ、最終段階へとひた走る。
白いくびれを抱え一心不乱に腰を振り、いよいよ種付けに入る啓介!
それと同時に試合会場でもクライマックスを迎えていた。
敵陣でパスをカットした幸太が、シュート体勢に入ったのだ!
そして……!!
「「いけぇーーーーー!!」」
折しも奇跡的に重なった声。
足を振りぬいた幸太と、腰を振りぬいた啓介の声がリンクする!
相手ゴールに勢いよく放たれる幸太の渾身のシュート!
遥の子宮に向けて勢いよく放たれた啓介の元気な精子!
ゴールネットに、ぱしゅっ・・・と音を立てて収まった幸太の一つだけのシュート。
子宮内に、コポリ・・・♥と音を立てて決まった啓介の1億5千万もの精子。
ゴールを決め両手をあげて喜びの雄たけびをあげる幸太。
喜びの雄たけびをあげながらもダメ押しとばかり何億もの精子を数度、子宮に放つ啓介。
ゴールを決めた幸太めがけて集まる数人のチームメイト。
遥の卵子めがけて集まる啓介の数億もの精子たち。
幸太、そして啓介、いったいどちらの喜びのほうが大きかったのだろうか……。
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- 2012/09/08(土) 20:30:19|
- 小説
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