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モブの植木鉢小説館

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4 <傍観者>

次の日。
僕は気が重い心と体を引きずって教室に入った。
昨日のことが思い出されて、あんまり寝ていない。


「おはよう夏雄くん」
「あ、お、おはよう壬生谷さん」

まるで何事もなかったように壬生谷さんが僕に笑顔で挨拶する。
まじまじ見つめても、昨日あったことが、まるでなかったような振る舞いだ。今までの壬生谷さんとなんら変わりはない。

「あ、あのさ……」
「よう!おはようさん」

そこへ登場したのは、赤いギターを抱えた誠斗。こいつも昨日となんらテンションが変わっていない。
馬鹿丸出しだ。


どうなってるんだ? 性欲増大の効果が切れると、記憶まで消えるのか?

そう頭をひねっていると、今度は早季が教室に入ってきた。

「おはよう、渡部さん」
「……………」

僕がいつもどおり挨拶すると、早季は僕から顔を背けて、自分の席に座って俯いた。

「あーあ、仕方ないよな。誰かさんに捧げたかったものを、あんな形でなくしちゃったんだから」
「えっ?」

振り返れば、誠斗がギターを鳴らしながら去っていく。

僕は、呆然と、早季と去っていく誠斗の後ろ姿を交互に見るのだった。


放課後、

早季の様子以外おかしいところが見えなかった僕は、散々悩んだ末、今日も部活をすることにした。
昨日の出来事は確かに辛い。だけどこのままだと、僕は魔法少女に殺されるし、別種のため人間とエッチすることもできない。
それに昨日の性行為で彼らの力が目覚めているか確かめないといけないのだ。

もし目覚めてないにしても、昨日の性欲増大効果は切れてるはずだし今日はあんなことにならないはず。

そう思ってたのだが、


「わるいわるい遅れた」

最後のひとり、渉が遅れて入ってきたことで状況は変わる。
渉は、誠斗が「おまえ遅いぞ!」と言うのを適当にあしらい、座っている早季を後ろから抱きかかえるように座ると、いきなり早季の胸を鷲掴みしながら首筋に舌をはわし始めたのだ。
目を見開く僕。もう効果は切れてるはず。
言葉が咄嗟に出ず、黙って見守っていると、壬生谷さんが渉を注意する。

「ちょっと、やめなさいよ。部活中なんだし」
「うるさいなぁ、早季がえっちしたそうにしてるんだからいいんだよ」

そういうと、渉は早季のスカートの中に右手を突っ込んで手マンを始めた。

「おっ、今日のパンツも白か」
「あっ…あっ…ぁっ…だめ……」

渉の腕の中で、頬を赤く染め、喉を後ろにめいいっぱい逸らし渉の身体に背を預けた早季。
僕の視線に気づくと、渉はニンマリ笑って、早季の耳元でボソボソとなにかを囁く。
何を言ってるのか分からなかったが、とても不快な気分になる。

僕は気分を害した表情を隠さず、渉を見ると。
渉は、主導権を握るように言った。

「部長さんは今日の活動内容決めてないみたいだし、今日も昨日と同じようにセックスを楽しもうぜ」
と、「おりゃあー!!」と言いながら、早季の身体を畳に押し倒した。

「ちょっと、ほんとにやめときなさいよ!」

自分に抱きつこうとした、誠斗を振り払い、立ちあがった壬生谷さん。
振り返って僕をにらむ。

「いいの。こんなこと許しておいて!もうこれ以上、どうなっても知らないよ」

警告するようなまなざし。これが最後の忠告だという声のトーンだ。

「ぼ、ぼくは……」
壬生谷さんと誠斗がこちらに注目しているため、姿を隠しているJBに相談できず
困っていると、さらに事が進んだ渉の声が耳にはいってくる。

「気持ちいいだろ!! ちんぽ欲しくなってきただろ!」

渉の超高速、手マン。
早季のスカートは腰の上まで捲れあがり、あっというまにパンツはぐしょぐしょになり
手首を入れた隙間からはマン汁がぴちゃぴちゃ飛び散る。

「あぁっーーーーー!!」
喉を枯らして叫んだ早季。

「すげー!」
と、隣の誠斗がそれを凝視して感嘆する。

僕は何も考えられず、突っ立ったまま、誠斗と一緒に観客になってしまう。
壬生谷さんは、そんな僕を見て小さく諦めの溜息をつくと、彼女もまた観客となった。

そしてみんなが見守る中、超高速手マンを続けていた渉は、ここらが潮時と一気に早季のパンツを引きおろし和室の隅に放り投げた。
露わになった早季のぐちゃぐちゃまんこ。渉は、僕らの視線に気づくと、早季の股を力強く開いて、まんこをぱっくり指で開け見せつけた。

「これが早季ちゃんのまんこ、昨日ここに精子出しまくったんだぜ!」

おどけ笑いながら早季の両足を後ろから抱え上げ、幼女がおしっこをするような体勢にもっていく。
おまんこは、唾液のようなマン汁がぬらぬら光って真っ赤になっている。

ヒューヒュー!!
ノリのいい誠斗が付き合って口笛を吹かす。
壬生谷さんが「ホント渉くんって鬼畜ね……」と呟きながらも、それを止めようとしない。よく見れば壬生谷さんの口元がほんのわずかに吊り上っている。
早季と僕の目が交わり、早季の目が悲しみに暮れ、僕の心がズキンと痛む。

「さぁ今日も、このぬるぬるまんこに精子だしまくるからねー」

ズボンのファスナーをおろして勃起したちんぽを取り出した渉。
青筋を立てて硬くなったそれは、ビクンと脈打ち、ゆっくりとぱっくり開いた早季のおまんこに近づいていく。



ずぶずぶぶぶぶぶぶぶぶ……

ここまではっきり見たのは初めて、という挿入。
まず茶色の亀頭が膣口を掻き分け中に入っていくと、続けて少し細い竿の部分がどんどん入っていく。
「へへへ……」
得意そうな渉の声が早季の背後から聞こえ、やがてそれは根元までしっかり入り込む。

「すげぇな夏雄みたか? あの凶暴な早季がなんの抵抗もせず、好きでもない男のちんぽの侵入を根元まで許したぞ……」
「………………」

言葉を失う僕。確かに目の前の光景は信じられない。
あの早季がまったく抵抗しないなんて。

呆然とする僕の前で、思い出したように、誠斗が自分の鞄をゴソゴソ漁りはじめた。

「おい、渉。そういえば頼まれたもん持ってきたぞ」
「おう、そういや忘れてたサンキュ」

誠斗が持ってきたのは高そうなシルバーカラーのデジカメとハンドカメラ。これを使って何をするのか簡単に予想できる。

「じゃあ、撮影よろしくな。まずは結合部の激写よろしく!」
「まかせとけって!」

デジカメを構えた誠斗が、うつぶせに寝転び結合部にフラッシュを何回も焚く。
渉が、早季の制服を脱がせながら「今日も俺と気持ちいい想い出つくろうな」と囁いている。

結合部を撮り終わった誠斗が起き上がると、僕と壬生谷さんの顔を見比べて、壬生谷さんにハンドカメラを渡した。

「壬生谷さん、ハンドカメラで早季ちゃんを撮ってくれる? 俺写真の方で忙しいから」

そういって無表情の壬生谷さんにハンドカメラを渡すと、全裸にされた早季の写真をデジカメに記録させる作業を再開する。

「どうする、こんなの渡されちゃったけど?」

なんの感情も籠ってない目で見つめられ、動揺する僕。
今までは壬生谷さんのことしか見えてなかったのに、あの夜の別れがあってから早季のことが気になって仕方ない。

どうする、どうしたい?
凄まじいスピードで問答が頭の中で繰り返される。

止めたい? でも効果が続いていた場合、発狂死する。
でも続いてなかったら? 昨日の繰り返し。
混ざりたい? いや思わない。たぶん彼らはまだ能力者になってない。
JBに聞いたら? いやみんなが見てるところで話しかけられない。

本来なら少し回り道するだけで解決する答えが、焦ってしまって出てこない。

そう、何もここで話しかける必要はない。廊下にでるなりして少し移動してから、JBに話しかけて相談すればいいのだ。
そもそもJBの存在をそこまで隠す必要はない。ここでばらしてしまえば驚いて行為が一端止まるかもしない。
でも、それが出てこない。追い詰められた人間が目の前の事しか視界に入らないのと一緒だ。

「ふぅ……」

壬生谷さんが呆れたように溜息をつき、僕はギクリとする。
僕が壬生谷さんを見つめると、壬生谷さんは突き放すようにして言った。

「わたしも撮影しよっと♪」

あっ…………。

僕に背を向けた壬生谷さんがスキップするように誠斗に近づくと、誠斗に操作の方法を聞いて「フンフン」とうなずいている。
そして一通り説明を聞き終えた壬生谷さんが、ハンドカメラを片手に早季と渉のセックスを撮影し始めた。





「渉くん、一回ちんぽを抜いて。膣内をビデオで撮影させてほしいの」
「おう、そりゃ気づかなかったな」

高校生にしては大きいデカチンを渉は抜くと、ポッカリと開いた穴がレンズの前に晒される。

「へー、これが早季のおまんこの中かぁ、おっきなおちんちん入れられてずいぶん拡がっちゃってるね。でも早季、ちゃんと私が綺麗にとってあげるからね」

光の加減を調整しながら、壬生谷さんはレンズを近づけ奥の奥まで撮影する。

「ねぇ渉くん、ちょっと中に出してない? 奥の方に白いゼリーが映ってるんだけど……」
「マジ? そういやさっきフラッシュ焚かれたとき、キュッてまんこが締まったからな。そんとき漏れちゃったかもな」
「そうなんだぁ、早季っていつもはあんな口調なんだけどマゾなのね」
「そうだな、昨日、こいつを家に連れ込んだとき、言葉攻めしてやったら悦んで鳴いたからな」

へーと撮影しながら壬生谷さんは楽しそうに口元を緩めた。
そして彼女は一通り撮影を終えると、渉に更なる要求をした。

「渉くん、早季をバックで犯して。私の大事な親友が、好きでもない男に中出しされちゃうところを撮たいの……」
「わかった。じゃあ、俺がしっかりとお前の前で早季を犯して、今朝作り立ての新鮮な精子を一滴残らず吐き出すとこをよーく撮っておけ!」

渉は、早季を畳にドンと寝かすと、四つん這いになって尻を高くしてこちらに向けるよう命令する。
快楽の余韻がまだ残ってるのか、ノロノロと起き上がり四つん這いになりお尻をあげる早季。
だが、モタモタしているのが気に入らない渉は、雪のように白い早季の尻をパンっ!と手のひらで叩く。

「遅いぞっ!早季! 罰として今日も超高速ピストンだ!!」
「だ、だめっ!あれはあれだけはだめっ!おまんこが壊れちゃう!」
「うるせー!!」

早季の尻を掴んでドンと畳に膝立ちになった渉は、慣れた様子で、早季のおまんこを一気に奥まで貫いた!!

ズンッ!!
「やああああーーーー!!」

貫かれた瞬間、子供のように身体をくねらせた早季。ひきしまったウェストと綺麗な小桃型のお尻が絶妙なハーモニーを奏で、見ている者を興奮させる。

「いくぜーーー!!射精まで一直線の超高速ピストンだっ!!しっかり撮っとけよぉ!!」

渉が見たこともないような真剣な顔となり、全身に力を込めるように引き締めると、
早季の尻を軽く手で抑え、ガツン!ガツン!と一番奥まで勢いよく突いては引くという、まるで機械のような反復作業を開始する。


「ああーー!!あぁっ!!ああっ!!」

あまりの激しい高速の突きに、早季の身体が激しく前後にぶれ、言葉がどんどん「あっ、ん、あ、ん、あっ」とおかしくなり、
渉もまた、たちまち額から玉のような汗が噴き出て、呼吸も「ふっ、ふっ、ふっ」と荒くなる。

もう、僕には止められない。
僕は観客のひとりであり、止めると言う思考が頭から抜け落ち真っ白になった状態で、ふたりのセックスを固唾を呑んで見守る存在でしかないからだ。

壬生谷さんは余計な口を利かず、撮影に没頭し、誠斗も射精の瞬間を狙ってカメラを絶えず構える。

ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!

「あっ、あっ、ああっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」

ついには早季は手だけでは、姿勢を維持してられず、上半身がペタンと畳についてしまう。
しかし、渉は慣れた様子で、早季の腰の後ろに手を乗せ体重をかけると、早季のお尻をより高くクイッ!と掲げさせる。

「昨日の夜もこうだったんだよ。まっ、今日はよくもった方だけど……なっ」

あんまり余裕がないのか、壬生谷さんの方を向いて話し終えると、すぐさま、早季の尻に視線を落として集中する。
もう、早季の身体は、起き上がる気配を見せない。激しい突きを支えるため、手ではなく、上半身全体で支えている。
渉も、もうそんな早季の意志など存在しないかのように、高くあげられた尻目掛けて腰をパンパン!叩きつけているだけである。
完全に、お尻とまんこにだけ用がある。僕にはそう見えた。


「よし、きたきたきたぁ、ちんぽ汁あがってきたぞぉ! 誠斗ぉ写真頼むぞっ!!」

誠斗は返事を返さず、静かに頷く。誠斗も真剣だ。

「よし、出るっ!!いけえええええええええええーーーーー!!」

パァンッ!!

渉が最後に腰を叩きつけると、早季の尻が波を打つようにぷるん♥と弾けた。

どぴゅうううううううううううぅぅぅぅーーーー!!

放たれた渉の子種汁。全身全霊を込めたそれは、命まで送り込むように
すごい勢いで早季の子宮に侵入する。

「ふあぁ……あっ!」

その熱さを感じたのか、畳につっぷした早季が、尻を震わせ聞いたことのないようなか細い声をあげた。
まるで小さなメス猫がたくましいオス猫に無理やり種付けされたような場面だ。

「すごい、これが渉くんの中出し……」

壬生谷さんが興奮したように、声を震わせ、誠斗がパシャパシャ!と懸命にフラッシュを焚く。

そしてすぐに撮影を終えた誠斗が、いたずらを思いついたように手をマイクに見立てて握りしめると、
渉にインタビューした。

「どうです。早季ちゃんのおまんこは? 気持ちよかったですか?」
「ああ、最高だよ。早季は力ずくで抱いても、まんこはすぐぬるぬるになって締め付けてくるからなっ」

口元に出された手に向かって、渉はこれ以上にない征服欲に満ちた邪悪な笑みを浮かべた。

「そうなんですか。じゃあ、中出しの目的は当然?」
「孕ませる。今日から早季には絶対避妊薬をつかわせねぇ! 絶対、俺の子を孕ませる」

「それは早季ちゃんも幸せもんですね。でも、知ってました? 早季ちゃんって好きな男がいたみたいですよ」

「へーそれは誰だ?」

再び、腰を早季の尻に小さくぶつけながら、壬生谷さんのハンドカメラにピースサインを送る。

「そこまでは知りませんが、もしかしたら身近にいる男かもしれませんね。案外この近くにいたりして」

ニヤリと笑った誠斗。

「ま、早季はもう俺の嫁になったから、誰を好きだろうと関係ないし、あんまりぐだぐだ言うようだったら、グロマンになるまで突きまくって、孕ませてポイっだけどな」
「それは鬼畜ですねぇ、渉さん。早季ちゃんが可哀想だと思わないんですか?」

「ぜーんぜん、俺のちんぽに従わない早季なんて必要ない。でもまぁ早季の身体は、俺を主人と認めてるみたいだから安心だけどな」

そういって渉が視線を落とすと、早季の尻がヒクヒクと余韻を楽しむように卑猥に痙攣していた。

「なっ、これが証拠。現に俺のちんぽを離さないと膣肉が必死に絡みついて、ちょっとずつ先っちょから出てる俺の精子を奥に運んでるし」
「そうなんですか。早季ちゃんって貞操高いと思ってたのに、ビッチだったんですね。ちょっとショックです」
「おいおい、俺の嫁をビッチ呼ばわりはないだろう。これからは俺のちんぽ一筋に生まれ変わるんだから」
「それはそうでした、すいません。ではインタビューを終わります。早季ちゃんの子作り現場におじゃました、リポーターの誠斗でしたー!」

最後に壬生谷さんのカメラにおどけたように手を振って離れた。





ああ、どうしてこうなったんだろうな。

僕がもっと慎重に行動しなかったからだろうな。

視界の先で、先ほどの行為を見て興奮した誠斗が壬生谷さんに抱きつきながら、服を脱がしている。

壬生谷さんは、それを「しょうがないわねぇ」と、受け入れ自分からパンツを脱いでいる。

ああ……。

渉の腰が再び、ぱんぱん!音を鳴らすほど早季の尻に叩きつけられる。
壁際で八の字に足を開いて、壬生谷さんは後ろから誠斗を受け入れた。

僕のまわりで昨日の光景が繰り返される。




「部活誘ってくれてありがとう、わたし、嬉しかったよ!」


あの夜、早季が最後にはにかむようにして照れながら言ったあの言葉が、やけにクリアに脳裏に響いた。

 







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  1. 2012/11/01(木) 11:40:15|
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Author:モブGR
ntr属性なのに超純愛ゲーをやって自己嫌悪になった男。リハビリのために小説を書いてます。
ほぼ賢者モードで書いてるので期待しないでください。

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