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26話 砂の城

勝負の翌日の朝。
僕は身体中の筋肉が悲鳴をあげるのを感じながら、ベッドから上半身を起こした。
昨日は意識を失ったように眠りつづけ、晩御飯すら食べなかった。
僕はお腹が減ったのを感じながら起き上がろうとすると、ベッドの湧きで座り込んで眠っている美奈に気付いて身体の動きを止める。

きっと僕の看病をしてそのまま眠ってしまったんだろう。涎を垂らして幸せそうに寝ている姿から心配をかけたかな?と疑問形を浮かべつつ、起こさないように立ちあがると窓の傍までいってカーテンを少し開く。

外では雀が地面をつつながらチュンチュンと鳴いていた。
昨日の激戦が嘘みたいな静けさだ。

僕は今日もよく晴れそうだと思いながら、再びカーテンを閉める。


僕は勝った。
隼人に勝って、陸上部と千夏先輩を救った。

心の奥底から昨日の興奮と喜びがよみがえり、自然と顔がにやけてしまう。
改めて自分が勝ったんだと、心の奥底から滲み出るような喜びを感じながら自然とグッと拳を握りしめ、小さくよし!と呟く。

僕はふぅと息を軽く吐くと、服を着替えはじめる。
パジャマ姿になってることから、誰かが着替えさせてくれたと思うが、誰が着替えさせてくれたのか考えると恥ずかしくなるので、その考えはやめる。
着替え終わると、僕のベッドの端を枕にしている美奈の肩に上着をかけてやり部屋を出た。

まだ朝の6時。
勝った時からの記憶がないから相当寝ていたのだと分かる。
軽く肩をまわすと筋肉痛の身体を引きずって、食堂前のジュースを買いに行く。
そしてジュースを買って戻ると、美奈が立ったまま僕を待ち受けていた。

「健太、元気になった!」

あっというまに引っ付いてきた美奈を僕は苦笑して受け止める。
衝撃で痛みが走ったが、美奈のまっすぐな気持ちがわかる分、それを拒否するにはいかない。
僕はやんわりと美奈に離れるようにいうと、ベッドの端に座って美奈に僕が意識を失ってからのことを聞く。

するとパジャマに着替えさせてくれたのは千夏先輩と美奈で、服どころか下着まで着替えさせられたと分かって恥ずかしくなる。
しかも美奈が、おちんちんが立ってたよ!って言ったので、もう死にたくなった。

「じゃあ、隼人は大人しくなったのか?」
「うん、すごすごと帰って行ったよ!」

隼人が大人しく帰ったと知ってホッとし、缶ジュースの栓をあげてジュースを口に含む。
色々あったが、あとは記事を上手い事書かせれば一件落着だ。
これで千夏先輩も楽になるだろう。

「でも健太、今日は休んでないと駄目だよ。昨日本当に心配したんだからね!」
「わかってる。無理はしないよ。まだ疲れのこってるからね」

いつのまにこんな気遣いが出来るようになったのかと微笑みながら、美奈の頭を撫でてやる。
ジュースをベッドの横の机に置くと、横になった。

色々話しかけてくるのに相槌うちながら、自然と目を瞑る。
ちょっと動いたのにもう疲れた。
もう少し眠ろう……。













その頃、明け方近くまで隼人と交わっていた千夏は目を覚ました。
隼人の腕を枕に目が覚めた千夏は、まるで世界が変わったように隣で寝ている隼人に視線を送り、隼人の胸に手の平をそっと乗せる。
自分は生まれ変わった。
何が変わったのかまだはっきり分からないが、隼人をとても愛おしく思い、そして隼人についているおちんちんが好きになってしまった。

千夏は隼人の顔からおちんちんに視線をおとすと、おちんちんが大きくなっているのが目に入る。

「ふふっ、抜いてあげないとね」

千夏は隼人を起こさないようそっと起き上がると、おちんちんの根元から先っちょに向けてにツーと舌を這わせ、ペロリと亀頭を舐める。
時間にして朝の6時。
あまり寝ていないが、おちんちんを求める気持ちは人一倍強い。
昨日だけの関係だったが、目が覚めてないなら特別大サービスだ。最後に一回だけ抜いてあげようと考える。

千夏は両手でおちんちんの根元を支えると、唇を尖らせておちんちんを垂直に呑み込んでいく。
頬の内側のぬるりとした部分をおちんちんが通り抜け、根元までおさめると千夏は隼人が起きてないか視線を送る。

(まだ起きてないみたいね)

起きたら終了だからねと内心で決め、千夏は音を立てないようにそっと頭を上下に振っていく。
隼人が喜ぶよう、吸引力を少し強めにし、時折おちんちんを口から出しては亀頭を舌で捏ねくりまわす。
千夏は精一杯愛情をちんぽに注ぎ込み、小さな声でおちんちんに「みるく出していいんだよ♥」と話しかける。

おっぱいをぶらぶら揺らしながら四つん這いになって、フェラする千夏の姿はまさにメスそのものであり、僅か一日にしてセックスの虜になった千夏は立派な穴奴隷だろう。

唇で亀頭を優しく包んで、鈴口から滲み出る我慢汁を吸い取っていると、隼人が目を覚まして千夏はがっかりする。
そしてこんな関係になる前のような凛とした態度で浴衣を着ると、隼人に別れを告げて約束を守ってねと言って部屋を出ようドアノブに手をかけると、

「待てよ」
「あっ……」
千夏は全裸の隼人に後ろから抱きしめられて、動きを止めた。


「……なに?」

昨日と違って心臓がドキドキ高鳴るのを感じながら、感情を出さないように冷たく千夏は言い放つ。

隼人は千夏の身体をまさぐりながら、耳元で囁いた。

「一緒に風呂を入ろうぜ」

千夏の乳首はすでに痛いほど起っていた。





風呂に入ることに決めた2人は、隼人が用意してくれたバスタオルやシャンプーセットを持って一緒に大浴場に向かう。
二人ならんで一緒にお風呂に行く姿は誰かに見られたら、また誤解されそうだったが、幸いにして誰にも見つからなかった。

「誰もいないようだな」

浴室のドアを開けて、隼人は呟く。
千夏の身体をいやらしい目で見つめていることから、何を考えているか千夏には丸わかりである。
だけど千夏は何もいわずにスルリと浴衣を脱ぐと、惜しげもなく裸身を晒して隼人の前に立つ。
頬が赤いことから、千夏がそのような態度をとっても隼人には発情したメスにしか見えない。

隼人は千夏を強い力で腕の中に抱き寄せると、所有物を持って入るように一緒に大浴場に入る。
そしてそのまま千夏を連れて湯船に入った。

「身体洗わないと皆に迷惑よ……」
「これからすることを考えたら一緒だよ」

隼人は千夏の顔を掴むと強引に唇を奪う。
千夏には唇をくっつける意味が何か分からなかったが、舌が口内に入ってくると態度で弱々しい抵抗をみせながら積極的に舌を絡めていく。
こうするとなぜか気持ちよくなって心があったかくなるのだ。

完全に発情したメスはキスをしながら隼人のちんぽを握って軽くしごく。
昨日だけの約束ということはこの時点で頭から吹っ飛んでいる。

「尻を突き出せ」

千夏はお風呂のへりに掴まり、お尻を後ろに突き出してぷかりと湯船にお尻を浮かべる。
期待で胸が膨らみ、膣からはマン汁が溢れだして早くもおまんこはトロトロだ。
隼人はそんな千夏の背後にまわると、無造作にお尻を掴み左右の尻肉を開いてプスリとおちんちんを肉穴に入れていく。

「ぁっ、あぁぁぁぁ……」

おちんちんが奥に入って行くたびに、千夏はせつない声をあげる。
今までのクールな態度はどこへやら、今の千夏はおちんちんが大好きなただのメスだ。

「今日も穴の奥でたっぷりおちんぽみるく出すからな。しっかり受け止めろよ」

返事もまたずに当たり前のように腰をお尻に叩きつけ始める隼人。
千夏も風呂のへりに掴まって前を向いたまま、当たり前のように隼人にお尻を与える。
やはりこの姿は赤ちゃんを作ろうとする新婚夫婦のようだ。

ぱしゃ!ぱしゃ!パンッ!!パンッ!!パァーン!!

ふたりだけの空間に乾いた音と水音が反響するように鳴り、昨日の続きが始まる。
朝からするなんてと千夏は少しだけ思ったが、誰かお風呂に来るかもしれないという興奮でより高まって早くも喘ぎ声が出そうになる。
千夏は身動きせずにおちんちんの突きを全身で受け止め、膣から届く甘い快楽に酔いしれ目を細める。

湯船の波がぱしゃぱしゃと風呂のへりを乗り越え、タイルに落ち、排水口へ流れ込んでいく。

膣は確実に隼人のおちんちんの形に近づき、隼人だけのおまんこになろうとし、子宮はおちんちんの侵入を察して下に降りてくる。

全ては隼人の予定調和。
勝とうが負けようが千夏は隼人のちんぽを受け入れ、赤ちゃんの素を子宮に出される。
こうなることは運命だったのだ。


朝一番の搾りたてのおちんぽみるくが千夏の下腹部を暖かくする。

特に出すと言わずに、おしっこするように当たり前のように中に出す。
小刻みに千夏のお尻に押し付けられる隼人の腰。
密着しながらグイグイとお尻の形は潰れるようにかわり、奥の奥に出される。

千夏はお尻を軽く振って射精の手伝いをし、子宮で赤ちゃんの素を受け止め自然と微笑んでしまう。
なぜか中に出されて嬉しい。自分のおまんこで出してくれて感謝してしまう。

千夏は嬉しさを隠すように、声のトーンを押さえて前を向きながら隼人に冷たく言う。

「中に出してない? 私出していいって許可与えてないんだけど」

あくまでも昨日まで。
ここまでしといて、契約違反だと主張する。

「まだ出してないな。ちょっとだけ漏れたかもしれないけど、出してない範囲だ」
「ふーん、そう。じゃあ、私の勘違いかな」

本当は先ほどの射精で子宮の3分の1が精液で満たされたのに、知らないふりをする二人。
再び動き始める隼人の腰は勢いよく千夏のお尻にぱんぱんと叩きつけられ、千夏も何事もなかったようにそれを受け入れる。
おちんちんを中にいれるのは最後だったのに、いつのまにか中出しされるのが契約違反になりはじめる。

お風呂場での交尾はまだ終わりそうになかった。












その頃、大浴場に向かう人影があった。
言わずと知れた女子部員のふたりだ。
彼女たちは寝汗をかいたので、さっぱりしようと朝早く起きて大浴場にやってきたのだ。

彼女たちは風呂おけを持ちながら、昨日の勝負すごかったねと談笑しながら廊下を歩いて、大浴場の更衣室にはいってくる。彼女たちは浴衣をカゴに入れて裸になると、大浴場に一緒に入った。

「あっ……」

2人は大浴場に入った途端声をあげる。
そこでは湯船につかった千夏先輩が浴槽のへりに掴まってお尻を後ろに突出し、憎っくき隼人が千夏先輩のお尻を両手で鷲掴みにしながら腰を振るという不思議な光景をみたからだ。
不幸中の幸いだったのは、彼女たちは1年C組で健太や隼人の合体は見たことがない。
おまんこにおちんちんを入れることを知っていたが、まさかお風呂でしてると思ってもいなかったので、この光景を不思議に思ってしまったことだ。

「おはようございます、部長」

なんとなく気まずさを感じながら挨拶するふたり。
隼人もいることから声も躊躇いがちだ。

「お、おはよう。ふたりとも」

見られてしまったことで千夏はかぁと顔が羞恥心に染まったが、すぐに落ち着けるように微笑みを浮かべてたどたどしく挨拶をかわすと、焦りながらもさりげなく前を向く。
もちろんその間にも隼人の腰は止まらない。ぱちんぱちんと腰がお尻にリズムよく叩きつけられている。


ふたりは一年だったこともあり、なんとなく何をしているのか聞きづらく、目配せすると身体を洗いにシャワーに向かう。
背後からパンパンという音と共に、腰をふっている苦しそうな隼人の姿が鏡にうつり、気になって仕方がない。
鏡を使って盗み見しながら身体を洗っていると、後ろから聞こえてくるパンパンという音が大きくなり、千夏先輩が口を開けてだらしない表情になっていく。
ふたりは後ろを振り返りたがったが、それを我慢してシャワーで身体の泡を洗い流すと、
丁度流し終わったところでぱぁん!!と大きい音が聞こえて、隼人が先ほどと違って小刻みに腰を振って千夏先輩に腰を深くグイグイ押し付けはじめた。
千夏先輩は目を瞑って気持ちよさそうな顔をして何かを受け止めるように、「んっ!んっ!」と言っている。

ふたりはまるで示し合わせたように頷くと、立ちあがって湯船に向かう。

視線の先では、ふたりがまだ全身を震わせ、隼人が小刻みに腰を振っている。
千夏先輩は口元に笑みを浮かばせ、お尻をヒクヒクさせて、隼人の腰が自分のお尻にピッタリと密着してるのを許している。

ふたりは少し離れた場所からそっと湯船にはいると、黙ったままふたりの方に顔を向ける。


すると、隼人は「2発目ッ!」といいながら再び腰を勢いよく振り子のように振りはじめる。

お風呂のヘリを掴んで四つん這いになった千夏とそのお尻を突きまくる隼人。

千夏のいやらしく垂れ下がった乳房は突かれるたびにお湯の中でもぶるんぶるんと揺れ、部員達の視線を釘付けにさせる。
千夏は見られたものは仕方がない。こうなったら知らないふりをして乗り切ろうと自然な態度を装うが、後輩はやはりそれを見逃してくれないようだ。
口を開いて質問してくる。

「き、気持ちいいんですか?」
「えっ…」

話しかけられて千夏は一瞬だが惚ける。
お尻を後ろに突き出したまま、湯船を波ただせながら隼人にお尻を与えている千夏の姿は妙に色気があり、見る者にとって興奮させる。
だけどそのまま答えるわけにはいかない。
千夏は惚けた頭を振り絞って言い訳を考えた。

「こ、これはちょっとしたトレーニングね。気持ちいいとかそういんじゃないわよ」

なんとか笑顔を浮かべ一年生部員に答える。ほんとはおまんこ気持ちいいとか言っちゃいたいが我慢だ。

「そうなんですか。かわったトレーニングなんですね」

あれほど陸上部と険悪だった隼人に手伝ってもらってトレーニングをするなんてと一年は思ったが、
それを口に出さずに言う。
もしかしたら一件落着したから水を流すって意味で、千夏先輩が隼人にそう申し出たのかもしれない。
千夏先輩の練習は厳しいが、みんなに優しいのだ。隼人も許したのかもしれない。

「そうなの。ちょっと刺激的だけど、カロリーがよく消費されてリラックスできるから……あっ、あん♥」

隼人に背中から圧し掛かられ、顎を肩に乗せられながら乳房を搾乳するように揉まれる姿は、やはり見る者にとっては刺激的だ。
どう見ても気持ちよさそうにしているが、これがリラックスしていることなのかと、1年部員は納得する。
そしてそんなトレーニングなら自分たちもしてみたいと思って、仲直りの意味を込めて隼人に言った。


「私たちもその練習したいんだけどいいかな?」











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ntr属性なのに超純愛ゲーをやって自己嫌悪になった男。リハビリのために小説を書いてます。
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